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第5部

記事ID:0109375 更新日:2024年2月9日更新 印刷ページ表示

 あらすじ

 太平洋戦争終戦後、再出発した中村屋は、苦難のうちにも発展してきます。

 店を次代へ引き継いだ相馬愛蔵は1954(昭和29)年に死去。

 後を追うように相馬良も翌年に亡くなり、主要人物5人は全員物語を去ります。

 一方、作者の臼井吉見自身が登場人物の一人として物語の中に現れ、小説『安曇野』の重要なテーマともいえる天皇制や戦争責任について触れていきます。

 そして、ある人物が碌山美術館を訪れると…。

主な登場人物

主な登場人物(五十音順)
人物名 肩書
石川 三四郎(いしかわ さんしろう) 社会運動家
市川 慶蔵(いちかわ けいぞう) 教育者
臼井 吉見(うすい よしみ) 編集者、小説家
大宅 壮一(おおや そういち) ジャーナリスト
唐木 順三(からき じゅんぞう) 文芸評論家、哲学者
小林 多津衛(こばやし たつえ) 教育者、作家
四方 千香子(しかた ちかこ) 相馬夫妻の子
相馬 愛蔵(そうま あいぞう) 実業家、中村屋創業者
相馬 安雄(そうま やすお) 相馬夫妻の長男、中村屋2代目社長
相馬 良(そうま りょう) 実業家、中村屋創業者
ダグラス・マッカーサー アメリカ合衆国の陸軍軍人、連合国軍最高司令官
防須 哲子(ぼうす てつこ) 防須(相馬)俊子とラス・ビハリ・ボースの子
防須 正秀(ぼうす まさひで) 防須(相馬)俊子とラス・ビハリ・ボースの子
松本 克平(まつもと かっぺい) 俳優、演劇評論家
ラス・ビハリ・ボース インド独立運動家

関連年表

関連年表
できごと
1954(昭和29)年 相馬愛蔵が亡くなる。
1955(昭和30)年 相馬良が亡くなる。
1958(昭和33)年 碌山美術館が穂高に開館する。
1964(昭和39)年 臼井吉見が小説『安曇野』の執筆を始める。
1974(昭和49)年 小説『安曇野』の第5部が刊行されて完結する。

 

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