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市長定例記者会見 平成27年4月28日

記事ID:0010531 更新日:2015年12月27日更新 印刷ページ表示
  • 平成28年4月28日(火曜日) 午後2時00分から
  • 新本庁舎 共用会議室302

項目

  1. 市役所新本庁舎開庁記念イベントについて
  2. デジタル同報系防災行政無線の開局について
  3. その他(各課からのお知らせ)
    (1)「読書通帳」について
    (2) 春のイベントについて

会見内容

 どうも皆さん、こんにちは。緑も大変濃くなって、初夏を思わせるような天気になってまいりました。北海道では30度を超すというような異常気象が続いているということでございます。本日は、定例の記者会見ということで、マスコミ関係の皆様に大変お世話になっておりますことに、あらためて感謝を申し上げたいと思います。

 いつもどおりの報告でございますが、東日本大震災の義援金ですが、4月24現在で51,480,888円ということでございますし、また、神城断層地震の災害義援金が 149,286円、それから南木曽町の豪雨災害義援金が380,956円ということで、それぞれ市民の皆さん方から浄財として義援金をいただいておるところでございます。

 過日、県議会議員の選挙、あるいは市町村の議会議員の選挙がございましたが、御多分に洩れず、残念ながら安曇野市でも県議会議員選挙の投票率が45.44パーセントという大都市並みの投票率になってしまい、軒並み各地域が50パーセントを切っているという状況で、政治不信もあろうかと思いますけれども、個人の権利を放棄するという残念な結果が生じています。

 市としても、来年の参議院選挙もございますけれども、どのようにして投票率アップに努めるかということは、私どもの市ばかりでなく、全国の自治体、あるいは国に課された大きな課題ではないかというように私は捉えております。
 では、着座にて失礼させていただきます。

1.市役所新本庁舎開庁記念イベントについて

 まず、初めてこの新しい庁舎での記者会見の運びになりましたが、新本庁舎に9箇所に分散しておりましたそれぞれの機能を集約するということで、この連休に引越しをいたしまして、5月7日には開庁する運びになりました。
当日は、関係するそれぞれの皆さんにお集まりをいただき、庁舎の東側正面玄関前においてテープカットを行いまして、8時半からすべての業務を開始する運びとなっております。

 合併以来、市内9カ所に分散しておりました本庁機能が集約され、いよいよ効率的な行財政運営を進めていきます。市民サービスの一層の向上に取り組んでまいりたいというように思っております。昨年は、残念ながら職員の不祥事が相次いだわけでございますが、しっかり魂を入れて、そして職員の意識改革、サービス精神をもって市民の皆さんとより安曇野市の発展のために一体感を作り上げていき、そして安曇野を全国に発信していきたいという、そんな思いでございます。

 職員の皆さんの心合わせを、どのような形でするかということの一環として、この庁舎の使用開始にあたりまして、職員の手によって2階、3階のベランダに花を植えようということで、サフィニアでございますがプランターを配置いたします。外側を囲う材料は、松くい虫の原木を利用させていただくとくことで、新たな庁舎を花で飾って、職員自ら管理をしていただく。そして、市民の憩いの場所としても大いにこの庁舎を市民に活用いただきたいという思いであります。
 また、新本庁舎開庁を記念いたしまして、市役所とその周辺施設におきまして、5月23日土曜日ならびに24日日曜日の2日間に渡りまして、開庁記念イベントを開催いたします。

 このイベントは、市の拠点として、市民の皆様方に長く愛され、親しみやすく、使いやすい市役所を目指しまして、市民の皆さんの財産として、大いに利用いただきたいとの思いから、多くの皆さん方から来ていただいて、見て、触れて、体験して、より親しみをもっていただきたいということで2日間、市役所を開放いたします。

 主なイベントといたしましては、現在、国外の姉妹都市であるオーストリア共和国のクラムザッハ町の皆さんが安曇野市を訪れていただきますので、この開庁イベント期間中に、チロル民族音楽団、「ガンガルビッヒラー」と、あづみ野ジュニアフルートアンサンブル「ハピネス」の皆さんが共演して、チロルの伝統民族音楽のコンサートを2日間行うことになっております。初日は4時半からということでございまして、この西口の玄関を利用させていただきます。
 また、このほかにも、市民の皆様方の参加をいただきながら、数多くのイベントを10周年記念にあわせて予定いたしておりますので、是非、マスコミ関係者の皆様方からもご参加をいただくとともに、報道等を通してお知らせをいただきたいとお願いを申し上げる次第でございます。

2.デジタル同報系防災行政無線の開局について

 続きまして、デジタル同報系防災行政無線の開局についてでございます。
 これまで、同報系防災行政無線は、町村合併以前の旧5町村がそれぞれに整備したものを暫定的に統合して運用をしてまいりました。このたび、アナログ同報系防災行政無線の老朽化が著しく、早期に設備を更新する必要に迫られておりました。

 市におきましては、国が推進する高機能、高品質のデジタル方式への更新によって情報伝達能力を高めることで、市民の皆様方にいち早く的確に情報を伝達できるようにということで、平成25年度から3年をかけまして、デジタル同報系防災行政無線システムを整備し、この5月7日の開庁にあわせて開局の運びとなりました。
 これに先立ちまして、5月7日の午前9時より、新本庁舎2階の無線室おいて関係する皆様方をお招きし、開局式を挙行いたします。セレモニーの主なものは、テープカットと開局宣言放送であります

 デジタル同報系防災行政無線システムは、本庁舎の無線室から押野山の中継局を経由して、市内236箇所の屋外拡声子局及び市内の避難施設となるべき公共施設に配備した戸別の受信機を通じて、素早く情報が伝達されます。
 本システムの適切な運用により、災害時等における迅速な情報収集伝達体制が確立されることになりまして、更なる「安全・安心なまちづくり」の推進に効果を発揮するものと期待をいたしておるところでございます。
 整備の概要等につきましては、お手元に配布させていただきました参考資料等をご覧いただきたいと思います。

3.その他(各課からのお知らせ)

(1)「読書通帳」について

 引き続きまして、読書通帳についてでありますが、安曇野市の図書館では、読書に親しみ、たくさんの本を読んでいただきたいということを目的に、この5月1日から「読書通帳」を配布することにしたところであります。
 この通帳は、安曇野市の図書館利用者カードをお持ちの方で、読書通帳の利用を希望する方であれば、市内の5ヶ所の図書館で受け取れることになっております。
 ただし、三郷の図書館につきましては、公民館の改修、また耐震補強工事に伴いまして現在休館中ですので、7月1日からの配布ということになります。

 この通帳は、読み終わった日、また本の名前、著者名などを書き込むことができますし、図書館や学校で借りた本、自分で買った本、貰った本、読んでもらった本など、何でも記録することができるということで、通帳は100冊で満期ということになっています。満期となった通帳を図書館にお持ちいただければ、新しい通帳をお渡しすることになっております。

 読書通帳の裏表紙にある柔らかく、やさしいタッチのイラストは、安曇野市出身の絵本作家、丸山綾子さんに描いていただいたものでございます。
 この通帳にたくさんの知識や感動を貯めて、「心のアルバム」としてご利用いただきたいというように思います。規格は、A6判サイズということでございます。

(2)春のイベントについて

 続きまして、例年のとおりでございますが、春のイベントについてご案内を申し上げたいと思います。
 春の訪れを知らせる「安曇野市制施行10周年記念第32回早春賦まつり」が、明日4月29日、昭和の日になりますが開催をいたします。

 アルパの演奏や早春賦の大合唱等、穂高川右岸の早春賦歌碑の前で色々な音色が響き渡るということでございます。今年は、開催時間を延長させていただきまして、市内の小学生にも参加いただくなど、内容の充実を図ってまいりました。当日は、市のふるさと観光大使でございます上松美香さんにも会場にお越しいただくことになっております。
 会場内では、地ビールの無料提供、また農産加工品の販売等も行うことになっております。安曇野の爽やかな春風を浴びながら、皆さんに早春賦まつりを大いに楽しんでいただきたいということでございますので、ご参加をお願い申し上げます。

 続きまして、5月4日月曜日、みどりの日でございますが、国営アルプスあづみの公園におきまして、「市制施行10周年記念第11回あづみの公園早春賦音楽祭」が開催されます。
 早春賦の合唱のほか、市内の中学生、高校生らによる吹奏楽の祭典、ゲストの松本市出身のシンガーソングライター「ママノリア」さんのステージなどが計画されております。盛りだくさんな計画でございますが、当日は、園内8箇所のステージから、歌声が響きわたるということでございまして、開放的な広い園内で音楽を聴きながら、1日をお過ごしいただきたいというように思います。

 また、5月5日火曜日、こどもの日、これも恒例でございますが、午前9時半から、豊科交流学習センター「きぼう」多目的交流ホールで、童謡祭りが開催されます。
 今まで、豊科公民館の大ホールで実施しておりましたが、耐震補強中、あるいは改修中ということで、場所を変更させていただきました。
 市の出身の詩人であります、藤森秀夫氏の業績を顕彰したものでございまして、始まった音楽祭も、今年で52回という数を数えることになりました。「めえめえ児山羊」の合唱のほか、小中学生の作詞作曲コンクールの発表、また児童合唱等のステージがあります。こちらの方にも多くの皆さんにお運びをいただきたいというように思います。

 さらに、豊科近代美術館の展覧会のご案内でございます。
 近代美術館では、この4月25日土曜日から6月7日まで、市制施行10周年記念の春の特別展ということで、藤井千秋さんの展覧会、「美術館はオトギノクニ」を開催しております。

 藤井千秋氏は、昭和20年代に雑誌「少女の友」の人気挿し絵作家として活躍し、その後も数多くの絵本の挿し絵を手掛けておいでです。小学館のアンデルセンの名作「にんぎょひめ」の挿し絵は、皆さんもきっと、目にしたことがあろうかと思います。このような図柄だということでございまして、大変子どもさんや女性の皆さんに人気があるというように言われております。会期中は、美術館がオトギノクニということで、多くの皆さんにお楽しみをいただきたいと思います。

 また、豊科近代美術館をはじめ、豊科郷土博物館、田淵行男記念館など、安曇野市の美術館、博物館は、以前から中学生以下の子どもさんたちの入館料を無料となっておりましたが、本年4月1日から、市内在住の満70歳以上の皆さんに対しても入場は無料ということになりましたので、是非、大勢の皆さん方に芸術文化に触れていただきたいと思っておりますので、家族の皆さんともども、お出かけをいただければと思います。

 以上、観光交流促進課、文化課関係の催しを紹介いたしました。是非、こんな機会に、芸術文化に親しんでいただきたいというお願いでございます。
 私の方から用意をさせていただきました会見の内容は以上でございます。
 また、近々開庁を記念するイベントのポスターやチラシができる手はずになっておりますので、それらも利用していただいて、いろいろなイベントの成功に向けてマスコミの皆様方からのご支援とご協力を重ねてお願いを申し上げる次第です。

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