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「暮らしを快適に」と、誇りを持つ 建設業は、やりがいのある仕事

記事ID:0110912 更新日:2024年1月10日更新 印刷用ページを表示する

目標は施工管理技士 入社3年目の女性現場代理人

橋の補修工事を行っている現場で、手際よく職人に指示を出している株式会社堀内組(明科)の大倉さん。7年間務めた介護の仕事から土木女子に転身しました。未知の業界に飛び込んだ大倉さんに、仕事のやりがいや目標を聞きました。

大島和美さん

大倉美保さん 

工事現場のショベルカーなどの重機を見て、 現場で働く人やその仕事に興味を持った。 子どもも手がかからなくなったこともあり、 自分の好きなことに挑戦したいと建設業に飛び込んだ。​

重機への興味から土木の道へ

​昔からショ ベルカーなどの重機に興味があり、 触ってみたい、 乗ってみたいと思っ ていました。そんな話を前の職場の同僚に話したところ、たまたま 同僚のお父さんが堀内組の従業員で、そのご縁から社長につないでもらいました。 面接で 「土木や重機の知識はありませんが、いろんな人が関わり、いろんなものを作っている建設業にとても興味があります」と伝えると、社長はパソコン操作ができるかどうかだけ聞き、 「良かったらうちにおいで。一 緒に働こう」 と、 迎え入れてくれました。​

現場事務所で作業する大倉さん 橋の補修現場

現場で感じる仕事のやりがい

​私に任された仕事は、橋の補修工事の現場代理人。主な仕事は施工経過の記録や書類管理、発注者との打ち合わせなどで、重機に乗るこ とはありませんが、1つの現場の着工からしゅん工までを管理しています。


橋の補修工事は、 同じような工事内容であっ ても現場ごとやることが異なります。 断面修復1つにしても工法が異なり、 橋の下部など目に見えない部分は着手してみないとどうなっているかわかりません。 そのドキドキ感が楽しく、 日を追うごとに橋が修復されていく過程に自分が携わっ ていると思うと、 とてもやりがいを感じます。​

技術者として、いずれ1人で

今の私は技術的なノウハウがなく、いろんな人に助けてもらいながら仕事をしています。失敗して涙したり、 悩んだりすることもありますが、そのたびに「1 ・ 2年やそこらでできることじゃない。ゆっくりやればいい」など笑っ て声を掛けてくれる社長や、言葉は少ないけれど気に掛けてくれる 会社の仲間の存在が励みになります。だからこそ、早く 一 人前の技術者として現場で活躍できるよう、まずは施工管理技士の資格を取り、いずれは1人で現場を切り盛りできるようになりたいです。


建設業は、現場が終わるとそこに新しい構造物ができています。そして多くの人が、自分たちの手掛けたものを使います。だからこそ、仕事をして得られる達成感や満足感は、他の業種と比べ て大きいと感じます。女性が少ない業種ではありますが、私は今、楽しみながら誇りをもっ て働いています。

 

<MEMO>

●施工管理技士
​​施工技術の指導的技術者として、工 事の品質管理などを行う国家資格。
●橋の長寿命化を進める
​市が管理する761もの橋のうち、 今後20年で建設後50年を超える橋の割合が7割を超える。市では、損傷 が大きくなる前に補修などを行い、 橋の長寿命化を進めている。​

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