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大谷 茂盛|安曇野ゆかりの先人たち

記事ID:0052071 印刷用ページを表示する 掲載日:2015年10月29日更新

大谷 茂盛
おおたに しげもり

工学博士・東北大学学長。「磁器の焼き付けの研究」を始め、各種の伝熱工学・移動現象工学の研究に専念し、地元企業の育成に努め、また、日本熱物性研究会会長等の要職に就き、学界・官界と事業界との協調に尽力する。

生年月日 1926年(大正15)
没年月日 1990年(平成2)10月15日
関連地域 豊科(真々部)
職業・肩書 工学博士
活躍年 昭和時代
ゆかりの分野 文化(学術・思想)

 

経歴

豊科真々部に生れました。松本中学校(現松本深志高等学校)から山梨工業専門学校(現山梨大学工学部)に進み、1949年(昭和24)に東北大学機械工学科を卒業しました。同大学院第一期特別研究員として、「磁器の焼き付けの研究」を始め、各種の伝熱工学・移動現象工学の研究に専念し、伝熱工学の専門家として知られ、地元企業の育成にも尽力しました。東北大学工学部附属燃焼限界実験施設初代施設長や化学工学協会会長・日本伝熱研究会会長・日本熱物性研究会会長も歴任しました。1989年(平成1)、「伝熱及び燃焼に関する化学工学的研究」により、化学工学協会学術賞を受賞し、同年第16代東北大学学長に就任しました。
1990年(平成2)10月15日、64歳で亡くなりました。

略歴譜

1926年(大正15) 0歳 豊科真々部に生れる。
1949年(昭和24)   東北大学機械工学科を卒業する。
    東北大学大学院第一期特別研究員として、「磁器の焼き付けの研究」を始め、各種の伝熱工学等の研究に専念する。
1960年(昭和35)   東北大学工学部助教授となる。
1961年(昭和36)   「ボイラーの性能とその特性曲面」により、日本機械学会賞を受賞する。
1965年(昭和40)   「粒状物質内における水分移動に関する研究」により、工学博士となる。
1965年(昭和40)   東北大学工学部教授となる。
1982年(昭和57)   東北大学工学部附属燃焼限界実験施設初代施設長に就任する。
1987年(昭和62)   東北大学工学部長となり、化学工学協会会長・日本伝熱研究会会長・日本熱物性研究会会長として、学界・官界と事業界との協調に尽力する。
1989年(平成1)   「伝熱及び燃焼に関する化学工学的研究」により、化学工学協会学術賞を受賞する。
1989年(平成1)   第16代東北大学学長に就任する。
1990年(平成2)10月15日 64歳 亡くなる。

参考文献

豊科町誌 豊科町誌編纂会/編 安曇野市立図書館
山梨大学公式ホームページ    
ウィキペディア「山梨工業専門学校」    
ウィキペディア「山梨大学」    

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