PM2.5(微小粒子状物質)について
印刷用ページを表示する 掲載日:2015年10月29日更新
PM2.5とは
PM2.5とは、Particulate Matter 2.5の略で、粒の直径が2.5マイクロメートル(1マイクロメートルは、1メートルの100万分の1、1ミリメートルの1000分の1)以下の大気中に浮遊する粒子状の物質で、微小粒子状物質とも呼ばれます。
PM2.5は前述のとおり、その粒径が非常に小さいため、肺の奥まで入りやすいことから、健康への影響が心配されています。
その発生源は、砂塵や火山の噴火などからの自然由来のもの、化石燃料の燃焼から生じたものや自動車の排気ガスなどの大気汚染物質が化学反応することにより生じた人工発生源由来のものがあります。
環境基準について
PM2.5については、平成21年9月に環境省により「人の健康を保護する上での望ましい基準」として、以下のように定められています。
「1年の平均濃度が1立方メートルあたり15マイクログラム以下であり、かつ、1日の平均濃度が1立方メートルあたり35マイクログラム以下であること。」
PM2.5の測定について
県内においては、12地点で測定を実施しています。詳しくは、県ホームページをご覧ください。
また、全国の状況については、環境省のホームページをご覧ください。
- 微小粒子状物質の状況(長野県)<外部リンク>
- 微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報(環境省)<外部リンク>
最新の大気汚染の状況
1時間あたりの速報値を見ることができます。ただし、速報値であり、確定値ではありません。
- 大気常時監視局速報値(長野県)<外部リンク>
- 大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君・環境省)<外部リンク>
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