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令和2年度 自転車での健康づくり実証実験の結果を報告します!

記事ID:0719721 更新日:2022年4月1日更新 印刷ページ表示

令和2年度 自転車での健康づくり実証実験

公募市民を対象に検証

 自転車を日常生活で活用することで、健康増進につながるか、健康づくりのためにはどのような自転車の乗り方が効果的なのかを検証するため、市では松本大学との連携により令和元年度から3年間の実証実験を行っています。

 今年度は、35人の公募により参加された市民の皆さまに、GPS付腕時計型活動量計を貸与し、6月から11月までの6カ月間、通勤や買い物など日常生活で自転車を積極的に活用していただきました。

 実験期間中には月に一度教室を開催し、松本大学による運動指導や栄養指導、また、元マウンテンバイクオリンピック代表の小林可奈子さんによる自転車指導等を行いました。初回と最終回に体力測定を行い、自転車を日常生活で活用することで、どのような健康効果があらわれたのか検証しました。

 【教室の様子】

自転車メンテナンス

参加者による自転車のメンテナンス講習   

運動指導1   運動指導2   

体幹を鍛えて動作の安定性を高めます       良い姿勢で歩くための練習

自転車指導   栄養指導  

小林可奈子さんによる自転車指導        松本大学の管理栄養士による栄養指導

体力測定   体力測定時面談

エアロバイクで体力測定             体力測定の面談時の様子

参加者と日程

参加者 

◆参加者    
年代 男性 女性
30代 2人 1人
40代 10人 3人
50代 9人 5人
60代 5人 0人
合計 26人 9人
35人
※平均年齢 50.7歳

令和2年度の日程 

平日 土曜 時 間 内  容
6月 2日 6日 終日 ・初回体力測定
6月 23日 27日 午前9時から正午 ・運動指導「正しい姿勢の作り方」
・自転車指導
7月 21日 18日 午前9時から正午 ・運動指導「運動前後のストレッチとマッサージ」
・自転車指導
8月 25日 29日 午前9時から正午 ・栄養指導「免疫力アップのための食事」
9月 29日 26日 午前9時から正午 ・運動指導「体幹を鍛えてブレない身体づくり」
・参加者による自転車メンテナンス講習
10月 21日 24日 午前9時から正午 ・運動指導「下肢を鍛えて歩きに行こう」
11月 14日 21日 終日 ・最終体力測定

検証結果

 6月と11月に体力測定を行い、測定結果を比較しました。

 今年度は、新型コロナウイルス感染症の影響により外出の機会が減ったため、自転車に乗る機会も減ってしまいましたが、脚筋力や握力の向上が見られました。

 参加者の中には、この教室に参加したことにより、運動習慣が定着し、毎日の食事にも気を配った結果、大きな改善があらわれた方もいました。今まで運動習慣のなかった方が、通勤や買い物などに自転車を多く使い、運動や食事を意識したため、効果があらわれたと考えられます。これは、自転車の有酸素運動による脂肪燃焼効果や、脚の筋肉量の増加により、脚筋力やWBIの数値改善に繋がったと考えられます。また、自転車の乗車には太ももの大きな筋肉を使うため、効率良く、高い運動の効果が得られたと考えられます。

 松本大学からの詳しい結果報告書を下記に添付しますのでご御覧ください。

令和2年度安曇野市自転車実証実験成果報告書 [PDFファイル/1.64MB]

自転車を活用したまちづくりを目指して

 自転車は、心身の健康づくりに効果が高く、環境に優しい交通手段であるばかりでなく、災害発生時にも有効な移動手段であり、またサイクルツーリズムの推進により観光誘客も期待できるなど、様々な可能性を有しています。

 現在市では、これまでの自転車を活用した事業をより一層推進し、安曇野市の目指す「自転車を活用したまちづくり」の実現に向け、「安曇野市自転車活用推進計画」の策定を進めています。

 今後も市民の皆さん誰もが自転車を楽しめるよう様々な取り組みを行い、自転車が安曇野市の新たな文化として定着することを目指し、自転車を活用したまちづくりを進めて参ります。

 

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