本文
別冊:安曇野市公民館報第2号
現在、一部地域で運行されている福祉バスを、7月からは、市内全域で運行を開始します。
福祉バスのあらまし
福祉バスは、地域福祉センターなどを利用される、高齢者の移動手段として運行しています。
これまで一部地域で運行していましたが、市内全地域へ運行を拡大し、統一した運行を実施するため、運行方法・内容・回数などの見直しを行いました。
【福祉バスを利用できる人】60歳以上の人
【運行目的】 福祉センターなどの利用のため
【運行方法】 隔週運行(運行する曜日は地域により異なります)
【利用料金】 無料
これに伴い、新たに運行開始、または見直した内容、時刻表をお知らせします。
7月からは、豊科・明科地域でも運行を開始します。利用できる地域福祉センターは次のとおりです。各センターでは、入浴のほか、囲碁・将棋などの趣味などにご利用可能です。
また、8月以降には、穂高老人保健センター便の運行を予定しています。同施設は、有明温泉から引き湯した天然温泉を活用した、市内で唯一の福祉施設です。
いずれも平成24年3月までは試行運行として実施します。
穂高・三郷・堀金地域の福祉バスの運行方法などについて、下表のとおり変更します。皆さまには、ご理解ご協力をお願いします。
問 穂高健康支援センター内 高齢者介護課 (電話81・0731 ファクス81・0703)
市内83区の区長がそれぞれ選出されました。
市区長会長へお話しをうかがうとともに、本年度の市区長会役員と、83区の区長の皆さんを紹介します。(敬称略)
[プロフィル] 平成17年から宮中区区長に就任。平成20年から明科地域区長会長。「区の取り組みを通じ、住民が支え合う心の構築を」と抱負を語ります。
地域活動への参加を通じ、住民が協力して「安心安全に生活ができる」と思うまちにしていくことにあります。自分たちのできる範囲で気負わず仲間と活動することで、生活の基盤づくりができると思います。
区は行政と連携し、さまざまな問題に対処しています。行政の支援を活用し、できることは自ら行う努力が必要です。
合併6年目を迎え、市では条例や制度などが整備され、市として方向性が示されてきました。一方で各地域では歴史的経過のなかで住民自治を進めてきました。各地域が特色を失わず魅力ある地域づくりを展開すれば、今以上に魅力ある安曇野市になると思います。
安心して暮らせる地域社会にするには、人と人との絆を取り戻すことが必要です。「互助・共助・自助」の精神で地域コミュニティーづくり、隣組などの組織強化を目指し、83区の区長さんと共にがんばります。市民の皆さんもぜひ地域活動へ参加をお願いします。
市区長会総会が5月26日、県安曇野庁舎で開かれ、本年度の役員や事業計画などを決めました。市区長会は、市内83区を代表する区長で構成し、共通する課題の情報交換や相互調整などを行っています。
就任あいさつで内川会長は、東日本大震災を取り上げ、「各区で災害時に対応できる地域づくりを進めるため、隣組組織の強化、避難場所などの確認を検討してほしい」と話しました。
新本庁舎の基本設計業務の委託業者を決定するため、5月24日に「安曇野市新本庁舎建設基本設計者審査委員会」を穂高会館で開催しました。
委託業者の決定には、市から与えた課題に対して、最適な提案をした会社に委託する、「公募型プロポーザル・コンペ方式」を採用。当日は第1次審査が行われ、応募のあった代表企業10者、市内企業5者から、それぞれ5者を選定しました。
第2次審査では、1次を通過した代表企業1者と市内企業1者が1つの共同企業体となり、計5つの提案を作成、それを審査します。提案説明とヒアリングは、公開により行います。
【第2次審査の実施日】
※傍聴希望される人は、受け付けで住所、氏名をご記入ください。
平成22年度に実施した職員提案の表彰式を5月24日、穂高交流学習センターみらいで行いました。
職員提案制度は、職員の創意工夫を生かして、住民サービスの向上と活力ある職場づくりを目指すため、毎年実施しています。昨年度は、113件の応募があり、今回、16件が表彰されました。採用となった提案は、随時実施していきます。
また、本年度からは、職員のアイデア提案でなく、職場全体での改善・改革意欲の向上を図る取り組みへ制度を改善して行く予定です。
表彰式終了後、顧客ニーズを掘りおこし、マーケティングに多くの実績がある魚谷雅彦さん(日本コカコーラ株式会社会長)を講師に講演会が行われ、経営者・社員が一体となった企業の取り組みの中から、集まった120人の職員は新たな提案のヒントを探して、熱心にメモを取るなどしていました。
※職員提案の実施内容は市ホームページに掲載しています。
市内に生息する動植物の絶滅危惧種を保護していくための基礎資料を作成する、「安曇野市版レッドデータブック作成委員会」を5月12日、穂高総合支所で開催しました。
これは、平成20年度に策定した「市環境基本計画」と21年度に策定した「市環境行動計画」に基づくもので、作成したレッドータブックを基に、市内に生息する希少種や地域の生態系を明らかにして、市の政策や民間事業者の開発などに反映することを目的としています。
委員は動植物に詳しい有識者8人からなり、会議の冒頭、宮澤市長から委嘱書の交付を受けました。委員長には、信州大学の吉田利男名誉教授が就任しました。
今後、委員会では、本年度中に動物、植物のそれぞれの部会に分かれ、旧町村誌編さん時の調査報告書などをもとに市域全体での分布状況をまとめ、現地調査を行います。
現地調査は、9月までに北アルプスの常念岳、蝶ヶ岳、明科東川手の岩州公園で、「自然環境調査員」の腕章をつけた調査員が実施するほか、調査地の案内や情報提供などは、市民の皆さんと協力して行います。
調査後、選定した絶滅危惧種や希少種一覧の案について、パブリックコメントなどで広く意見を募集した後、平成25年度にレッドデータブックを刊行する予定です。
豊科東小児童クラブの開所式が、5月23日、同校で行われました。
市では各小学校区に1カ所の児童クラブ設置を計画しており、この度、同校の特別支援教室「あずま」増築に伴い、その空き時間を利用して開所しました。これまで豊科東小学校区内には児童クラブがなく、高家児童館内の児童クラブを豊科南小の子どもたちと一緒に利用していました。また、昨年度よりクラブの対象年齢が引き上げられ利用者が増えたため、豊科東小学校区内での開設が望まれていました。
学校施設の活用については、「上川手児童館建設検討会」からの報告や、豊科東小学校の協力により実現したもので、空き時間には校庭などの施設も使用します。運営には市社会福祉協議会があたり、学校と連携しながら運営します。
開所式では、子どもたちの歌や作文が披露され児童のひとり、米澤利菜(豊科東小3年)さんは、「南小の友達と一緒に遊べなくなって寂しいけど、広い校庭でたくさん遊びたい」と話しました。
穂高の観測点で32.0度の真夏日を記録した5月21日、穂高豊里地区で恒例の「あづみ野豊里菜の花まつり」が開催されました。区内には転入者が多く、区民の親ぼくや交流を目的にこの催しが始まり、3回目になります。
今回は、ビフ穂高東約1ヘクタールを同じ区内の13人から土地を無償で借り菜の花を育ててきました。例年5月の連休最終日の開催でしたが、生育の遅れでこの日の開催となり、実行委員長の北澤貞雄区長は、「今日までやきもきしていたが開催できて良かった。多くの区民に参加してもらった」と喜びを話しました。会場では菜の花のてんぷらや、ぬかくどご飯のおにぎり、かき氷などが無料で配られ、多くの親子連れなどでにぎわいました。この後7月ごろ種を収穫し、秋には菜種油をビフ穂高などで販売する予定です。
第32回北信越国民体育大会カヌー競技会が5月22日、明科中川手の龍門渕公園内前川で行われました。大会には、北京五輪代表の矢澤一樹選手(飯田市出身)をはじめ、各県の予選を通過した14人が4種目に参加しました。当日は、時折強い雨が降るあいにくの天候でしたが、チーム関係者やファンが声援を送る中、選手達はコース内に設けられたゲートをいかに早く、正確に通過できるか競い合いました。大会上位入賞者は、10月、山口県で開催される第66回国民体育大会へ出場します。
おひさま推進協議会による特産のワサビを使った新メニューの発表会が5月23日、三郷温のレストランで、地元の調理師の皆さんなどを招待し開かれました。この催しは、NHK連続テレビ小説「おひさま」の放映を機に、地元の食を活性化しようと、市、市商工会、安曇漬物組合、松本大学が提携して開いたものです。
メニューの開発は、松本大学健康栄養学科の学生が担当。合わせる食材には、山菜、信州サーモン、塩丸イカなど、地元の素材や、昔から食べられている素材を使用するなど、工夫が凝らされていました。当日のメニューは、茎を酢飯に混ぜ込んだ「イカめし」や「いなりずし」、わさびの清涼感を生かした「冷製パスタ」、長いもと一緒にした冷たいスープ「ビシソワーズ」、すりおろしたわさびを使ったデザート各種など、約20種類が披露されました。学生たちは、この日の意見をもとにメニュー作りにさらに磨きをかけ、商品化を目指します。
アルプス花街道実行委員会によるマリーゴールドの一斉定植が5月28日、豊科インターから県道田沢柏矢町停車場線の区間などで行われました。今年は、97団体約1,700人が参加、新たに国道147号豊科南中南交差点から西約500メートルの場所でも取り組み、市内10カ所、約10kmの長さで植栽されました。この取り組みは、安曇野を訪れる皆さんを花で迎えようと、市民・企業などが協働で行っています。等々力秀和実行委員長は、「震災でみんなの気持ちが沈んでいる中、花を咲かせることで元気になれば」と話しました。植えられたマリーゴールドは、7月から9月にかけて見ごろを迎えます。
おひさま推進協議会によるソバの種まきが5月25日、堀金烏川のNHK連続テレビ小説「おひさま」ロケ地周辺の国営公園敷地で行われました。この取り組みは、ドラマの放映にあわせ、安曇野らしいビューポイントを整備しようと同協議会が計画したもので、この日はトラクターを使い、夏ソバを約3ヘクタールにまきました。ソバの花は7月上旬から中旬に見ごろを迎えそうです。
5回目となる市公民館大会が5月22日、豊科公民館ホールで開かれ、市内公民館関係者350人が一堂に集いました。功労者表彰や事例発表に続き行われた講演会では、小布施町株式会社桝一市村酒造場代表取締役のセーラ・マリ・カミングスさんをお迎えし、「自ら取り組む地域おこし」と題して講演が行われました。カミングスさんは廃業寸前だった老舗造り酒屋の再建に貢献するとともに、くり菓子や葛飾北斎で知られる小布施町の地域おこしに熱心に取り組まれています。「余裕がないと言わず、自分ができる可能性の枠をもっと広げてみれば」と、志を持つことの大切さを語る前向きな話に、参加者は興味深く耳を傾けていました。
「高遠興津(おきつ)騒動」参加者の募集
江戸時代後期、高遠藩で起き「わらじ騒動」とも呼ばれた百姓一揆とは、どのような一揆であったのか。そしてその結末はどうであったのか。歴史の中に秘められた、権力に立ち向かった農民の姿を訪ねます。
長年、ビーズ作品を制作してきた平林由美さん・田中トキさん・二木豊子さんのアクセサリーやストラップなどの作品を展示します。
※最終日は15時00分まで
「帝銀事件 死刑囚」
市名誉市民である、熊井啓監督のデビュー作「帝銀事件 死刑囚」の上映会を開催します。「社会派」映画監督として高い評価を得た熊井監督の原点をご覧ください。
田淵行男が初めて上高地に足を踏み入れたのは昭和5年夏のこと。以来、大正池など被写体になる豊かな要素をそろえている上高地で、田淵独自の視点を探し、シャッターを押し続けました。今回、田淵が撮影に訪れた場所などを歩き、足跡をたどります。(田淵行男記念館・友の会共催事業)
※友の会会員は1,000円
夏休みの自由研究は、安曇野の生き物をテーマにしてみませんか。
(1) ライトトラップ(昆虫採集)
夜に活動する昆虫の光に集まる習性を利用して、昼間には発見できない昆虫の見つけ方や昆虫標本の作り方を学びます。
(2) 日光写真の作り方講座
感光紙と透明の板だけで、写真を撮ります。フィルムができる前から使われてきた、像を写し取る方法です。田淵行男も本作りにこの日光写真の原理を用いました。
(3) 自然写真の撮り方講座
デジタルカメラを使うと、細かく、そして楽しく生き物の色やかたちを記録することができます。そこで、デジタルカメラの機能を存分に使うコツをお教えします。ご自宅にあるデジタルカメラを持参のうえ、ご参加ください。
野山や川、空き地で遊ぶ子どもたちを見かけることが少なくなったのはいつごろからでしょうか。日本の社会や私たちの暮らしは昭和という時代を境に大きく様変わりしました。懐かしい昭和の子どもたちの暮らしをご覧ください。
※小中生・市内在住の75歳以上の人は無料です。
夏季特別展の展示説明会と、戦時下の紙芝居や、昭和10年代の安曇野の暮らしを描いた絵本の朗読会を開催します。
館職員
村西 京子さん
※入館料が必要になります。
※事前の申し込みは不要です。
夏季特別展にあわせて、学校給食の歴史を振り返ります。誰もが懐かしく思い出す学校給食。ほろ苦い思い出や、楽しかった思い出などとともに実際に自分で作ってみませんか。昭和40年代の学校給食と、現在の特色ある給食を作り、学校給食に込められた願いや歴史を学びます。親子でのご参加も大歓迎です。
夏季特別展にあわせて、昔の暮らしを体験する講座を開催します。
国の重要文化財に指定されている「曽根原家住宅」で、実際に囲炉裏に火をおこし、囲炉裏端で太平洋戦争のころの子どもの暮らしについてお話を聞きます。ほかにも大麦を使った虫かごを作って、昭和の子どもの暮らしを体験します。昼食はぬかくど(昭和の中ごろまで使われた炊飯用のかまど)で炊いたご飯をいただきます。小中学生を対象としますが、親子や大人の参加も大歓迎です。
※豊科郷土博物館は6月27日(月曜日)から29日(水曜日)の間、くん蒸作業のため休館となります。
安曇野高橋節郎記念美術館 電話81・3030 ファクス82・0551
郷土出身の鋳金作家・山本安曇の金工作品と、漆芸家・高橋節郎の漆作品を展示する企画展を開催します。2人は同じ穂高の出身で、ともに現在の東京藝術大学に学び、その後工芸家としての道を歩みました。この展覧会では、彼らの芸術と故郷とのかかわりについて探ります。
※7月15日(金曜日)は展示替のため臨時休館します。
漆の小パネルに、漆芸技法を施してオリジナル作品を制作します。
穂高交流学習センターみらい 電話81・3111 ファクス82・0966
映画館を彩ってきた映画パンフレットは、実は日本の独特な文化の一つと言えるものです。今回の展示会では、市民が収集した昭和30年代以降の洋画・邦画パンフレット数十点を展示します。デザインが特徴的なもの、懐かしいヒット作、名誉市民である熊井啓監督作品のパンフレットなども並びます。
文化課文化振興係 電話62・3090 ファクス62・3525
〒399‐7102
安曇野市明科中川手6824番地1信州安曇野薪能実行委員会事務局(市教育委員会文化課文化振興係)
社会教育課スポーツ振興係 電話62・4565 ファクス62・3525
※3歳未満児、75歳以上の人および遊泳しない付き添いの人は無料です。
※午後3時以降の料金は半額です。
【アルバイトの募集】
プールの監視員と受付員を募集します。
豊科公民館 電話72・2158 ファクス72・6401
現金出納帳を作りながらエクセルの基本操作を習得しよう!
社会教育課社会教育係 電話62・4565 ファクス62・3525
※9月3日、10月8日にも開催します。
社会教育課子ども支援係 電話62・4565 ファクス62・3525
子育て中のお父さんを対象に、わが子へのかかわり方、父親の役割、自然と触れ合う大切さなどを学ぶ講座を開催します。日ごろ、家庭で子どもとのかかわりが少ないお父さん、もっとがんばりたいお父さんにお勧めです。
7月24日(日曜日)、8月21日(日曜日)、
9月11日(日曜日)、10月23日(日曜日)、
11月6日(日曜日)、12月11日(日曜日)、
1月29日(日曜日)、2月26日(日曜日)
再発見!安曇野の文化 その1
文化課文化財保護係 電話62・3090 ファクス62・3525
迦楼羅炎という光背を背負い、忿怒の形相をたたえて仏法を守護する不動明王。田尻区の不動堂に安置されている不動明王立像は、目が赤いことから「目赤不動」と呼ばれて親しまれています。高さは1・87メートルで、不動尊像としては市内最大。脇侍に矜羯羅童子と制叱迦童子を従え、見る者を圧倒します。今から4百年以上前の安土桃山時代の作と伝えられ、火災などの度重なる災難に遭いながらも、地元の人たちの手で守られてきました。毎年5月7日、8日と、11月7日、8日の祭典の日に公開されます。
読み聞かせやおはなし会などを中心とした市の図書館イベント「図書館フェスタ」を
9月10日(土曜日)・11日(日曜日)に開催します。そこで、この中で行うコンサートへの出演者を募集します。
応募資格:図書館フェスタを盛り上げていただける個人または団体。市内または周辺市町村に在住、活動していること。ジャンル、プロ・アマは問いません。アンプなど増幅器を使用しての演奏はご遠慮いただきます。
明科図書館 62・1122 62・1124
「音楽で世界めぐりを楽しむ」と題して、ピアノ:大野一子・バイオリン:近藤聡・ソプラノ声楽:倉科京子・パーカッション:武居善孝による演奏を詩の朗読とともに楽しみます。
三郷図書館 電話76・3078 ファクス76・3077
講師に、元松本市北部公民館長の清沢由之さんを迎え、竹取物語・伊勢物語を中心に学ぶ講座を開講します。
中央図書館 電話84・0111 ファクス84・0116
図書の探し方や図書館での分からない事を解決します。また、もう一歩進んだ図書館の利用法なども紹介。館内見学や普段入ることのできない閉架書庫などへも図書館職員がご案内します。
東日本大震災被災地の復興支援を目的に、岩手県出身の詩人、宮沢賢治の作品の朗読と歌の会が開催されます。
(電話0263・84・0111 ファクス0263・84・0116)
中央図書館おはなしのへや
6・13・20日(各水曜日)10時30分から(乳幼児対象)
中央図書館おはなしのへや
16日(土曜日)
豊科図書館多目的室
08日(金曜日)11時00分から(乳幼児対象)
豊科図書館多目的室
08日(金曜日)16時30分から(乳幼児対象)
三郷公民館児童室
09日(土曜日)10時30分から(乳幼児以上対象)
堀金図書館児童コーナー
(堀金烏川)
物語は、明治の中頃以降、アラスカを舞台に生きた一日本人男性の波乱万丈の生涯を取り上げています。主人公が「遠くを見つめた」との下りでは、その場面の詳述や胸中を文字で表さない技法に想像力をかき立てられ、興味津々の展開を堪能して368ページを読み終えました。
支え合う地域社会を目指し、市民団体が行う自主的で主体的な地域に根ざした市民活動事業を支援する「つながりひろがる地域づくり事業」は、幅広い市民活動事業の輪を広げることを目的とします。本年度も第1次募集で17件が交付決定されていますが、予算額に対して余裕があるため追加募集を行います。詳しくは各総合支所地域支援課まちづくり推進係へお問い合わせください。
市では、市民の行政参画の促進と開かれた市政の実現を目指すため、公文書など情報公開の推進と、個人情報保護の適正な取り扱いを行っています。
平成22年度(平成22年4月から平成23年3月)に市情報公開条例に基づく、公文書の公開請求は、67件ありました。
平成22年度(平成22年4月から平成23年3月)に市個人情報保護条例に基づく、市が保有する個人情報の開示請求は8件ありました。
お詫びと訂正
広報あづみの(6月8日発行)124号
【正しくは】 三郷総合支所内農政課集落支援係
お詫びして訂正します。
問長野県計量検定所(電話47・4006)または
商工労政課商業労政係(電話82・3131 ファクス82・6622)
商品の売買や計量、各種証明行為に使う「はかり」は、2年に1回の定期検査を受ける必要があります。市では本年度、次の日程で定期検査を行います。忘れずに検査を受けてください。
都合がつかない場合は他の市町村会場へ持ち込むか、計量士による代検査により定期検査に代えることもできます。
計量法に基づき有効期間満了となる水道メータの取り替え作業を行います。作業は、市から委託された作業員(市の腕章を着用)が無料で行います。敷地内に立ち入り作業を行いますので、皆さんのご理解とご協力をお願いします。
市町村振興宝くじ「サマ―ジャンボ宝くじ」が全国の宝くじ売り場で発売されます。収益金は、明るく住みよいまちづくりに使われます。
松本税務署(電話32・2790 自動音声案内)
震災により被害を受けた人は、住民税、固定資産税、軽自動車税等地方税などに特例があります。また、国税についても、所得税の軽減や免除が受けられ、税務署で手続を行うことで還付となる場合があるほか、源泉所得税の徴収猶予や還付、廃車となった自動車の重量税の還付などの特例があります。詳しくは、最寄りの税務署にお問い合わせいただくか、国税庁のホームページをご覧ください。
「行政相談」では、皆さんから国の行政機関や独立行政法人および特殊法人などが行っている業務に関する苦情や意見・要望をお聴きし、その解決や実現を図ります。この身近な窓口が総務大臣から委嘱された行政相談委員です。毎月各地域で行政相談を開催していますのでお気軽にご利用ください。なお、相談は無料で秘密は守られます。日程など詳しくは広報あづみの各種相談コーナー(24ページ参照)をご覧ください。
市内各地域の行政相談委員は、次の皆さんです。(敬称略)
平成22年度をもって行政相談委員を退任された宮川辰巳さんが、このほど総務大臣感謝状を受贈されました。宮川さんは、平成5年から18年間にわたり行政相談委員として住民の皆さんの市・県・国の行政に対する意見・要望を受け付け、苦情や困りごとの解決に尽力されました。宮川さんは、「学ぶことも多く、自分のためにもなりました。信頼され喜んでもらえるたびにやりがいを感じました」と受贈の喜びを話しました。
行政相談員の松岡光正さんは、平成17年に同委員となって以降長年にわたり市民の行政に対する意見・要望を受け付け、苦情や困りごとの解決に尽力されました。このほど平成23年度の関東管区行政評価局長表彰を受賞されました。松岡さんは、「寄せられる相談はさまざまですが、今後も経験を生かし、相手の立場に立って考え、相談を受けていきたい」と話しました。
農業委員会事務局では出張相談を次のとおり行います。
※時間はいずれも午前8時30分から午後5時15分
「『食』でHaGuKuMu人づくり」をテーマに、市食育シンポジウムを開催します。スポーツに大切な体作りを食事から考える講演会や、市内で食育に取り組んでいる団体発表など、安曇野の食育について、みんなで考えてみませんか。入場は無料で、どなたでも参加できます。
自然を体験しに観察会へ出掛けてみませんか。財団法人日本自然保護協会主催の「親子を対象とした全国一斉自然かんさつ会・チョウしらべ」にエントリーして、蝶をテーマに自然観察を行います。
※6月27日(月曜日)までに電話でお申し込みください。
生徒たちが心を込めて作った、パウンドケーキやクッキーなどのお菓子や、陶芸品や木工品、レザー製品、ハーブ製品などの販売会です。
「CURE GARDEN結家」は2010年11月、発達障がいをもつ子ども達のための「児童デイサービス」として県から認可を受けた施設です。子どもたちが出店します。小さな子から大人まで楽しめるパーティーです。焼き菓子や新鮮野菜などの販売もあります。
東日本大震災の影響に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故や、中部電力浜岡原子力発電所の運転停止に伴い、この夏の電力の供給不足が予測されています。そこで、この夏の節電について、市民、事業者のそれぞれのお話を紹介します。
電力の3割以上は家庭で使われています。その中でも特に電気消費量が多いのは、エアコン、冷蔵庫、照明、テレビの4つです。(下図)これらをはじめとする家電製品を上手に使うことで、効果的に節電や省エネをすることができます。
エアコン タイマーを使い、こまめにスイッチを切る。外出する場合は直前でなく、早めにスイッチを切る。また、長時間使わない時はプラグを抜くなどしましょう。
冷蔵庫 庫内を冷やしすぎると無駄な電力を消費しますので適温に。また、扉の開閉回数が多くなれば、その分、温度を保とうとして電力を消費します。開閉回数は少なく短くしましょう。
照明 人のいない部屋や廊下はこまめに消灯する。また、照明の間引きや照度の調整をして、必要最小限の明かりを心掛けましょう。テレビ テレビを見ていない時はこまめに消しましょう。また、リモコン待ち状態でもエネルギーを消費しているので、消す時は主電源を切りましょう。
市役所各施設では、より一層の節電に努めるため、クールビズ実施期間の延長。退庁時に事務機器の主電源を切る。必要のない箇所の照明を消灯するなどの取り組みをしています。また、事務室内の室温上昇を抑えるための「緑のカーテン」の普及に力を入れていて、本年は本庁舎や各総合支所など10以上の施設で「ゴーヤ」や「アサガオ」の苗を育てています。
国においても「みんなで節電アクション!」と銘打って、家庭やオフィスでの取り組みを公開しています。詳しくは、環境省ホームページをご覧ください。
市環境基本計画推進委員などで活躍されている望月静美さん(明科中川手)に、ご自宅の節電についてお話を聞きました。
普段使っている照明や電気製品も、使い方を工夫することで確実に消費電力を抑えることができることを、テレビなどの情報番組や環境フェアに参加して知りました。家電で消費電力が高いものといえば、まず、エアコンや冷蔵庫が思い浮かびます。我が家の場合は省エネ住宅のためエアコンはあまり使いません。冷蔵庫は省エネタイプのものに昨年買い替えをしましたので、次に考えたのが照明です。以前からリビングにある照明器具の電球の取り替えや費用が悩みでした。そこで、手元にあるエコポイントに自己負担分を加えて欲しかったLED電球を購入しました。「電球を同程度の光量のLED電球に変えると、消費電力が格段に抑えられ、数が多く、点灯時間が長い場所ほど大きな節約ができます」とお店で説明を受けました。使う側としては、価格面を除けば電球交換の面倒が少なくてすむというメリットもあります。一度に揃えるのは大変なので常に使う場所の電球から変えていくつもりです。家族のライフサイクルが変わり、消費電力が増加している我が家だからこそ、照明はこまめに消すよう心掛けていきたいです。震災以降の電力不足を考慮して、家族皆で節電ができたらと思っています。
※口金が合っていても取り付かない場合がありますので仕様を確認してください。
「涼しく過ごす工夫をすることも大切ですね」と話す中部電力豊科営業所営業課主任の岩倉俊輔さん(堀金烏川)に、この夏の節電について伺いました。
節電は、電気の使用量が供給量を上回らないようにするために行うものです。夏の電力需要のピークは、暑さの厳しい昼間の時間帯。この時間帯にできるだけ電気製品の使用を控えたり、涼しく過ごす工夫をしたりすることが大切なポイントになります。中部電力の供給エリアでも、今年の夏の平日は冷房需要が増え、電力受給が厳しい状況になると予想されます。特に1日の中では午後1時から4時頃に、1週間では月・火・水曜日の電力需要が最も大きくなります。ピーク時の節電にご協力をお願いします。
最も消費電力の大きいエアコンの節電方法としては、設定温度を28度にし、室温の上昇を抑えるために「すだれ」や「よしず」などで窓からの日差しを和らげるのも効果的です。また、冷蔵庫の設定温度は中に調節し、扉を開け閉めする回数を少なくすることも効果的です。節電しながら家電製品を上手に使うポイントを当社ホームページで紹介していますのでご覧ください。なお、過度な節電により熱中症にかかるなど、体調を崩さないよう十分ご注意ください。状況に応じて無理のない範囲で節電していただければと願っています。皆さまにはご不便とご迷惑をお掛けしますが、引き続き節電へのご協力をお願いします。
営業所では、日差しを抑える緑のカーテンを目的に「アサガオ」や「ゴーヤ」を育てています。
7月24日から地上デジタルテレビ放送に移行されます。
買い換えなどで不要となったテレビは、家電リサイクル法に基づいた適正な処分をお願いします。
郵便局または取り扱いのある小売店などで料金を支払い、リサイクル券を用意します。次に不要になったテレビを指定引取場所に持ち込みます。指定引取場所は松本市内にある株式会社花村産業と株式会社日本通運の2カ所です。
小売店に引き取りを申し込むか、「収集運搬許可業者」に引き取りを依頼します。
引き取りを依頼した場合はリサイクル料金の他に運搬料金が別に必要になります。また、豊科・穂高の各リサイクルセンターでは月1回、明科ストックヤードでは奇数月に1回、収集運搬許可業者が粗大ごみを有料で引き取ります。詳しくは「家庭ごみ・資源物収集カレンダー」または「家庭ごみ・資源物出し方の手引き」をご確認ください。
自動車は生活に欠かせない移動手段となっている一方で、不正改造を施された車両により、騒音公害や事故を誘発する恐れがあるなど大変危険です。国土交通省では、不正改造を排除し、車両の安全確保と環境保全を図るため、6月を対策強化月間とし、各種団体と協力しながら「不正改造車を排除する運動」を全国的に展開しています。市民の皆さんも、この機会に不正改造の防止について理解を深めていただき、排除にご協力をお願いします。不正改造車の情報提供・ご相談・お問い合わせは
暴走族加入の防止、指導取締りなど行い、安全で快適な地域の環境を確保するため、家庭・学校・地域・関係機関・団体などで暴走族追放運動を展開します。皆さんのご協力をお願いします。
昨年行われた市国保特定健康診査の結果で、約3割の人が糖尿病予備群であることが分かりました。糖尿病の原因や検査方法などについて、全11回に渡りシリーズで説明します。
HbA1cは血液検査の項目の一つで、血液中の赤血球の中にあるヘモグロビン(酸素を運ぶ蛋白質)とブドウ糖が結びついたものをいいます。数値は全ヘモグロビンの量に対する割合(%)で表します。ヘモグロビンとブドウ糖は長い時間一緒にいることでくっつきます。この性質からHbA1cは1から2カ月の血糖値の平均を示す指標として使われています。血液中のブドウ糖が多い時間が長いほどHbA1cの割合は高くなり、ヘモグロビンの働きが悪くなります。
グラフ1は平成22年度特定健康診査を受診した人のHbA1c値の分布図を示したものです。検査値の正常値は5・2未満ですが、この数値を上回る人がいかに多いかがわかります。
(グラフ1は省略します)
皆さんは、お家で家族と食べるお気に入りの献立はありますか?市では、楽しく食卓を囲めるような、わが家の自慢料理、を募集しました。特別賞に選ばれた5作品のレシピをシリーズでご紹介します。
材料(4人分)かぼちゃ 1月4日個
さつまいも 200グラム
塩 適量
パセリ 適量
A 砂糖 小さじ1、マヨネーズ 大さじ3、生クリーム 大さじ3
おじいちゃんの家で採れたさつまいもとかぼちゃで作る、わが家の定番サラダです。
身近な公園施設として親しまれてきた「室山アグリパーク」。平成4年の開園から20年近くがたち、観光の目玉の遊具撤去や山頂は赤松の成長により自慢の眺めも遮られたりと、その再整備が求められていました。そんな室山アグリパークを、愛着のもてる公園によみがえらせるため、このほど2つの取り組みが行われ「新たな市民の憩いの場」への第一歩が踏み出されました。
室山アグリパーク環境保全型広域観光拠点づくり事業実行委員会(大倉隆雄実行委員長、市商工会三郷支部などで組織)は、「桜・もみじ植栽プロジェクト」を5月15日に開催しました。
これは、旧ボブスレーコース跡地を、春には桜、秋には紅葉の楽しめる遊歩道として、より市民に親しまれる自然公園の一部にするため整備したもので、平成23年度長野県地域発元気づくり支援金が活用されました。
また、公園に愛着を持って成長を見守ってもらおうと参加型にし希望者を募ったところ、この日はファインビュー室山の宿泊客や市民、関係者166人が参加。室山東側の旧リフト乗り場から山頂までの約600メートルに、桜ともみじ80本が植えられました。
参加者は、気温も上がり大変暑く感じる陽気の中、汗をふきながら植え終ると、それぞれ自分の名前やメッセージを書いた木製プレートを取り付け、記念撮影をするなどしていました。
両親や弟と一緒に参加した、三郷小4年の増田 風さんは、「植えるのは少し大変だったけど、咲くのが楽しみ。来年の花の咲くころには、家族みんなで来てみたいです」と話していました。
また三郷中学校PTAでは、これに併せて「東日本大震災復興祈念樹」を登り口に植栽。それぞれの思いが込められました。
パノラマビュー が復活
4月から実施されていた「室山アグリパーク山頂展望広場環境整備事業」が5月末で終了し、広場の東斜面に茂っていた約180本の支障木が伐採されました。それまで山頂広場にある「でいらぼっちゃ展望台」からも見ることができなくなっていた、安曇野の抜群の眺望が帰ってきました。
安曇野や松本を一望できるロケーションという、本来室山が持っていた魅力が復活し、更に植栽プロジェクトの活動などと共に、観光客はもちろん地域、地元の皆さんに長く愛される公園を目指して、室山アグリパークが再生します。
堀金岩原地区にある国営公園事業用地のそばの花が7月上旬から中旬にかけて見ごろを迎えそうです。
※見学の際は国営アルプスあづみの公園第2駐車場をご利用ください。
今年、安曇野はそばイベントがいっぱい。
※イベントの詳細は、広報あづみのなどで随時お知らせします。お楽しみに!!
次回発行は、お知らせ版が7月6日(水曜日)です。
PDF形式のファイルをご覧いただく場合には、Adobe社が提供するAdobe Readerが必要です。
Adobe Readerをお持ちでない方は、バナーのリンク先からダウンロードしてください。(無料)