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4月7日に新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言が発令されてから3週間が経過しました。
国内の状況は、感染者数14,088人、亡くなられた方が、415人に上りましたが、外出自粛等一定の効果も現れ、新規感染者は、減少に転じてきていると認識しております。
市においても、市民の皆さまに対し、3密を避けること、不要不急の外出を控えることなどを繰り返し要請し、また、さらなる感染症拡大を防ぐため、県をまたぐ移動の自粛を呼びかけるとともに、私自身、ホームページでの動画配信や広報車での巡回なども、行ったところであります。
松本圏域では、新たな感染者発生が無いことから、去る28日、感染リスクがレベル1に引き下げられましたが、これまでと同様の感染防止策が求められております。
今後においては、市民の皆様の命を守るため、医療機関が連携して患者の受け入れや検査ができる体制を整え、医療がひっ迫することがないよう、引き続き、関係機関と連携した取り組みを進めてまいります。
なお、国や県からは、今が非常に重要な時期として、接触機会の8割削減を目指した更なる努力、ゴールデンウィーク中の外出自粛が強く要請されています。
本市におきましても、今が正念場と考え、市民の皆さまには、自分の身を守るため、また大切なご家族の命を守るためにも、不要不急の外出の自粛を一層お願いいたします。
また、国は5月6日までの緊急事態宣言を、1カ月程度延長する方針と報道されております。
延長された場合は、市イベントの中止、施設の閉館など現在行っている措置を継続し、感染拡大防止策の徹底をしていきたいと考えております。
自粛の継続など、市民の皆様にはご不便をおかけすることになりますが、市では、新型コロナウイルス感染症への緊急経済対策として、感染拡大防止、生活支援、雇用維持・事業継続などのための補正予算(107億3千6百万円)を取りまとめました。
給付金などの施策を通じて、市民の皆様の安心安全を確保してまいりますので、少しでも早い収束に向け、市民の皆様の一層のご協力をお願いします。
令和2年5月1日
安曇野市新型コロナウイルス感染症対策本部長
安曇野市長 宮澤宗弘