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市長定例記者会見 平成28年10月24日

記事ID:0032444 更新日:2016年11月4日更新 印刷ページ表示
  • 平成28年10月24日(月曜日) 午後2時00分から
  • 本庁舎 共用会議室306

項目

(1)平成29年度安曇野市予算編成方針について

(2)平成28年度安曇野市中学生議会の開催について

(3)第6回安曇野市平和のつどい・戦没者の追悼式の開催について

(4)その他

会見内容

 皆さん、こんにちは。
 マスコミ関係の皆さま方には、市政全般に対しまして、ご支援、ご指導をいただいておりますことに、あらためて感謝を申し上げる次第でございます。

 このたび10月21日に鳥取県の中部で震度6弱の大きな地震が発生しました。被災された皆様には、心よりお見舞い申し上げます。被災された地域の一刻も早い復興をお祈りいたしております。 本市におきましても、糸魚川-静岡構造線が縦断をしており、直下型地震への備えはきわめて重要であります。市民の皆様も、いつ起こるか分からない災害に備えて、いざという時のご準備を改めてお願いいたします。 
 さて、ご案内のとおり22日(土曜日)、23日(日曜日)には、市長と語る会をそれぞれ市役所や地域の会場で開催をさせていただき、多くの市民の皆様にお越しをいただきました。頂戴した建設的なご意見やご提案は、担当部署で検討し、今後の市政に反映してまいります。
 犀川白鳥湖では今月20日(木曜日)に、冬の使者であります白鳥1羽の飛来が確認されました。朝夕寒さも増してまいりました。松本市内の小学校では20日(木曜日)に早くもインフルエンザの集団発生がありました。健康にはご留意をいただきたいと思います。

 では、着座にて失礼をさせていただきます。

1.平成29年度 安曇野市予算編成方針について

 平成29年度安曇野市予算編成方針につきましては、10月18日(火曜日)の部長会議に諮り、決定したものでございまして、市の当初予算としては、12回目の編成となるものでございます。
 これまで、市の予算編成にあたりましては、それぞれの地域の課題解決や、市としての一体感の醸成を図るため、安曇野市まちづくり計画(新市建設計画)等に基づいた施設の整備を進めるとともに、市の第一次総合計画に掲げた将来都市像の実現に向けた取組みを重点事業、重点施策に据え、健康長寿のまちづくり、子育て支援の充実等を図って参りました。そうした基本線は継続致しますが、29年度は、第1次総合計画の最終年度となりますので、計画の総仕上げを目指し、施策展開を行ないたいと考えております。
 昨年10月に策定した安曇野市創生総合戦略に基づく事業につきましても、市内拠点地域での住宅購入費への助成、本社機能移転の推進、安曇野暮らし支援協議会の運営など、成果目標の達成を目指し、引き続き取組みを進めて参りたいと考えております。
 また、本年度、穂高・三郷・堀金支所の整備が完了し、新たな庁舎で窓口業務を開始しております。
 三郷交流学習センターにつきましては、旧三郷支所の解体工事が終了し、来年秋の完成を目指し、建設を進めるものでございます。
 10月3日には、「安曇野しゃくなげの湯」が竣工致しました。西部山麓の観光拠点として位置付けがございますし、日帰りの温泉施設として、市民の「健康増進や福祉の向上」に繋げる目的もございますので、多くの市民の皆様にご利用いただきたいと考えております。
 29年度予算では、整備した施設を有効に利用しながら、市民参加のもとでの健康づくり事業、子育て支援講座など、様々な施策の充実を盛り込んでいきたいと考えております。
 さて、予算編成にあたっての歳入面でございますが、普通交付税加算措置の段階的減額が2年目を迎え、交付額の減額は4億2千万円ほどと財政課は見込んでおります。
 社会保障制度に基づく国民健康保険、介護保険、医療給付など、民生費関係の増加が見込まれ、子育て支援の充実も進めておりますので、財源確保の面では、厳しい状況にあります。
 また、市の施設整備の財源として活用している、合併特例債の発行期限が平成32年度に迫っております。特例債事業として計画しております、穂高広域施設組合の施設更新や南部総合公園に建設を予定している体育館建設などの具体化を急がなければならないと考えております。
 こうした状況でございますので29年度の予算編成においては、貴重な財源の有効活用を図るとともに、重点目標の達成に向け、スピード感を持ちながら、安曇野市の発展と創生に取組みたいと考えております。
 来年度の予算編成における「基本方針」の主なものについて申し上げます。

 1点目は、「行財政のスリム化に向けた取組み」であります。

普通交付税の減額が見込まれ、医療介護等の歳出増に対応していくため、「行財政のスリム化」を進めます。前年度当初予算踏襲型の予算編成から脱却を図り、新たな需要への対応を図るというものでございます。

 2点目は、「重点施策等に沿った年間予算の編成」であります。

重点施策等につきましては、編成方針3ページからをご覧いただきたいと思いますが、誰もがいきいきと安心して暮らせるよう、健康長寿のまちづくりなどを中心として事業を展開するものでございます。

 そのほか、7つの基本方針を定めておりますので、将来に向けての行政運営経費抑制にも繋げていきたいと考えております。
 詳細につきましては、お手元の「平成29年度安曇野市予算編成方針」をご覧いただきたいと思います。
 今後、今申し上げました予算編成方針を基本に、3月定例議会への上程に向け、当初予算を編成してまいります。

2.平成28年度中学生議会の開催について

 市では、本年度も中学生議会を11月12日、土曜日、午後1時から本庁舎「議場」において開催します。
 この中学生議会は、平成25年度から始めて、4年目になります。これまでいただいた提案型の質問から数多く市政へ反映させています。
 中学生の提言を取り入れた事業の例を挙げますと、グリーンベルト、通学路、ゾーン30等の距離を延長して整備し、交通安全の推進に努めました。そのほか、景観の学習にかかわる冊子の作成や、除雪マップのホームページへの掲載などの事業も進めています。
 また、選挙年齢が満18歳まで引き下げられたことに伴い、中学生に対しても、政治への関心を高め、主権者としての自覚を促すことが必要になってまいりました。
 このことから、市では中学生の目線による斬新な発想やアイデアを今後の協働のまちづくり推進に活かすとともに、中学生が大人になっても、この安曇野市に誇りと責任を持って、素晴らしい安曇野を守り育てていただきたいと願っております。

3.第6回安曇野市平和のつどい・戦没者追悼式典の開催について

 このたび、第6回安曇野市平和のつどい並びに戦没者追悼式を11月19日(土曜日)に堀金総合体育館サブアリーナで開催します。
 戦没者追悼式では、遺族会などご来賓からの追悼のことばをいただき、戦没者に対する献花を行います。
 今年の平和のつどいでは、オープニングセレモニーとして、豊科北小学校合唱部の皆さんに市歌「水と緑と光の郷」の合唱していただく予定となっております。
 「平和のつどい」では、昨年に引き続き広島平和記念式典に参加した市内の中学生代表21名が、広島の地を訪れ、戦争について感じたことや、平和への想いを綴った作文発表を行います。
 また、原爆投下直後の広島の様子を伝え、平和の大切さを考えていただくため、広島平和記念資料館からお借りしたDVD2本の上映会を予定しております。
 市は、平成24年12月19日に安曇野市平和都市宣言を制定しました。戦争と言う悲惨な出来事を忘れないこと、そして身近な場所から行動し世界の恒久平和につながることを目指し、本式典を挙行するものであります。
 大勢の市民の皆様にご参加いただきたいと思います。

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