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宮澤宗弘市長からのメッセージを公開しました。
経済や雇用情勢が一段と厳しさを増すなか、安曇野市としても市民の皆さまの家計支援や事業者支援に取り組むことが急務です。国や長野県の経済対策と併せて、安曇野市の単独事業として実施します。
市民の皆様には、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、人との接触機会をできる限り抑制する「徹底した外出自粛」や、「県域をまたいだ移動の自粛」、一部事業者の皆様に対しては「休業や営業時間の短縮」などのご協力をいただいており、改めて感謝申し上げます。
経済や雇用情勢が一段と厳しさを増すなか、市といたしましても市民の皆様の家計支援や事業者支援に取り組むことが急務であり、国、県の経済対策と併せて、市単独で生活支援、産業支援のための事業を実施させていただきます。
主なものといたしましては、国が行う、児童1人につき1万円を給付する「子育て世帯への臨時特別給付金」に加え、市独自で児童1人2万円の上乗せ給付を行います。また、小・中学生の5月分の給食費を全額免除し、子育て世帯を支援します。
また、市民1人当たり10万円を給付する国の特別定額給付金の支払い事務は、オンラインによる受付はすでに始まっていますが、郵送による申請については、申請書を5月19日以降に順次発送いたします。また、水道料金については、1期2カ月分の基本料を減免し、市民の皆様の暮らしを幅広く支えます。
事業者支援といたしましては、県の休業要請に応じた事業者に県と連携して30万円を支給するとともに、要請対象外の営業自粛に協力いただいた事業者へも市独自に10万円を上乗せ支給します。また、5月7日以降も引き続き感染防止策にご協力いただいた事業者には、さらに市独自に10万円を支給いたします。加えて、テイクアウトサービスや家事代行サービスなど事業転換を図った事業者には、1事業者あたり10万円を限度に経費の一部を補助させていただきます。そして、市内の小規模建設業者および小規模事業者の皆様に対し、維持修繕工事の早期発注を行うことで、経済支援を実施してまいります。
先行きが不透明であり、大変厳しい状況下ではありますが、市民の安全、安心と確かな暮らしの確保に向け、引き続き、市内経済や市民生活の状況をしっかりと把握しながら、今後も出来る限りの対策を講じてまいります。
未来ある安曇野を守り、一丸となってこの難局を共に乗り越えましょう。
令和2年5月8日 安曇野市長 宮澤 宗弘