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安全な避難を心がけるために

印刷用ページを表示する 掲載日:2015年10月29日更新

 科学の発達した現在でも、地震などのあらゆる災害を確実に予測して回避することは困難です。災害に関する正しい知識を身につけるとともに災害発生時に自分で何をしたら良いか、きちんと理解して適切な行動がとれるように日頃から生活の中で意識づけるようにしましょう。

災害に備えて

 家庭で防災について話し合いましょう。
 家族の防災意識を高めるため、家族で防災会議を開きましょう。避難場所や持ち出しの担当などを決めるなどして、定期的な話し合いの積み重ねが、いざというときには適切な行動がとれるようになります。また、家族単位だけでなく、隣組や常会の合同会議がもてれば一層心強いです。
 防災メモを作成して、避難先や連絡先、非常持出品や備蓄品の確認ができるようにし、家族が誰でもわかるとことに置いておきましょう。

みんなで防災訓練をしましょう

 災害時の防災活動は、自治体や消防機関などで全力を挙げて行ないます。しかし、通信手段の混乱や消防力の分散などで、防災活動が十分に行なえないことも考えられます。
 そんなとき、頼りになるのは”ご近所の人たち”です。でも、いざという時に一人ひとりがバラバラの行動をとっていたのでは、せっかくの活動も十分な力を発揮することはできません。
 自分たちの住む地域は自分たちで守るという、自主防災の気持ちが大切です。
 被害を最小限に食い止めるため、地域で防災訓練を計画し、実施しましょう。

我が家や近所の安全チェック

 丈夫な家に住んでいても、家具が倒れたり、物が落ちたりすると、ケガをしたり避難の障害になります。特に背の高いもの、重心の高いもの、2段・3段重ねのものは倒れやすく、転倒防止などの安全対策が必要です。転倒防止はちょっとした工夫や日曜大工程度の作業で行なえます。
 ひごろ生活をしている家のまわりにも、思わぬ危険が潜んでいる場合があります。たとえば、ため池や河川の近くなどに住んでいる人は、土地の特徴を良くつかんでおき、大雨や台風の時には注意しましょう。

大震災に備えて

 私たちが住む地域は、牛伏寺断層を含む、糸魚川―静岡構造線活断層帯 に原因する直下型地震の発生が心配されており、いつ大地震が起きても不思議ではない状況といわれています。安曇野市に暮らす私たちは、災害に対する備えを十分にすることが必要です。

家庭でできる地震対策

  1. 家族の3日分の飲料水・食料を備蓄しましょう。
  2. 家具の転倒・落下を防止するため金具などでしっかり固定しましょう。
  3. 飛散防止フィルムを貼るなどガラスの飛散を防止しましょう。
  4. 重たい荷物は高所に置かず床に置きましょう。
  5. 出入口には荷物を置かず避難口を確保しましょう。
  6. 家族の集合場所・連絡方法等を決めておきましょう。

職場でできる地震対策

  1. 徒歩帰宅に備え履きなれた靴を用意しておきましょう。
  2. チョコレートや飴などの栄養価の高い食べ物を用意しておきましょう。
  3. 実際に歩いて帰宅ルートを確認しておきましょう。
  4. 各事業所ごとに作成する「事業所防災計画」を事前に確認しておきましょう。

震度について

 地震の規模(大きさ)を「マグニチュード」といい、揺れの大きさを「震度」といいます。
 人間の声にたとえれば、話し声の大きさを地震の規模、聞こえた声の大きさを地震の揺れの大きさと考えてみますと、どんな大きな声でも、離れた所で聞けば小さく聞こえます。地震もこれと同じで、大きな地震であっても、発生した場所から遠く離れるほど、揺れは小さくなります。

震度一覧表
震度階級計測震度人間屋内の状況屋外の状況
00.5以下人は揺れを感じない  
10.5から1.5屋内にいる人の一部が、わずかな揺れを感じる。  
21.5から2.5屋内にいる人の多くが、揺れを感じる。眠っている人の一部が、目を覚ます。電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。 
32.5から3.5屋内にいる人のほとんどが揺れを感じる。恐怖感を覚える人もいる。棚にある食器類が、音を立てることがある。電線が少し揺れる。
43.5から4.5かなりの恐怖感があり、一部の人は、身の安全を図ろうとする。眠っている人のほとんどが目を覚ます。つり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。座りの悪い置物が、倒れることがある。電線が大きく揺れる。歩いている人も揺れを感じる。自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。
5弱4.5から5.0多くの人が身の安全を図ろうとする。一部の人は、行動に支障を感じる。つり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、本棚の本が落ちることがある。座りの悪い置物の多くが倒れ、家具が移動することがある。窓ガラスが割れて落ちることがある。電柱が揺れるのがわかる。補強されていないブロック塀が崩れることがある。道路に被害が生じることがある。
5強5.0から5.5非常な恐怖感を感じる。多くの人が、行動に支障を感じる。棚にある食器類、書棚の本の多くが落ちる。テレビが台から落ちることがある。タンスなどの重い家具が倒れることがある。変形によりドアが開かなくなることがある。一部の戸が外れる。補強されていないブロック塀の多くが崩れる。自動販売機が倒れることがある。多くの墓石が倒れる。自動車の運転が困難となり、停止する車が多い。
6弱5.5から6.0立っていることが困難になる。固定していない重い家具の多くが移動、転倒する。開かなくなるドアが多い。かなりの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。
6強6.0から6.5立っていることができず、はわないと動くことができない。固定していない重い家具のほとんどが移動、転倒する。戸が外れて飛ぶことがある。多くの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。
76.5以上揺れにほんろうされ、自分の意思で行動できない。ほとんどの家具が大きく移動し、飛ぶものもある。ほとんどの建物で、壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する。補強されているブロック塀も破損するものがある。

備考1:震度は、地震動の大きさの程度を表すもので、震度計を用いて観測します。この「気象庁震度階級関連解説表」は、ある震度が観測された場合、この周辺で実際にどのような現象や被害が発生するかを示すものです。気象庁が発表する震度は、震度計による観測値であり、この表に記述される現象から決定するものではありません。

風水害に備えて

 私たちが住む地域は、犀川、高瀬川、穂高川をはじめ、中小の河川が合流する場所です。台風や集中豪雨により河川の氾濫等が起きても不思議ではありません。 しかし、これらは突然やってくるわけではなく、直前の準備や備えが災害の防止に役立ちます。日頃から気象情報などに気を配り、風水害に対する備えを十分にすることが必要です。

日頃の備え

  1. 農業用水路や、排水溝(下水溝)のゴミや泥を取り除き、水はけを良くしておきましょう。
  2. 屋根、外壁、窓ガラス、ブロック塀などはふだんから点検しておき、不備な個所は補修しておきましょう。
  3. アンテナ、看板などは、針金などを使って補強しておくとよいでしょう。
  4. 電気の引込線のたるみや破損は、火災や感電の危険がありますので、電力会社に連絡しましょう。
  5. 停電に備えて、懐中電灯や携帯ラジオと、予備の電池を準備しておきましょう。
  6. 住居付近の地形や道路・施設などの状況をよく見て、危険箇所や避難場所を確認しておきましょう。
  7. 冬季、河川への雪捨ては、川から水をあふれさせ、浸水などの被害をもたらすことがありますのでやめましょう。

気象情報に注意を

 注意報や警報は、災害が発生すると予想される場合に発表されます。気象情報に十分注意し、河川の氾濫(はんらん)や土砂崩れ、崖崩れなどによる大きな被害が予想される場合は、万全の対策をとるようにしましょう。
 大雨注意報:大雨によって災害が起こるおそれがあると予想される場合に発表されます。
 大雨警報:大雨によって重大な災害が起こるおそれがあると予想される場合に発表されます。

台風や集中豪雨が発生したら

  1. テレビやラジオで、台風情報や気象情報、防災上の注意事項をよく聞くようにしましょう。
  2. 外出や旅行は、できるだけひかえるようにしましょう。
  3. 停電などに備えて、懐中電灯やラジオをあらかじめ手元に用意しておきましょう。
  4. 植木鉢、物干しざおなど、ベランダにある飛散の危険が高いものは、室内に取り込みましょう。
  5. がけ地付近の人は、大雨が続くと地盤がゆるみ、がけ崩れの起こるおそれがありますので、十分注意しましょう。
  6. 川の近くに住んでいる人は、川の水かさに注意しましょう。

土砂災害について

 危険箇所に指定された区域は台風や集中豪雨・地震によって大きな被害を受けることが考えられます。一般的に、1時間に20ミリ以上、または降り始めから100ミリ以上の雨が続いたら、がけ崩れの危険性が高くなります。梅雨や台風の時期には十分な警戒が必要です。また、土砂災害は、雨がやんでからも発生することがありますので、「沢や井戸の水が濁る。」「地面にひび割れができる。」などの前兆が現れた場合は、警戒や避難をしましょう。

火災に備えて

 私たちの生活になくてはならないものに、「火」があります。料理や暖房、灯りとして使用したり、火は非常に便利なものですが、使い方を間違えたり、うっかり使用したりすると恐ろしい火災に発展します。火災からの被害を最小限にとどめるには、一人一人が火事を起こさないという意識が一番大切です。防火訓練などの各種行事に参加しながら、私たち一人一人が火災予防に取り組みましょう。

火災を出さないために

  1. 寝たばこやたばこの投げ捨てをしない。
  2. ストーブは、燃えやすいものから離れた位置で使用する。
  3. ガスこんろなどのそばを離れるときは、必ず火を消す。
  4. 延焼や放火の防止のためにも家のまわりを整理整頓し燃えやすいものを置かない。
  5. 逃げ遅れを防ぐために、住宅用火災警報器を設置する。
  6. 寝具や衣類からの火災を防ぐために、防炎製品を使用する。
  7. 火災を小さいうちに消すために、住宅用消火器を備える。
  8. お年寄りや身体の不自由な人を守るために、隣近所の協力体制をつくる。

住宅用火災警報器について

 住宅火災による死者数は急増しています。特に死者の半数以上が高齢者となっています。また、死に至った原因の7割は逃げ遅れとなっています。
 アメリカでは住宅用火災警報器等の設置が義務化され21年間で火災による死者数は約半分に減っていることから、警報器を設置することで逃げ遅れを減らすことができます。
 このようなことを踏まえ、住宅火災による死者の発生を低減することを目的とした、消防法の改正が平成16年6月にされ、すべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられ、新築住宅については平成18年の6月1日から、既存住宅については市町村条例で定める日から実施されます。
 設置する場所は、寝室や寝室に隣接し避難に使用する階段などの天井または壁面に設置します。また、火を使う台所も設置に努めるとされています。
 住宅用火災警報器等の設置義務化を契機として、消防署と偽り、不適正な価格での販売を行う悪質な業者による被害が出ていますので気を付けて下さい。(火災警報器は、クーリングオフの対象です。)

住宅用火災警報器に関しての詳しい情報