ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市の紹介 > 市長の部屋 > 市長の部屋 > 市長定例記者会見 平成27年11月25日

本文

市長定例記者会見 平成27年11月25日

記事ID:0010535 更新日:2015年12月30日更新 印刷ページ表示
  • 平成27年11月25日(水曜日) 午後3時30分から
  • 市役所 会議室301

項目

  1. 平成27年度 安曇野市一般会計補正予算(第4号)について
  2. 「光城山1000人SAKURAプロジェクト」植樹事業について
  3. 「歩行型除雪機」の貸与について
  4. 環境マネジメントシステム「エコアクション21」の試行について
  5. その他(各課からのお知らせ)(1)市制施行10周年記念「人権のつどい講演会」について

会見内容

 こんにちは。マスコミ関係の皆さま方には、日ごろ大変お世話になっております。
 定例記者会見ということでございますので、若干の市政についての報告等をさせていただきたいと思います。着座にて失礼をいたします。

1.平成27年度安曇野市一般会計補正予算(第4号)について

 昨日から12月の定例市議会がはじまったところでございます。この中でも説明をさせていただきましたが、27年度の最終の補正予算ということでありまして、市民の皆さまが安全で安心して暮らせるまちの実現というようなことで、補充そして補完が必要になった経費等の追加、さらに社会情勢の変化等によって翌年度の事業実施のために、本年度中に対応が必要になる経費の補正等を基本としたものでございます。補正額は昨日も議会で説明させていただきましたが2,500万円、補正後の予算額で429億2,900万円となりました。
 なお、万円未満は切り捨てとさせていただきますが、歳入につきましては、市税、国県支出金、ふるさと寄附金の追加補正と基金繰入金、市債の減額等でございます。

 歳出の一般管理費については、ふるさと寄附が大変好調に進んでおります。「バイオ」というようなことで返礼品に追加をさせていただきまして、昨日現在で約6億3,000万円、バイオの件数にしては1,473件。1,500件近いものを対応させていただいているということで、大変ありがたく思っております。この寄附金の返礼品の報償費の予算追加と、ふるさと寄附金の基金の積立の追加計上ということで4億円を増額したところであります。

 民生費については、障がい者支援事業について障がい者の自立支援給付費や更生医療費、そして育成医療費の増加というようなことで、8,551万円を追加させていただいたところであります。
 特に、民生費の公立保育園の整備は計画的に進めてまいりましたが、アルプス保育園、あるいは三郷北部保育園の改築工事、そして商工費ですが「しゃくなげの湯整備事業」が3回ほど不落、不調というようなことになりましたけれども、この工事の請負の支払いが翌年度になるということで、債務負担で歳出予算を減額させていただいたところであります。債務負担行為につきましては、ご案内のとおり複数年にまたがる事業ということで追加や変更を行うものであります。

 今回の補正予算では、27年度の計画事業の補完的経費や翌年度の事業実施のために、本年度中に対応が必要となる補正を基本とさせていただきました。
 今申し上げた内容も含めまして、詳細は昨日もお配りをさせていただきました平成27年度一般会計補正予算第4号の概要をご覧いただきたいと思います。

2.「光城山1000人SAKURAプロジェクト」植樹事業について

 今まで続けて実施をしてきた事業でございます。本年は特に市制施行10周年を記念しまして、この11月28日の土曜日ですが、天候が若干心配でありますが、光城山の頂上から2段下がったエリアに、約300本の桜の苗木を植樹することになっております。

 光城山の桜は、毎年「昇り龍」と言われるように、桜の開花が徐々に下から上にのぼっていくということで、全国からも注目をされておりまして、毎年多くの観光客から訪れていただいておりまして、安曇野の観光の一つのスポットでもあります。
 しかし、近年、桜も老木化してきて、花付きが悪いというようなこともございまして、新たな桜の植樹が前々から望まれていましたけれども、市民の皆さん方のご理解ご協力をいただきながら、市民の皆さんが主体となった「光城山1000人SAKURAプロジェクト」を昨年度設置しまして、桜の植樹をつづけてきたところでございまして、周辺の自然環境の保全、歴史文化の伝承、そして里山での散策等も含めて観光スポットの一つにしていきたいというように考えております。
 11月28日の植樹事業、これは雨が降れば翌日にという日程でございますが、8時30分からセレモニーを行いまして、登山口駐車場に昨年も植えましたけれども今年も5本の桜を植え、そして保育園や幼稚園の年長児の皆さんや、小中学生の参加者から事前に「10年後の自分へ」と題した手紙を書いていただき、タイムカプセルに入れて駐車場内に埋設することになっています。10年後、どのようなまちになっているのか、若い皆さんの手紙で確認していただきたいということで、10年後はそれぞれの皆さん方にカプセルに入れた手紙を郵送させていただくことになっております。

 桜の植樹には市民の皆さん約440人が参加をしていただきまして、50組程度に組分けをして、登山をしていただきながら植樹を行います。植樹については、ソメイヨシノに近い、「神代曙(じんだいあけぼの)」という品種の桜の苗木を植えまして、「昇り龍」の再現を目指していくことになりました。

 本年度は300本の植樹ということでございますが、今後は老木となって枯れてしまった桜に代わり、長期的に毎年桜の植樹を続けて、順次苗木を増やしていきたいというように考えております。
 マスコミ関係の皆さま方には、セレモニー時の登山口駐車場、また植樹時には頂上駐車場を確保させていただきますので、ぜひお越しをいただきたいと思います。

3.「歩行型除雪機」の貸与について

 今年は比較的、気候が暖かいわけで山小屋関係者の皆さんにお聞きしましたら、「いつもより山の積雪は大変少ない」というようにお聞きをしております。私どもは、やはり冬は雪がしっかり降って、そして地下水の保全・涵養にもつなげていきたいという思いでございますが、いずれにいたしましても今までの大雪の経験を生かして、この雪便りが聞かれる季節を迎えて、冬期間の道路交通の除雪体制を整えていきたいということで、安曇野建設事務所等と連携をさせていただき、また、市内の建設業関係の皆さまとも連携しながら、市内の幹線道路の除雪体制を整えてまいります。

 降雪に対する準備を進めてきているところでございますが、幅員の狭い身近な生活道路、それから歩道の除雪等については、どうしても住民の皆さま方のご協力をいただかなければならないということでございまして、地域の除雪につきまして、一人ひとりが出来ることをみんなでやる、すなわち協働の精神で、皆さんの力をいただいて地域の絆をより深め、支え合えるまちづくりを目指してまいりたいと思っております。

 こういった中で、今まで各区に除雪機を貸与してございますが、現在までに95台を各区に貸与してまいりました。「市長と語る会」等で、いろいろと希望をお聞きしまして、昨年2月の豪雪の経験を生かしながら各区からの要望を取りまとめまして、今年は新たに「歩行型除雪機」を66台購入させていただき、本日の午前中に、安曇野市防災広場において、豊科・三郷・堀金・明科の4地域、37区の区長さん方からご出席をいただいて、この歩行型除雪機の貸与式を行わせていただいたところでございます。
 また、本日の午後でございますが、穂高支所におきまして、穂高地域の15区の区長の皆さん方にご出席をいただきまして、同じくこの歩行型除雪機の貸与式を実施させていただいたところであります。

 これで、市が区に貸与している除雪機械は合計で161台ということになりまして、おそらく全県下でも160台を超す小型除雪機を貸与しているのは安曇野市だけではないかというようにとらえております。ぜひ、この除雪機を最大限に活用いただくためにも、それぞれの役割分担、そして自主的に除雪活動に取り組んでいただきたいということで、区の皆さんや関係機関の皆さん方のご理解とご協力を賜りたいというように思っております。

4.環境マネジメントシステム「エコアクション21」の試行について

 昨日の行政報告でも、若干申し上げさせていただきました。環境マネジメントシステムの「エコアクション21」を試行的に実施することになりました。
 市においては、省エネルギー、省資源、廃棄物の削減等の取組みによる持続可能な社会の構築ということで、この11月に「「エコアクション21」のキックオフ宣言をしまして、「エコアクション21」の認証登録を目指しておるところであります。

 この「エコアクション21」はご案内のとおり、環境への取り組みを効果的・効率的に行うシステムを構築・運用して、その取組み結果を評価し公表する方法として、環境省が策定したガイドラインに基づく認証・登録制度ということであります。資源を大切にし、環境への負荷を減らしていくことは、地球温暖化を含めて社会全体として取組まなければいけない課題というようにとらえております。

 地球規模での環境問題が一層深刻化する中で、地域における取組み、地味ではありますけれども着実に一歩一歩進めていくことが重要であるという視点から、市が率先して地球温暖化の原因であります、温室効果ガスの排出量の削減をはじめとした環境負荷の低減に努めていくということであります。

 市の職員全員が今まで以上に、環境負荷低減に向けた取組みに参加をしていただきまして、地域の一事業者として市が自らの事業活動を行う上で環境負荷を低減させるとともに、地域の環境保全と創造に向けた取組を進めていかなければいけない。まず足元から固めていきたいというように考えています。
 今回、市が自主的に積極的に環境経営に取り組みながら、環境負荷の継続的な削減に取り組んでいくうえでの基本的方向を明示した「安曇野市環境方針」を定めたところであります。
 今後とも、市民のそれぞれの皆さん方、また、企業の皆さん方も含めて行政と三位一体となって取り組む、環境に配慮したまちづくりを進めてまいりたいと考えておりますのでご支援のほどをお願い申し上げます。

5.その他(各課からのお知らせ)

(1)市制施行10周年記念「人権のつどい講演会」について

 最後になりますが、市制施行10周年記念の「人権のつどい講演会」についてであります。この講演会については、12月4日から10日の間の人権週間に合わせまして、12月6日の日曜日でありますが、午後1時20分から穂高会館講堂におきまして「人権のつどい講演会」を実施させていただく運びとなりました。

 当日は、男女共同参画コミュニケーターの皆さんによる「紙人形劇」、ペープサート、全国中学生人権作文コンテストの優秀作品の表彰式と作文発表を行うことになっております。また、講演会につきましては、俳優であり心理トレーナーとして各地で活躍されております水澤心吾さんをお迎えいたしまして、例年とは若干趣向を変えまして、「決断 命のビザからSEMPO 杉原 千畝物語から」と題した一人芝居を演じて頂くことになっております。

 第2次世界大戦中に数多くのユダヤ人を救った功績は戦後70年となった今も語り継がれ、12月には杉原千畝を題材とした映画も公開されるとお聞きをいたしております。詳細につきましては、お手許のチラシをご覧いただきたいと思います。
 このお知らせにつきましては、11月18日発行の広報「あづみの」のほか、ホームページにも掲載させていただいておりますので、ぜひご覧をいただきたいと思います。
 私からの記者会見の内容については以上でございます。

皆さまのご意見を
お聞かせください

お求めの情報が充分掲載されてましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現は分りやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?