狩野 梅二|安曇野ゆかりの先人たち
記事ID:0052182 印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月27日更新
狩野 梅二
かのう ばいじ
狩野派の画家。特に人物山水画に秀でた。
生年月日 | 1704年(宝永元) |
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没年月日 | 1789年(寛正元) |
関連地域 | 穂高(有明) |
職業・肩書 | 日本画家 |
活躍年 | 江戸時代以前 |
ゆかりの分野 | 文化(芸術) |
経歴
穂高有明に生まれました。1730年頃(享保年間)に江戸へ出て、狩野梅栄に学びました。平林梅二は、「狩野」の姓と、通り名の「梅」を許可された、梅栄門下の俊秀だったといわれています。「幽仙斎」という号を賜り、また「有明里人」「有明斎」とも称し、特に人物・山水画に秀でました。画風は雄大で、唐画の影響を持ちながら、梅二独特の骨力(筆の力強さ)ある表現となっています。1789年(寛正元)に亡くなりました。
略歴譜
1704年(宝永元) | 穂高有明に生まれる。 |
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1730年頃(享保年間) | 江戸に出て狩野梅栄に学ぶ。 |
狩野派の画家として活躍する。 | |
1789年(寛正元) | 死去。 |
参考文献
南安曇郡誌第三巻下 | 南安曇郡誌改訂編纂会/編 | 安曇野市図書館 |
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穂高町誌 | 穂高町誌編纂委員会/編 | 安曇野市図書館 |
安曇野の美術 | 丸山楽雲/編 | 安曇野市図書館 |
1993穂高町出身の芸術家総合遺作展 | 総合遺作展実行委員会/編 |