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市長定例記者会見 令和2年2月14日

記事ID:0059640 更新日:2020年2月14日更新 印刷ページ表示

・令和2年2月14日(金曜日) 午後4時から
・本庁舎 共用会議室306

項目

(1)令和2年度 安曇野市一般会計当初予算について
(2)令和元年度一般会計補正予算(第5号)について
(3)クラウドファンディング型ふるさと寄附について
(4)安曇野市市民活動フェスタの開催について
(5)「安曇野市新型コロナウイルス感染症対策本部」の設置について

資料

会見内容

1.令和2年度 安曇野市一般会計当初予算について

 令和2年度当初予算につきましては、昨年9月末に「予算編成方針」を策定し、これまで全庁を挙げて編成作業に取り組んでまいりました。

 令和2年度は、第2次総合計画策定から3年目を迎え、令和4年度までを計画期間とする前期基本計画の中間年度となります。そのため、安曇野市が目指す将来都市像「北アルプスに育まれ 共に響き合う 田園産業都市安曇野」を実現すべく、これまでの進捗状況を十分に検証したうえ、市民の皆様に充実した行政サービスをお届けできるよう、限られた財源をより効率的かつ効果的に分配することを基本として予算編成を進めてまいりました。
 そのため、本年度で2年目の取組みとなりますが、実施計画と歩調を合わせるなか、第2次総合計画の基本施策の中から重点化施策を設定し、そこに「ひと・かね・知恵(工夫)」を集中投下するとした予算編成に臨むことにより、一層の行財政のスリム化に取組み、短期間での効果創出を目指す予算編成を目指してまいりました。

 令和2年度の予算案の総額は、421億8,000万円で、令和元年度当初予算の411億5,000万円と比べまして、10億3,000万円の増額、率にして2.5%の増となっております。
 この予算案を、仮に“ひとこと”で申し上げるなら「住んで安心、将来基盤構築型予算」ということになろうかと思います。

 

 それでは、予算案の主だった内容をご説明申し上げます。

 まず歳入ですが、市税については、家屋の新築・増築件数が伸びたことによる固定資産税の伸び等、全体で増収を見込んでおります。(117億4,705万3千円)

 また、税制改正により、法人住民税が一部減収となりますが、その補填財源として「法人事業税交付金」が創設され1億1,200万円を見込んでおります。

 地方交付税については、「合併算定替」による縮減が平成28年度以来段階的に実施されているところでありますが、令和2年度においては、国の地方財政対策において臨時財政対策債の発行額を抑制する一方、地方交付税額を確保するとされたことなどから、前年度比で3,000万円増の102億5,000万円を見込んでいるところであります。

 寄附金のうちふるさと寄附金については、前年度当初並の3億円を計上いたしました。また、市債については、新ごみ処理施設建設事業や新総合体育館建設事業に係る旧合併特例事業債の発行などにより、全体で前年度比4億9,390万円増を見込んでおります。(61億1,090万円)

 

 続きまして、歳出であります。

 市債の説明でも触れましたが、令和2年度は2つの大型施設整備事業を昨年度に引き続き実施致します。

 一つは穂高広域施設組合の新ごみ処理施設建設事業であります。市からは28億1,655万2千円の建設負担金を見込んでおります。また、新総合体育館建設事業につきましては事業期間を令和3年度までとし、令和2年度は14億1,377万円の事業費を見込んでおります。

 このほか、重点施策に沿っていくつかの例を申し上げますと、まず「健康づくりの推進」としましては、「自転車活用推進事業」に239万1千円を計上しております。令和元年度から3カ年計画で進めている「自転車による健康づくりの実証実験」の2年度目を実施するとともに、サイクリングコースを新たに設定することで、「自転車に乗る”という文化を市民の間に根付かせ、自転車による健康効果を実証し、市民の健康づくりにつながる取組みにしたいと考えております。

 次に「安曇野ブランド発信の強化」では「観光プロモーション事業」(2,865万2千円)による公募型企画提案方式の導入や、Web(ウェブ)やSNS(エスエヌエス)などを活用した情報発信を行い、ブランド力向上を図ります。

 次に「水環境の保全・強化・活用」としましては、「水資源対策事業」(1,305万円)を計上しました。地下水は市民共有の財産であることから、地下水を利用することについての費用負担のルール作りを検討すると共に、地下水の安定的な確保を目指します。

 次に「防災体制の充実」としましては、「防災啓発事業」(1,103万円)を計上し、平成28年2月に発行した防災マップを改定します。国、県が公表している最新の浸水想定区域図を基に、ユニバーサルデザインに配慮した、見やすく、分かり易い防災マップの作製に取組みます。

 また、「内水対策事業」(2,308万9千円)では、万水川下流域の内水対策をハード面で実施することにより、安全・安心な地域づくりに取り組みます。

 次に「良質な住環境の整備」と「移住・定住の促進」の2つの重点施策にまたがる重点事業として「空家対策等事業」(1,186万1千円)を実施します。令和2年度では、空家対策に特化した専門的な組織を編成し、空家の適正管理等、空家対策を進めます。また、空家対策補助金制度を新設し、空家整備と移住・定住に繋がる利活用の促進を図って行きます。

 また、「学校教育の充実」では「小学校情報教育推進事業」に1億768万8千円を計上しました。既に市内の中学校では導入済みでありますが、市内全ての小学校の普通教室、及び一部の特別教室に電子黒板を設置し、効果的・効率的な授業を情報機器の分野から支える環境を整備します。

 このほか、2020東京オリンピック開催によるホストタウン事業(769万5千円)や、2027長野国体に向けたスポーツ教室等開催事業(966万5千円)によるブレイボエヌプラス中学生バレーボール選手育成教室(90万円)、4月3日に実施が決まっている「聖火リレー実施運営事業」(595万9千円)など、地域を盛上げる取組にも力を入れて参ります。

 

 以上、駆け足ではありますが令和2年度予算の概要を説明いたしました。詳細につきましては、「令和2年度安曇野市一般会計予算(案)の概要」をご覧いただきたいと思います。以上であります。

2.令和元年度一般会計補正予算(第5号)について

 令和元年度一般会計補正予算(第5号)の概要について、ご説明いたします。

 今回の補正予算は、10億4,200万円を追加し、補正後の予算額を433億1,600万円といたします。最終補正となりますので、本年度の決算を見据え、必要な予算の増額や不用な予算の減額を行うものであります。

 まず、歳入の補正につきましては、幼児教育・保育の無償化による「子ども・子育て支援臨時交付金」、新総合体育館建設事業への国庫補助金の追加交付による「社会資本整備総合交付金」、国の補正予算に対応し、計画を前倒して実施する中学校冷房施設整備事業の財源となる「学校施設環境改善交付金」や「ふるさと寄附金繰入金」などについて増額しています。

 減額については、実績による確定など、分担金及び負担金、県支出金、市債などが減額となっております。

 歳出の補正につきましては、ふるさと寄附基金や公共施設整備基金への積立や、障がい者支援事業、中学校冷房設備等整備事業などについて増額しています。

 また、減額としては、市道新設改良事業、道路橋梁修繕事業、下水道事業繰出金など不用額の減額を行います。併せて、繰越明許費や債務負担行為の補正を行います。

 説明は以上でありますが、今申し上げた内容も含めましての詳細は、「令和元年度 一般会計補正予算(第5号)の概要」をご覧いただきたいと思います。

3.クラウドファンディング型ふるさと寄附について

 新総合体育館建設事業につきましては、市民の皆さんなどのご意見を取り入れながら実施設計を行ってまいりましたが、その実施設計が今月末には完了し、いよいよ本格的に建設工事へと移行してまいります。

 新総合体育館は、スポーツや市民交流の拠点となるばかりではなく、大規模な災害が発生した場合には、指定避難所や緊急支援物資の集積場所としての機能を持たせており、安曇野市の新たな『地域防災拠点』となるものであります。

 市では、主要施策の一つである「移住・交流の促進」に資する事業を対象に「来ましょ住みましょ安曇野にから移住交流促進プロジェクトから」と題した取り組みを行うこととし、その第1弾として、「市民交流の促進」をコンセプトの一つとする新総合体育館の整備費の一部に充てるため、昨年11月1日(金曜日)から1月31日(金曜日)までの3か月間にわたり、ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」を利用した、クラウドファンディング型ふるさと寄附を実施いたしました。

 寄附目標額を500万円に設定して取り組みを進め、49名の方から総額205万5千円の寄附を募ることが出来ました。目標額には届きませんでしたが、市として初めて取り組んだプロジェクトであり、次回以降につながる成果は大いに得られたと感じております。

 趣旨にご賛同いただいた皆様からは、「新しい体育館、楽しみです。」 「安曇野市は我が家のルーツです。東京の空の下から応援しています。」「毎年ハーフマラソンに参加しています。景観も沿道の温かい声援も 素晴らしいので楽しみです。」などの応援メッセージをいただきました。

 心より感謝申し上げます。

 令和3年10月の完成を目指す新総合体育館は、様々な“アクティビ  ティー”の総合拠点として、市民の皆さんはもとより、信州安曇野ハーフマラソンなどを通じ、市外・県外の「安曇野ファン」の皆さんにも大いにご利用いただき、まさに“みんなの体育館「交流ベース」”となることを期待しております。

4.安曇野市市民活動フェスタの開催について

 令和2年2月29日(金曜日)に安曇野市役所本庁舎で「つどい・まじわり・つながろう」をキャッチフレーズに安曇野市市民活動フェスタを開催します。これは安曇野市を中心に活躍する市民活動団体の活動の様子を大勢の市民の皆さんに知っていただき、市民活動に興味をもっていただくため、また区を含む市民活動団体同士が活動内容を共有し交流することで新たなつながりが生まれるきっかけとするためのイベントです。

 時間は午前10時から午後4時までで、午前10時から午後1時まで第1部として市民活動団体によるステージ発表やブースの出展を行います。午後1時15分から午後2時30分までは第2部として市民協働事業提案制度実施事業及びつながりひろがる地域づくり事業の成果発表を行います。午後2時40分から午後4時までは第3部として交流会を行います。

 また、フェスタ当日の2月29日(金曜日)から3月15日(日曜日)まで、市役所本庁舎の東側ロビーで市民活動団体紹介展示を行います。開庁時間であればいつでも自由に見学できます。

 市民活動の様子を楽しく発見し体験することができるイベントです。この機会に是非お越しください。

5.安曇野市新型コロナウイルス感染症対策本部

 新型コロナウイルス感染症につきましては、世界的な広がりを見せるなか、国においても関連した感染症の患者数が増加しています。

 そのような中、現時点で県内では感染者の確認はされていませんが、長野県においては1月29日に新型コロナウイルス感染症対策本部が設置され、県や各保健所で24時間対応の専用相談窓口等が開設されています。

 市におきましても、市民の皆様に正しい情報を提供するため、ホームページに最新情報を掲載しております。

 また、市役所内におきましては、各部署における現状・対応・課題を共有し、今後の対応に備えるための「新型コロナウイルス感染症庁内連絡会議」を2月3日と本日に開催をいたしました。

 そして、感染の広がりから、終息にむけて時間がかかることが想定されるなどの状況を鑑み、市におきまして本日、安曇野市新型コロナウイルス感染症対策本部を立ち上げることになりました。これからも、国や県の動向を注視し、必要な対応がとれるよう準備をすすめてまいります。

 市民の皆様には、過度に心配することなく、咳エチケットや手洗い、日々の健康管理など通常の感染対策に務めていただくようお願いをいたします。

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