丸山 雲章|安曇野ゆかりの先人たち
記事ID:0051993 印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月27日更新
丸山 雲章
まるやま うんしょう
日本画家。こだわりのない雄大な構想を持つ作家として、画家を志す者に影響を与える。代表作として「雲龍之図」(満願寺襖絵)がある。
生年月日 | 1849年(嘉永2) |
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没年月日 | 1907年(明治40) |
関連地域 | 穂高(上原) |
職業・肩書 | 日本画家 |
活躍年 | 明治時代 |
ゆかりの分野 | 文化(芸術) |
経歴
穂高上原に生れ、本名は米太郎といいました。穂高神社の石造りの手水舎(てみずや)の天井画で知られています。墨絵を最も得意とし、襖絵や屏風、掛軸に健筆をふるい、こだわりのない雄大な構想を持つ作家として、画家を志す者に影響を与えました。
弟子に、満願寺のまんだらを復元し、穂高神社の飾物制作者として知られた山田実がいます。
満願寺の襖絵の「雲龍之図」は、雄渾(ゆうこん)なタッチで、雲にのる龍を一気に描いた、気迫みなぎる代表的な作品です。
1907年(明治40)に、亡くなりました。
略歴譜
1849年(嘉永2) | 穂高上原に生れる。本名は米太郎。 |
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穂高神社の石造りの手水舎の天井画で知られる。 | |
墨絵を最も得意とし、襖絵や屏風、掛軸に健筆をふるう。 | |
代表的な作品として「雲龍之図」(満願寺襖絵)がある。 | |
満願寺のまんだらを復元し、穂高神社の飾物制作者として知られた山田実が弟子となる。 | |
1907年(明治40) | 亡くなる。 |
参考文献
穂高町誌 | 穂高町誌編纂委員会/編 | 安曇野市立図書館 |
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安曇野の美術 | 丸山楽雲/編 | 安曇野市立図書館 |