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第4部

記事ID:0109374 更新日:2024年2月9日更新 印刷ページ表示

あらすじ

 昭和初期に世界恐慌が始まり、満州事変や日中戦争といった戦時体制に移行する中、1937(昭和12)年に社会運動家・作家の木下尚江、翌年には教育者の井口喜源治と、第1部から活躍してきた物語の主要人物がそれぞれ生涯を閉じます。

 喜源治の死去により私塾「研成義塾」も30年余の歴史に終止符を打ちます。

 1945(昭和20)年の東京大空襲で、中村屋の本店のほか、工場などが消失。太平洋戦争の終戦とともに第4部は幕を閉じます。

 小説『安曇野』の作者、臼井吉見が編集長を勤めた筑摩書房は、この第4部の時代に創業しました。

主な登場人物

主な登場人物(五十音順)
人物名 肩書
石川 三四郎(いしかわ さんしろう) 社会運動家
岡田 虎二郎(おかだ とらじろう) 健康運動推進者
木下 尚江(きのした なおえ) 社会運動家、作家
清澤 洌(きよさわ きよし) ジャーナリスト、評論家
斎藤 茂(さいとう しげる) 評論家、農業
四方 千香子(しかた ちかこ) 相馬夫妻の子
スバス・チャンドラ・ボース インドの独立運動家
相馬 愛蔵(そうま あいぞう) 実業家、中村屋創業者
相馬 虎雄(そうま とらお) 相馬夫妻の子
相馬 文雄(そうま ふみお) 相馬夫妻の子
相馬 睦子(そうま むつこ) 相馬夫妻の子
相馬 安雄(そうま やすお) 相馬夫妻の長男、中村屋2代目社長
相馬 良(そうま りょう) 実業家、中村創業者
逸見 斧吉(へんみ おのきち) 実業家
防須 哲子(ぼうす てつこ) 防須(相馬)俊子とラス・ビハリ・ボースの子
防須 俊子(ぼうす としこ) 相馬夫妻の長女
防須 正秀(ぼうす まさひで) 防須(相馬)俊子とラス・ビハリ・ボースの子
ラス・ビハリ・ボース インド独立運動家

関連年表

関連年表
できごと
1927(昭和2)年 昭和金融恐慌が発生する。
1929(昭和4)年 世界恐慌が始まる。
1931(昭和6)年 満州事変が起こる。
1937(昭和12)年

中村屋が店員のための学校(研成学院)を開口する。

木下尚江が亡くなる。

1938(昭和13)年 研成義塾を創設した井口喜源治が亡くなる。
1939(昭和14)年 第二次世界大戦が始まる。
1940(昭和15)年 筑摩書房が創業する。
1945(昭和20)年

東京大空襲で中村屋の本店などが消失する。

第二次世界大戦が終結する。

 

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