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広報あづみの204号(平成27年3月18日発行)

記事ID:0002869 更新日:2015年10月29日更新 印刷ページ表示

内容

  • 安曇野の子どもたちの体力(2ページ)
  • デジタル同報系防災行政無線が開局(6ページ)
  • 生涯学習(12ページ)
  • 情報ボックス(16ページ)

紙面ダウンロード(ページごと)

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概要

特集

安曇野の子どもたちの体力

文部科学省の「平成26年度 全国体力・運動能力、運動習慣等調査」が行われました。調査結果から市の子どもたちの体力や運動能力の状況と体力向上に向けた学校の取り組みの様子をお知らせします。
全国体力・運動能力、運動習慣等調査は、4月から7月にかけて全国の小学5年生と中学2年生を対象に行われ、市内の小学校10校、中学校7校も参加しました。調査内容は、新体力テスト(握力、上体起こしなど)8種目と運動習慣などの質問紙調査が行われました。

調査結果の概要

中学校女子ではほとんどの種目で全国を下回る結果に調査結果は、文部科学省の基
準により、全国・県の平均値や回答率と比べた時、市の結果がどれくらいの位置にあるか表しています。
【体格】
小学校、中学校いずれも男女ともほぼ9割が正常範囲内でした。
【体力・運動能力】
小学校では、昨年度の調査に比べ多くの種目で改善が見られました。中学校では、男子はほとんどの種目で全国より上回るかほぼ同じ結果でした。女子は握力がわずかに上回りましたが5種目は下回り、2種目はわずかに下回り依然課題が残りました。
調査結果から分かる傾向週7時間の運動を境に体力差、運動習慣は家族のすすめから
実技調査の体力合計点と運動習慣(質問紙調査)の調査結果との関連性を分析すると次のような傾向が分かりました。

  1. 1週間の総運動時間、7時間を境に体力差が生じる傾向がみられます。(グラフ1省略)
  2. 運動好きの児童生徒の体力合計点が高い傾向がみられます。
  3. 就学前の運動遊びの頻度や経験が体力差に影響する傾向がみられます。
  4. 中学生は、家の人の運動のすすめがよくある生徒の体力が高い傾向がみられます。

インタビュー 体力向上検討委員会委員長 宮崎賢治さん(三郷中学校 教諭)

子どもたちの体力が低下した背景などを教えてください。

子どもたちの体力低下は、全国的には昭和60年頃をピークに下降傾向と言われています。その原因として社会環境や生活様式の変化が考えられます。例えば事故や犯罪防止のため、子どもが外で体を動かし遊ぶ場所(空間)、仲間、時間の三つの「間」が減少したとも言われています。
特に女子の体力低下が課題です。長野県をみると中学生女子の体力は全国で40位前後に位置しています。
市全体を見ると、県平均をやや下回っており、また、中学生では部活動などで、運動量の多い生徒と少ない生徒の二極化が著しくであり課題となっています。

本年度の取り組み状況は?

初年度ということで、各学校や幼稚園などが行っている体力向上の取り組みなどの情報を共有することから始めました。
まず、私たち教師をはじめ子どもたちの指導に関わる多くの人が課題を共有し、「できること」から始め、また、それぞれの実践している内容を広めていければと思います。
今回の調査結果から、体力データの数値と児童・生徒の運動習慣や生活習慣との関連性を分析し、傾向を知ることができました。今後は、調査結果の活用方法を研究し、学校単位で傾向の分析とともに、運動の楽しさや達成感を得られるような教材の工夫など体力向上推進の取り組みにつなげていければと考えています。

家庭で子どもたちの体力向上に取り組めることはありますか?

子どもたちの体力低下は、現在の状態が進むと、子どもたちが大人になるころは、より深刻になると考えられます。家族からの運動のすすめは、体力向上の一原因になっています。保護者の皆さんには、就学前から一緒に運動遊びに親しみ楽しんでいただき、また、学校などで元気に体を動かせるよう、家庭での食生活や生活リズムなどの生活習慣の改善などにも取り組んでいただけたらと思います。

取り組み事例紹介(1) 

全校で体力づくり

全校で体力づくりを行っている穂高北小学校の取り組みを紹介します。
穂高北小学校(児童数787人)では、平成22年度から子どもたちの体力向上に全校で取り組んでいます。

北小サーキットで日常的に体を動かす習慣づくり

穂高北小学校の代名詞となった「北小サーキット」。サーキットコース(体力づくりをする一定のコース)を利用し、休み時間に体を動かします。子どもたちが主体的に日常的に体を動かす習慣が身につくよう、達成度を記録してがんばったクラスに賞状を渡す工夫もしています。本年度は、2学期までに全校の94パーセントの子どもたちが毎日体力づくりに取り組んだそうです。

5年間かけてみんなで築いてきた「体力づくり」のプログラム

穂高北小の体力づくりは、体育の学習に意欲を持ちにくい子への支援に目を向けた授業改善から始まり、平成24年から「北小サーキット」を導入しました。翌年には各学年の先生1人ずつで構成された「体力向上委員会」を中心に、「日常的な体力づくり」を全校で進めてきました。
本年度は、子どもたちのアイデアも取り入れながら、各学年の先生が子どもたちのニーズに合わせて手づくりした「学年サーキット」に取り組んでいます。
当初から関わっている6学年担任の鬼頭康さんは「続けてきたことで、『身体の体力』だけでなく『心の体力』も高まってきました」と5年間の取り組みの手ごたえを話してくれました。

調査結果の活用

子どもたちの体力向上に向け調査結果を活用し、次の項目に取り組みます。
教育委員会では  

  1. 現在の体力向上検討委員会を「体力向上推進委員会」に改め各学校や関係団体などと体力向上・運動習慣等の改善のためにさらに連携していきます。
  2. 調査結果の概要を公表し、家庭や地域との協力を依頼していきます。

学校では

  1. 自校の調査結果や体力の概要を保護者に報告し、運動実施時間が少ない児童・生徒の実態を把握し改善に 取り組みます。
  2. 学校全体で実態把握と体力向上の目標を定め、体力向上プランに反映させ取り組みます。
  3. 教員同士で体力向上に向けた取組みや指導方法の工夫・改善などを検討し推進します。
  4. 中学校区単位で学校間の連携を進め、体力・健康・運動能力向上や生活習慣改善のための取り組みをします。

問教学校教育課学校教育係 電話62・0123ファクス62・5721

取り組み事例紹介(2) 

就学前の遊びから
子どもたちの体を自由に動かす力を伸ばす穂高幼稚園の取り組みを紹介します。
穂高幼稚園(園児122人)では、「プレゴールデンエイジ」と呼ばれる就学前後の5歳から8歳頃までの時期に着目し、さまざまな運動遊びを通じ園児の体力向上に取り組んで
います。
この時期は、脳のネットワークづくりが出来上がり、自分の体を思うように動かせるようになる「ゴールデンエイジ」(9歳から12歳まで)の前段階で、体を動かす力を伸ばす時期にあたります。

昔からあった遊びを取り入れ、自由に動かせる体づくり

毎日行われている「自由遊び」の時間。園児たちは外で体を動かします。穂高幼稚園では昔からある遊びを取り入れています。園児たちは「鬼ごっこ」や「だるまさんころんだ」などの遊びを通じ、全身の筋肉を鍛え、バランス感覚などを自然に養います。
また、園では専門家を呼び、懸垂、跳躍、体を支えるといった体を動かすのに必要な基本的な力を身につける運動遊びも取り入れています。

運動は楽しいと思わせる

守る助教諭の鳥屋千穂さんは「就学前の時期は、特定のスポーツにこだわらず、遊びの中から運動は楽しいと思わせ、動ける体を育てることが大切です」と話します。また、家庭でも親子で一緒に遊び楽しむ経験が「子どもの脳に心地良いと思わせ、運動嫌いにさせないコツになります」と話してくれました。

デジタル同報系防災行政無線が開局
各家庭にあるアナログ式戸別受信機での放送は来年3月末で終了します

 平成25年度から整備を進めてきた、デジタル同報系防災行政無線の工事が完了し、5月に開局します。開局に伴う放送内容などについてお知らせします。
市民の皆さんに災害情報などを迅速に伝達するため、平成25年度から整備を進めてきた同報系防災行政無線のデジタル化工事が完了し、新本庁舎での業務開始と併せて5月7日から運用を始めます。
これに伴い、旧5町村で整備し、5地域ごと別々に放送を行っている現在のアナログ方式の同報系防災行政無線は、平成28年3月末で廃止になり、各世帯に配布している屋内戸別受信機での放送は終了します。平成27年度中は、左ページ図1(省略)に示すようにデジタルとアナログの2つの方式で放送します。

  • デジタル方式

緊急性が高い防災・災害情報を放送

デジタル方式では、新たに市内全域236カ所に設置した屋外拡声子局(屋外スピーカー)から緊急性の高い防災・災害情報を放送します。
屋内戸別受信機は、全世帯に配布せず、避難施設等の行政施設、各地区の公民館、防災関連施設等に250台を設置します。このほか、障がいのある人がいる世帯や高齢者の一人世帯などを対象に希望者に無償で貸し出しする予定です。
また、放送を聞き逃した場合などに放送内容を確認できるよう、市メール配信サービスによる文字配信、専用電話(自動音声)によるテレホンサービスを新たに始めます。

  • アナログ方式

一般情報・告別式放送は来年3月末で終了

アナログ方式では、平成27年度中は屋内戸別受信機からの放送のみとし、火災発生や農事情報、告別式、イベントなどの放送は、平成28年3月末で終了します。
各世帯に配布したアナログ方式の屋内戸別受信機については、平成27年度中は、希望する転入者への配布、市内転居した場合や修理の際の交換を危機管理課、各支所地域課で受け付けます。
平成28年4月1日以降、各世帯に配布した屋内戸別受信機は回収します。回収方法など詳細は、広報あづみのなどであらためてお知らせします。
さまざまな情報伝達手段から防災・災害情報を発信市では災害に備え、防災行政無線のほか、あなど、さまざま情報伝達手段を使い、防災・災害情報を市民の皆さんに迅速にお伝えするよう今後も整備を進めていきます。

デジタル防災行政無線の放送と整備に関すること
問堀金支所内危機管理課 電話72・6769ファクス72・6739
アナログ防災行政無線の放送に関すること
問本庁舎内秘書広報課 電話71・2000代表ファクス71・5000

市政トピックス

  • 災害・非常時に備え4トン級給水車を購入
  • 公平な聴き取るに向けて 市主催で合同公売会を開催

4月から新本庁舎へ一部業務が移転します

新本庁舎の完成に伴い、市では5 月7 日からの業務開始に向けて準備を進めています。このうち現在の本庁舎と県安曇野庁舎にある下記の本庁部局については、4 月1 日から新本庁舎2 階に移転し業務を開始します。
5 月の全庁業務開始までは、市民の皆さまにはご不便をお掛けしますが、ご理解をお願いします。

問本庁舎内庁舎建設推進課 電話71・2000 代表 ファクス71・5000

安曇野日和

  • 能の魅力は堅苦しさにあり 2月14日 葛西聖司さん講演会
  • 工房での5年間を振り返り 2月28日 あづみ野ガラス工房卒房展
  • デゴイチ 約40年ぶりにレールを走る 2月13日 屋外展示・蒸気機関車D51 移設作業
  • 響く 防火・防災の音色 2月22日 市消防団音楽喇叭隊コンサート
  • 安曇野をアップルパイに詰め込んで 2月15日 安曇野産リンゴを使ったアップルパイコンテスト
  • 地域活動のあり方を話し合う 2月28日 つながりひろがる地域づくり事業成果発表会

生涯学習・施設のイベント・図書館

穂高公民館講座 初心者フォークダンス教室
穂高公民館内地域課地域担当 電話82・5970ファクス82・3990

安曇野紙ヒコーキ競技大会 飯沼飛行士記念大会
大会事務局・文化課文化振興係 電話62・3090 ファクス62・3525

田淵行男記念館の催し
田淵行男記念館 電話72・9964 ファクス88・2010

春の親子陶芸教室
穂高陶芸会館 電話82・6750

豊科郷土博物館 第31回白鳥写真展
豊科郷土博物館 電話72・5672ファクス72・7772

穂高交流学習センター「みらい」信州大学人文学部委託研究報告会
地域づくり課まちづくり推進係 電話82・3131代表ファクス82・6622

中央図書館 ボランティア募集
中央図書館 電話84・0111ファクス84・0116

豊科図書館読書会の会員募集
豊科図書館 電話71・4022ファクス73・1801

情報ボックス

リサイクルでエコな生活を
問穂廃棄物対策課廃棄物対策担当 電話82・3131代表ファクス82・6622

マイマイガの卵塊除去のお願い
問穂環境課環境保全係 電話82・3131代表ファクス82・6622

ラウンドアバウト「本村円」工事現場見学会
問豊建設課建設担当 電話72・3111代表ファクス72・3569

春の山火事予防運動
問堀危機管理課消防防災係 電話72・6769 ファクス72・6739
  三耕地林務課林務担当 電話77・3111代表 ファクス77・6060

平成26年 火災・救急の概要
 豊科消防署 電話72・3145 穂高消防署 電話82・3262  
 梓川消防署 電話78・2090 明科消防署 電話62・2992

市営入浴施設の4月以降の営業
市営長峰荘

  • 営業時間 午前10 時から午後9 時(入浴の受付は午後8 時30 分まで)
  • 休館日 毎月第2 火曜日(祝日の場合は、その翌日)
  • 入浴料金 大人450 円、小学生210 円、未就学児は無料
  • 休憩料金 お食事各種 500 円から宴会(一人前) 4,100 円から
  • 宿泊料金 大人8,000 円、小学生以下6,480円※夏季や大型連休を中心に営業
  • 指定管理者 株式会社塚原緑地研究所(千葉市)期間は4 月1 日から3 年間

市営しゃくなげ荘
 4 月から、営業形態が変更になる可能性があります。詳細は、決まり次第、市ホームページやしゃくなげ荘などでお知らせします。ご迷惑をお掛けしますが、ご理解とご協力をお願いします。
問穂観光交流促進課 電話82・3131 代表 ファクス82・6622

松くい虫被害 庭木等の松の伐倒処理を補助制度に変更
問三耕地林務課林務担当 電話77・3111代表ファクス77・6060

市歌 歌詞市民投票は3月31日(火曜日)まで
問安政策経営課企画担当 電話71・2000代表 ファクス71・5000

豊科女性研修センターの名称と受付方法の変更
問三農政課マーケティング係 電話77・3111代表ファクス77・6060

3月31日(火曜日)でケーブルテレビのデジアナ変換サービスが終了
問情報統計課情報政策係 電話77・3111代表ファクス77・6060

4月2日(木曜日)は世界自閉症啓発デー
4月2日(木曜日)から8日(水曜日)は発達障害啓発週間
問子ども発達支援相談室 電話71・3010ファクス73・5775

友好交流都市 福岡博多どんたくツアー
問本政策経営課都市交流係 電話71・2000代表ファクス71・5000

協働のまちづくり推進基本方針・行動計画策定委員の募集
問穂地域づくり課まちづくり推進係 電話82・3131代表ファクス82・6622

平成27年度は固定資産税の評価替えの年です。
詳しくは、資産税課にお問い合わせください。
問豊資産税課家屋担当 電話72・3111代表ファクス72・8340

農地台帳の公表
問三農業委員会事務局 電話77・3111 代表 ファクス77・6060

4 月12 日(日曜日)は、県議会議員一般選挙の投票日
期日前投票は、4 月4 日(土曜日)から 11 日(土曜日)
問選挙管理委員会事務局 電話71・2000 代表 ファクス72・9266

お忘れなく!愛犬の登録と狂犬病予防注射
問穂環境課環境保全係 電話82・3131代表 ファクス82・6622

すべては電話から始まります
詐欺的な手法にご注意ください
問い合わせ 穂高支所内安曇野市消費生活センター 電話71・2100直通82・3131代表 ファクス82・6622
      安曇野警察署(472・0110) 消費者ホットライン(電話0570・064・370)

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