あづみのの水は、日本じゅうから100の名水をえらぶ「日本の名水100せん」にえらばれています。また、2007年にある新聞社が行った「日本一の名水は?」というアンケートで、一番にえらばれました。
あづみのの水は、北アルプスの山やまにふった雪がとけて、ゆっくりと地下にしみこみ、それが里にわき出たものです。おいしいだけでなく、きれいな水を好むワサビやニジマスを育てるのにも役立っています。
いま、世界では水が足りなくてこまっている人たちがたくさんいます。私たち人間は、水がなければ生きられません。きよらかなあづみのの水は、私たちにとって大切な宝物なのです。
あづみのしは、古くからゆたかな地下水やわき水にまぐまれています。その水はあづみの地域の飲み水や魚の養しょく、農業、わさび栽培など、地域の営みに欠かすことのできない役割を担ってきました。
しかし、この豊富な地下水やわき水にも近ごろ大きな変化が起きています。田んぼを埋めて家が建ったり、飲み水や工場で使うために地下水を利用したりといった、私たちの生活環境の変化によって、地下水やわき水が減っています。さらに、水不足や水の汚染といった課題にも直面しています。
これからもきれいでゆたかな水を使い続けるためにも、みんなで地下水やわき水について考えてみましょう。
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