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松くい虫被害のメカニズム

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年10月29日更新

市では、松の木を松枯れ(松くい虫)被害から守るために予防と駆除対策を行っています。
薬剤散布や枯れた松の木の伐倒作業にご理解ご協力をお願いします。

原因

 松くい虫の被害で松が枯れることを、正式な名称で「マツ材線虫病」と呼びます。この病気は「マツノザイセンチュウ」と呼ばれる線虫が松の幹の中で増えることにより水の通り道をふさぎ、松を枯らせてしまうものです。
 マツノザイセンチュウは、自分では元気な松まで移動できません。マツノザイセンチュウを元気な松に媒介する運び屋が「マツノマダラカミキリ」なのです。
この2種類の虫の共同作業が原因で松が枯れます。

マツノザイセンチュウ(病原体)

マツノザイセンチュウ(顕微鏡画像)

長さ1ミリ足らずの小さな線虫。松の材内に侵入して爆発的に増殖し、松は水を吸い上げられなくなることなどにより枯れてしまいます。

マツノマダラカミキリ(媒介昆虫)

マツノマダラカミキリ

カミキリムシの一種で体長は3センチほど。健全な松へマツノザイセンチュウを運びます。

松くい虫発生のメカニズム

松くい虫発生のメカニズム(図解)…春から夏にかけて松の皮を食べるため、マツノマダラカミキリが松にやって来ます。この際、カミキリに乗ってきたマツノザイセンチュウが松に侵入、秋から冬にかけて増殖・繁殖し松を衰弱させます。そこへ成虫となったマツノマダラカミキリが戻り卵を産み、その卵が羽化、マツノマダラカミキリを連れて他の松へ移動し感染を広めます。これが繰り返されることで、松くい虫被害が広がります。

対策

 松くい虫の被害拡大を防ぐには、枯れた松を適期に伐採処理し、病原体である「マツノザイセンチュウ」と運び屋の「マツノマダラカミキリ」の関係を断ち切ることが必要です。そこで、カミキリの産卵場所となる枯れた松を、適正に処理することが予防の第1歩となります。
 市では被害の拡大を防ぐため、伐倒くん蒸処理を行っています。市民の皆さんには、緊急性・重要性をご理解のうえ、ご協力をお願いします。
 また、早期駆除のため、所有者に連絡なく処理を行う場合もありますので、ご了承ください。
 最近では、山林だけでなく庭木、墓地、神社などへも被害が広がっています。大切な松を守るため、薬剤散布、樹幹注入などの予防方法があります。被害の予兆を見つけた際は、下記へご連絡ください。

伐倒くん蒸処理とは

 枯れた松を切り倒し、一定の長さに切りそろえ薬剤をかけてシートで覆う方法です。

問い合わせ

農林部 耕地林務課 林務担当

電話 0263-71-2432  ファックス 0263-71-2507

松本広域森林組合

電話 0263-77-2413  ファックス 0263-77-2635