ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 トップページ > 分類でさがす > 市政情報 > 市の紹介 > 市長の部屋 > 市長の部屋 > 市長定例記者会見 平成29年2月9日

本文

市長定例記者会見 平成29年2月9日

記事ID:0034382 更新日:2017年2月9日更新 印刷ページ表示
  • 平成29年2月9日(木曜日) 午前10時00分から
  • 本庁舎 共用会議室306

項目

(1)平成28年度 安曇野市一般会計補正予算(第5号)について

(2)平成29年度 安曇野市当初予算について

(3)その他(各課からのお知らせ)
  (1)エコアクション21認証・登録について(環境課)
  (2)記録作成の措置を講ずべき無形民俗文化財について(文化課)
  (3)福岡市東区との友好交流推進協定の再締結について(政策経営課)

会見内容

 皆さん、こんにちは。

 マスコミ関係の皆さま方には、日ごろ市政発展のためにご尽力を賜っており改めて感謝を申し上げます。

 今月、2月1日現在で市の人口が98,000人を割ってしまい、今後何としても人口減少を食い止めるために取り組んでいかなければならないと考えております。持続可能な自治体、そして活力あるまちづくりを進めるためには、若者が安曇野市の魅力を感じて定着をしていただかなければなりません。そんな中で、企業誘致をしたいが農地の規制で、誘致する場所が限られてしまい産業振興を図っていくうえで大きな課題であります。一方では、地域資源を生かした観光振興に力を入れて、大勢の皆さんに安曇野に訪れていただき安曇野の魅力を感じて定着をしていただく、あるいは農業振興を図りながら都市と農村の交流を促進して農業に興味を持っていただき、ここで生活を営んでいただくそんな仕組みづくりを進めていかなければならない、そんな思いであります。

3月定例議会が17日に開会となりますが、本日は本年度の補正予算と新年度予算の概要をご説明させていただきます。

着座にて失礼をさせていただきます。

1.平成28年度一般会計補正予算(第5号)について

 今回の補正予算は、12億5,200万円を減額し、補正後の予算額を419億5,600万円といたします。
 最終補正となりますので、本年度予算の執行状況から、不用が見込まれる歳出予算の減額補正を主として行うものでございます。

 歳入補正につきましては、市税、国県支出金、財産収入、ふるさと寄附金の増額、市債の減額等でございます。

 歳出補正につきましては、昨年に引き続き好調なふるさと寄附に対するお礼の品と基金積立などの増額予算と、減額として、事業見直しを行った堀金公民館講堂改修工事、小中学校施設の非構造部材耐震化工事や三郷交流学習センター建設工事の入札差金分の補正減を行います。合わせて、繰越明許費や債務負担行為の補正を行います。

 説明は以上でありますが、今申し上げました内容も含めましての詳細は、お配りしてある「平成28年度 一般会計補正予算(第5号)の概要」をご確認いただきたいと思います。

2.平成29年度安曇野市当初予算について

 平成29年度一般会計当初予算編成にあたりましては、29年度が最終年度となる第1次総合計画で、市が目指す将来都市像の実現に向けた事業や安曇野市まち・ひと・しごと創生総合戦略事業の数値目標を達成するための施策に取り組むといたしました。

 健康長寿、子育て支援や健康づくり施策など、従来からの事業の継続と新規施策の充実を図りながら、「健康寿命日本一の安曇野」を目指したいと考えております。

 平成29年度安曇野市一般会計予算案でありますが、総額413億7,000万円であります。28年度当初予算、427億円と比べまして金額は13億3,000万円の減、率で3.1%の減であります。

予算案の主な内容を申し上げます。

 まず、歳入でありますが、市税は本年度の課税状況から若干の増収を見込みますが、地方交付税につきましては、国の地方財政対策や28年度から開始された、合併算定替えの割落しによりまして、8億5千万円減の100億5,000万円を見込んでおります。ふるさと寄附金については、4億円を計上いたしました。

 続きまして、歳出であります。

 重点事業で位置づけた5つの基本目標のうち、健康長寿のまちづくり及び豊かな人を育むまちづくりの分野については、ソフト事業を中心とした事業を重点的に実施します。

 新規事業としましては、この4月から市役所1階に窓口を設置し、相談支援にあたる「母子・子育て相談事業」に350万円。

 医療機関等へ宿泊や母乳相談の委託を行い、産後の不安等の解消を図る「産後ケア事業」に150万円。

 オーストリアカヌー連盟との国際交流推進経費として、「東京オリンピックホストタウン事業」に200万円。

 市民の皆様との選手の交流の場となる、明科の前川カヌーコースの調査に50万円。

 中学校の情報教育推進のため電子黒板等の導入経費で1,960万円。

 施設関係では、認定子ども園(従来の保育園の名称変更)の建設を継続して実施します。予算では、たつみ・三郷北部・明科南の3園の整備予算を計上いたしました。

 また、旧堀金公民館を有効に活用し、歴史的価値のある公文書の保管活用を行うため「文書館等改修事業」に3億770万円を計上しました。

 続きまして、安全安心なまちづくりでは、緊急告知機能付き防災ラジオ導入事業で、1,200万円、震災へ備えるため災害対策事業として2,660万円を計上し、資機材の備蓄を計画的に行い、福祉避難所の備品整備事業とも連携を図ります。

 なお、信州安曇野ハーフマラソンは、第3回目を迎えます。募集も好調で既に5,000人を超える申し込みを受けております。その実行委員会補助金に2,250万円を計上いたしました。

 協働によるまちづくり・行政サービスの向上では、証明書のコンビニ交付、太陽光発電設置補助金や住宅改修に対する住ま居る応援制度、拠点地域での住宅取得助成も継続して実施いたします。

 以上、29年度予算の概要ですが、詳細につきましては、お手元の「平成29年度一般会計予算の概要」をご確認いただきたいと思います。

3.その他

(1)「エコアクション21」認証・登録について

 市では、省エネルギー、省資源、廃棄物削減等の取り組みによる持続可能な社会の構築のため、一昨年の11月に「「エコアクション21」キックオフ宣言」をし、認証登録を目指してまいりました。

 このたび、環境省のガイドラインに適合するとの判定をいただき、この1月31日に市役所本庁舎がエコアクション21に認証登録されましたのでご報告いたします。

 全国では25の自治体が認証登録され、長野県下では当市以外では、上伊那郡宮田村が認証登録されています。

 「エコアクション21」とは、環境への取り組みについて、組織的かつ計画的に環境経営システムを構築・運用・維持していく仕組みとなっており、環境省のガイドラインに基づき認証登録されます。

 今回の認証登録に当たり、市では自主的、積極的に環境経営に取り組み、「安曇野市環境方針」を定め、温室効果ガス・水資源・廃棄物・コピー用紙など環境負荷低減に向けた目標を設定し、電気使用量の削減など身近な事項について取り組みを実施いたしました。今後、取り組み結果は、環境活動レポートとして公表してまいります。

 また、本年度からは各支所、保育園及び幼稚園へと拡大し、来年度は小学校及び中学校においても取り組みを広げていくこととしております。

 今後とも、すばらしい地球を次世代に継承するため、市民や事業者の皆様と連携しながら、役割を分担し、温室効果ガスの排出削減、廃棄物削減に向けた効果的な取り組みを推進してまいりますので、お願い申しあげます。

(2)記録作成の措置を講ずべき無形民俗文化財について

 すでに報道されておりますが、先月1月27日に、国の文化審議会は、「安曇平のお船祭り」を、記録作成の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択することを、文化庁長官に答申いたしました。

 国が、安曇平で行われているお船祭りを記録に残すべき文化財として選んだということはたいへん意義のあることです。

 これにより、安曇野市教育委員会は、平成29年度から3年をかけ、各地区で実施されていますお船祭りの詳細調査を行ないます。
 地域の皆さまのご協力をお願いします。

(3)福岡市東区との友好交流推進協定の再締結について

 福岡市東区との友好交流は、旧穂高町において古代「阿曇族」をルーツとする縁で、平成元年から始まり、平成6年11月3日、穂高町合併40周年を記念して友好交流推進協定が結ばれました。安曇野市に合併してからも青少年交流事業を中心に交流を続けてまいりました。

 平成24年からは福岡市で行われる「博多どんたく港まつり」への参加を始め、「安曇野市どんたく隊」を組織し、演舞台やパレードに参加するなど、遠く福岡の地で安曇野のPRを行ってまいりました。

 長年続けてきた交流の経過から、合併後の安曇野市として改めて友好交流推進協定を結び直そうとの機運が高まり、2月1日付で、改めて安曇野市として再締結を行いました。今後も、東区とは、友好交流の絆を深めてまいりたいと考えております。

 

 私のほうからは以上でございます。

皆さまのご意見を
お聞かせください

お求めの情報が充分掲載されてましたでしょうか?
ページの構成や内容、表現は分りやすかったでしょうか?
この情報をすぐに見つけられましたか?