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市長定例記者会見 平成27年8月27日

記事ID:0011536 更新日:2015年12月28日更新 印刷ページ表示
  • 平成27年8月27日(木曜日) 午後2時00分から
  • 市役所 共用会議室302

項目

1 平成26年度決算状況及び健全化判断比率について

2 平成27年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)について

3 その他(各課からのお知らせ)

 (1) 図書館フェスタの開催について

 (2) 長野県立歴史館巡回展「速報 長野県の遺跡発掘2015」協賛展「金印・卑弥呼の時代のお宝 松本平における いのり まつり」について
 (3) あづみ野ガラス工房30周年記念展の開催について

会見内容

 こんにちは。8月も下旬ということで、だいぶ涼しさも増してまいりました。マスコミ関係の皆さま方には、市政全般に対してご支援ご指導をいただいておりますことに、あらためて感謝を申し上げる次第でございます。着座にて失礼をさせていただきます。

1 平成26年度決算状況及び健全化判断比率について

 平成26年度の市の決算状況について申し上げさせていただきたいと思います。
 なお、決算額につきましては、万円未満を切り捨てて申し上げますので、ご承知おきください。一般会計の歳入決算額は435億9,485万円でございまして、前年比7.2パーセントの増ということになりました。また、歳出決算額につきましては423億8,342万円で、前年比6.8パーセント増加しまして、形式の収支額は、12億1,142万円でありました。また、繰越財源を差し引きまして実質収支額につきましては、7億8,097万円となりました。また、特別会計、公営企業会計なども黒字決算でありました。

 決算概要につきましては、地方財政状況調査に基づきまして申し上げさせていただきます。歳入の27.7パーセントを占めます市税の関係でありますが、決算額は120億7,011万円でありまして、前年比で4.8パーセントの増加をみたところであります。続きまして地方交付税は111億8,685万円、前年比で1.6パーセントの減額でありました。

 市債につきましては、歳入決算の18.4パーセントを占めますが、80億2,260万円を発行しまして、前年比は69.2パーセント増であります。
 内訳としては、約57億8千万円が合併特例債で、本庁舎建設の財源として、27億1,490万円を発行いたしました。また、三郷地域の水源転換に係る水道事業会計への出資債、3億8,750万円もこの中に含んでおります。
 なお、臨時財政対策債でございますが、発行可能額を2億7千万円ほど下回る17億円にとどめ、発行残高の抑制に努めましたが、普通会計の市債残高は、10.4パーセント、39億3,886万円増加し、合計で416億6,570万円となりました。

 次に、歳出決算でありますが、款別では民生費、福祉関係の決算額が一番多く、全体の28.3パーセント、119億8,984万円を占めております。2番目が、総務費で18.2パーセント、77億3,091万円の決算額となりました。性質別で見てみますと、本庁舎の建設事業、保育園の建設事業、穂高会館の大規模改造、豊科公民館改修などの事業実施によりまして、投資的経費が、93億7,153万円ということで全体の22.1パーセントを占める結果となりました。

 続きまして平成26年度 決算に基づく安曇野市健全化判断比率について、説明させていただきます。健全化判断比率につきましては、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」第3条第1項の規定によりまして、監査委員の意見を付して議会へ報告し、公表するものであります。

 市の各比率の状況でありますが、黒字決算でありましたので、「実質赤字比率」と「連結実質赤字比率」は算定されませんでした。また、実質公債費比率については10.7パーセントで、1.0パーセントの改善がなされました。将来負担比率は20.0パーセントで、5.1パーセント改善されたという結果であります。
 以上、平成26年度決算状況及び財政健全化判断比率について、説明をさせて頂きました。

 今後とも引き続き市の行政運営にあたりましては、徹底した行財政改革の推進、組織体制の見直しによります効率化、事業の精査、集中化を図る中で、市民の皆さまへの充実したサービス提供を図ってまいりたいというように考えております。
 健全化につきましては、安曇野市の将来を見据えた指針として捉え、健全な財政運営に努めてまいりたいというように考えております。
 なお、説明の詳しい内容につきましては、お配りさせていただきました「平成26年度決算概要」並びに「平成26年度決算に基づく健全化判断比率について」をご覧いただきたいと思います。決算内容につきましては以上でございます。

2 平成27年度安曇野市一般会計補正予算(第3号)について

 平成27年度一般会計補正予算、第3号でありますが、概要について説明させていただきます。今回の補正予算につきましては、本年度下半期に向けまして、経済・社会情勢の変化等により補充、補完が必要になった経費等の追加を基本といたしております。また、地方創生上乗せ分、4事業の追加も行なった結果、補正予算額10億1,600万円、補正後の予算額を429億400万円とするものであります。説明は、万円未満切り捨てとさせていただきます。

 歳入についてでありますが、平成26年度決算に伴う繰越金の追加、普通交付税の算定結果を受けまして確定額の追加、国県支出金等の補正を行うほか、好調な「ふるさと寄附金」の予算追加が主なものであります。

 次に歳出についてであります。総務費の一般管理費では、「ふるさと寄附」が順調なことから、寄附返礼品の報償費予算追加と、今議会へ提出を行なう「ふるさと寄附基金条例」による、基金積立金の新規計上など、4億4,251万円を増額するものであります。また、水資源対策費については、水環境基本計画策定のために、地下水循環構造の見える化に関する調査業務を行うための費用として、1,500万円を追加するものでございます。

 次に、民生費の国保会計繰出金につきましては、国保保険者支援、財政安定化支援制度の基準に基づきまして、繰出額1億4,529万円を追加するものであります。
また、商工費の交流促進事業ですが、来年度開催の第2回大会に向けた安曇野ハーフマラソン大会の補助金で、その準備経費として400万円などを計上するものであります。さらに、商業振興事業は、穂高駅前通り街路灯整備事業などを行うものでありまして、2,052万円を追加するものであります。

 最初に触れさせていただきました地方創生先行型交付金事業といたしまして、企画総務費に、都会からの移住定住受入体制を整える経費として437万円、保健衛生総務費に、不妊治療費の助成として390万円、土木総務費に、建設業技術者資格取得費補助金交付事業として150万円など、合計1,000万円を追加したところであります。
 以上で、今回の一般会計補正予算につきましては、27年度計画事業の補完的経費や新たな課題に対応するための予算追加を主なものとしたところでございます。
 ただ今申し上げました内容も含めまして、詳細につきましては既にお配りをさせていただきました「平成27年度一般会計補正予算(第3号)の概要」をご確認いただきたいと思います。

3 その他(各課からのお知らせ)

(1)図書館フェスタの開催について
 第7回の「図書館フェスタ」については、9月12日の土曜日と13日の日曜日の2日間、穂高交流学習センター「みらい」において開催することになっております。
 図書館フェスタにつきましては、日頃より図書館を利用されている方々はもちろん、今まで図書館を利用されなかった方に対しても、ぜひ図書館を知っていただきたいということで、図書館をPrすることを目的に毎年開催しているものであります。

 初日の12日の土曜日におきましては、図書館フェスタの開会式の中で、安曇野市制施行10周年を記念して「安曇野」をテーマに募集した「図書館川柳」の表彰を行うことになっております。この他にも、安曇野吹奏楽団によるコンサート、図書館フェスタの中で開催するのは初めてとなります「寄席ライブ」を開催するよていになっています。

 また、安曇野農産物の応援キャラクター「あづみからず」に中央図書館長を任命し、図書館長の業務をしていただくことになっておりまして、13日の日曜日には、「となりのせきのますだくん」などで人気の絵本作家、武田 美穂さんの講演会を開催することになっております。

 2日間を通じまして、ボランティア団体による「おはなし会」、カードケース、エコバックの作成体験、「きらきらバッチ」を作るなどのワークショップや、毎年人気の図書のリサイクルコーナーも開催いたします。

 あわせまして、松本山雅との連携事業として、選手のパネル展示や推薦図書の紹介、松本山雅後援会安曇野支部の活動を紹介する展示なども行うことになっています。
 様々なイベントを用意してございますので、大勢の皆さま方のご来館をお待ちを申し上げております。

(2)長野県立歴史館巡回展「速報 長野県の遺跡発掘2015」協賛展「金印・卑弥呼の時代のお宝 松本平における いのり まつり」について
 長野県立歴史館巡回展「速報 長野県の遺跡発掘2015」協賛展「金印・卑弥呼の時代のお宝 松本平における いのり まつり」についてでありますが、安曇野市の豊科郷土博物館において、9月19日の土曜日から10月18日日曜日までの間、長野県立歴史館 巡回展「速報 長野県の遺跡発掘2015」を開催いたします。
 この展覧会につきましては、平成26年度に発掘調査や報告書の刊行を行いました遺跡について紹介するもので、県内15ヶ所の遺跡から出土した326点の出土遺物を展示するものであります。
 また、協賛展示としまして「金印・卑弥呼の時代のお宝 松本平における いのり まつり」を開催します。市内をはじめ、松本市や塩尻市、大町市などにある考古資料、約30点を一堂に集めた展覧会であります。
 長野県立歴史館と県内の市町村との共催で巡回開催する展覧会は、今回が初めての試みでございますので、どうぞご期待をいただきたいと思います。

 報道機関の皆さま方には、会期前日の9月18日の金曜日午後2時から3時までの間、内覧会を行うことになっております。長野県立歴史館及び豊科郷土博物館の職員からの説明もございますので、ぜひお越しをいただきたいと思います。

(3)あづみ野ガラス工房30周年記念展の開催について
 安曇野ガラス工房についてでございますが、安曇野市が、一般社団法人「豊科開発公社」に指定管理をしております「あづみ野ガラス工房」につきましては、昭和60年に多摩美術大学との提携により設立して以来、今年で30年目という節目の年を迎えます。

 このたび、市制施行10周年記念と相まって「あづみ野ガラス工房30周年記念展」が、豊科近代美術館を指定管理しております、公益財団法人安曇野文化財団と豊科開発公社の主催によりまして、9月15日火曜日から10月12日月曜日の25日間にわたって豊科近代美術館で開催されることになりました。

 今回の展覧会は、ガラス工房の現役スタッフと歴代の卒房者、多摩美術大学の教授の方々による作品を展示いただきまして、ガラス工房の30年の歩み、さらに魅力あふれる創作ガラスの世界をお楽しみいただくことができるとお聞きしております。詳しい問い合わせにつきましては、安曇野市豊科近代美術館までお願いします。

 行事等につきましては以上でございますが、いよいよ明日、「全国名水サミット」が大勢の県内外の皆さんをお招きして、スイス村サンモリッツで実施をされることになりました。

 また、8月30日の日曜日でございますが、午前8時30分から市の総合防災訓練を実施させていただく運びになっております。訓練想定といたしましては、糸魚川静岡構造線断層帯を震源とする直下型地震が発生したという想定で市内ほぼ全域に震度6の地震が発生したということで行うものでございまして、市内の自主防災組織を中心として協働を図る目的で実施をするものでございます。
 以上が記者会見の内容であります。

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