唐澤 廣見|安曇野ゆかりの先人たち
記事ID:0052050 印刷用ページを表示する 掲載日:2025年1月27日更新
唐澤 廣見
からさわ ひろみ
郵政事業と地域の発展に大きく貢献した。
生年月日 | 1899年(明治32) |
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没年月日 | 1984年(昭和59) |
関連地域 | 堀金(上堀) |
職業・肩書 | 郵政事業功労者 |
活躍年 | 昭和時代 |
ゆかりの分野 | 経済(産業) |
経歴
堀金上堀に生まれました。1918年(大正7)から北安曇郡の平、南安曇郡の豊科・温明各小学校教員として勤務しました。1927年(昭和2)には、三田郵便局の2代目局長に就任しました。小学校の備品費や電信電話事務の開始に多額の寄附をし、烏川村会議員としても活躍しました。また、南安局長会内の郵便奨励幹事・苦情処理委員・団体交渉委員等を兼務し、郵政事業の発展に大きく貢献しました。郵政事業関係を勇退後は、秀れた識見と誠実な人柄を買われて要職に就きました。1968年(昭和43)に、堀金村選挙管理委員会委員長に就任したのを始め、南安曇郡選挙管理委員会連合会長・長野県選挙管理委員会連合会副会長等を歴任し、公明な選挙の実現を目指して努力を続けました。1975年(昭和50)郵政事務功労者として叙勲され、1976年(昭和51)10月には、選挙に関する功績により、自治大臣表彰を受賞しました。1984年(昭和59)、85歳で亡くなりました。
略歴譜
1899年(明治32) | 堀金上堀に生まれる。 |
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1918年(大正7) | 北安曇郡の平、南安曇郡の豊科・温明各小学校教員として勤務する。 |
1927年(昭和2) | 三田郵便局の2代目局長に就任する。 |
1931年(昭和6) | 堀金小学校に250円を寄附し、翌年長野県知事から表彰される。 |
1935年(昭和10)7月 | 地元出身の代議士植原悦二郎に働きかけ、私費500円を寄附して電信電話事務の開始を実現する。 |
1942年(昭和17) | 烏川翼賛壮年団長となる。 |
1943年(昭和18) | 南安曇郡翼賛壮年団長・烏川村会議員・南安曇郡特定郵便局長会長となる。 |
1951年(昭和26) | 南安局長会内の郵便奨励幹事・苦情処理委員・団体交渉委員等を兼務し、郵政事業の発展に大きく貢献する。 |
1967年(昭和42)6月 | 郵政事業関係を勇退する。 |
1968年(昭和43) | 堀金村選挙管理委員会委員長に就任する。 |
1972年(昭和47) | 南安曇郡選挙管理委員会連合会長に就任する。 |
1974年(昭和49) | 長野県選挙管理委員会連合会副会長等に就任し、公明な選挙の実現を目指して努力を続ける。 |
1976年(昭和51) | 選挙に関する功績により、自治大臣表彰を受賞する。 |
1984年(昭和59) | 死去。 |
参考文献
堀金村誌 | 堀金村誌編纂委員会・堀金村公民館/編 | 安曇野市図書館 |
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