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平成30年度安曇野市中学生議会は、11月10日(土曜日)に開催を予定しています。
11月10日(土曜日)に開催される「安曇野市中学生議会」に向けて、市内各中学校より18名の生徒が集まり、市政について学習をしています。現在まで3回の学習会を経験してきました。
○協働社会の一員、「自分たちに何かできることはないか?」
人口減少、少子高齢化など社会状況の変化や地方分権の進展、また市民の生活やニーズも多様化してきており、市民も行政も役割分担を明確にしながら、それぞれの責任を果たすまちづくりが求められています。
一方、選挙年齢が満18歳まで引き下げられたことに伴い、小中学生に対しても、政治への関心を高め、主権者としての自覚を促すことが必要になっています。
市では平成25年度から、中学生の目線により斬新な発想やアイデアを今後の協働のまちづくり推進に活かそうと、中学生議会を開催して参りました。中学生自身が、「自分たちに何かできることはないか」という問いのもと市政について学び、自らの考えを深め、議場で提言型の質問をしてきました。
「安曇野市のよさを改めて知ることができた」「人前で話をすることができない私でしたが、中学生議会を通して自分に自信をもつことができた」「学校でも様々なことに挑戦をしてみたい」といった感想から分かるように、市にとっても中学生にとってもこの「中学生議会」は大きな財産となっています。
第6回目となる平成30年度も、これからの市を担う若い世代の更なる成長を期待して、中学生議会を開催します。
○中学生議員委嘱 ○市政全般の説明 ○議員の方からのお話
○意見交換「自分たちに何かできることはないか」ウェビングマップを使って、アイディアを出し合いました。
○中学生議員の振り返り
・初対面で初めはあまり話せなかったけれど、時間が経つにつれて意見や発表の仕方を相談することができました。このような機会があって他校との交流ができるんだなぁと改めて思いました。
・今の安曇野市の現状や課題が再確認できました。自分の考えや課題解決の意見をたくさん出せてよかったです。議員さんのお話も、とてもためになりました。次回も協力しあって、安曇野市をよりよくしていきたいです。
・「安全・安心・快適なまち」と考えると、私は「災害」について考えましたが、他の人からは「防犯」や「交通」という意見が出てきたので、自分の中でも考えやアイディアが広がってよかったです。
○6つのグループに分かれて、それぞれ関係する課の方から説明をして頂きました。
○中学生議員の振り返り
・「健康」というと、若いうちは大丈夫、と思っていたけれど、若いうちから生活習慣を意識して、予防することが大切なのだと知りました。
・全体を通して、課題に対する対策がちゃんとできていてすごいと思いました。
・話が難しくて、提言を考えるのが難しかった。また、提言を思いついても具体的じゃないと採用されないので、具体的で「いいな」と思ってもらえるような輝いた提言を考えるのが大変でした。でも、グループに3人いるので、3人の頭脳でよい案が出たのでよかったです。
11月10日(土曜日)の中学生議会は、午後1時から安曇野市役所3階議場で行います。傍聴席にて傍聴も可能です。また、市役所4階の大会議室にて、議会の様子を放映する予定です。これからの市を担う若い世代の頼もしい姿を、どうぞご覧ください。