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地域活動と水 ~水が暮らしと人をつなぐ~
水が暮らしと人をつなぐ
安曇野では、豊かな水が人々の暮らしや地域のつながりを支えてきました。水は自然の恵みであると同時に、守り、受け継いでいくべき大切な財産でもあります。地域では、世代を超えて水と向き合い、学び、関わるさまざまな活動が続けられています。こうした取り組みを通して、水とともに生きる安曇野の姿や、未来へつながる地域の力を紹介します。
汲み上げた水を 地下に還元 【サンリンI&F】
サンリンI&F株式会社は、北アルプスの雪解け水が地下深く浸透した天然水で氷を製造しています。市内初となる「還元井戸」を設置し、製氷過程で発生した未凍結の水を溶かして地下へ戻す仕組みを導入。これにより、汲み上げた水の約8割を地下へ還元し、持続可能な地下水環境の実現に取り組んでいます。

水と人を繋ぐコミュニティ【安曇野明科カヌークラブ】
安曇野明科カヌークラブは、安曇野の清らかな川をフィールドにカヌーやパドリングを楽しみ、地域と人をつなぐ活動を続けています。リバークリーンや環境倫理のワークショップを通じて、水辺への親しみと愛着を育み、持続可能で未来にも楽しめる環境づくりに取り組んでいます。

実践を通じて 名水を学ぶ 【穂高商業高校】
穂高商業高校は、豊かな名水に恵まれた穂高地域に位置し、ビジネスを探究する県立高校です。学校として初めて「安曇野水結(あづみのみずゆい)」に加入し、地下水に関する学びを深めるとともに、名水百選・安曇野わさび田湧水群・憩いの池の清掃など保全活動にも取り組んでいます。学習イベント「穂商(ほしょう)フェア」では、名水コーヒーの提供を通じて地下水の希少性を伝えたほか、名水の楽しみ方を広くPRしました。

地域の誇り 名水を守る 【安曇野市商工会堀金支部】
常念岳(じょうねんだけ)や蝶ヶ岳(ちょうがたけ)へ向かう林道沿いに位置する「延命水(えんめいすい)」。ここでは、岩肌を白糸のように沢水が流れ落ちる優美な景色を楽しめます。安曇野市商工会堀金支部では、この水景色を多くの方に親しんでもらえるよう、周辺の草刈りなどの整備活動を継続しています。毎年、約20名の会員が参加し、地域経済の基盤である豊かな水環境を守り、育んでいます。

走って、楽しんで、クリーン活動 【プロギング信州】
プロギングは、ゴミ拾いとジョギングを掛け合わせたスウェーデン発祥のフィットネスです。「プロギング信州」は、安曇野市や松本市の公園を拠点に毎月一回、イベントを開催。街中のごみや水辺のごみ拾いのほか、信州継美隊とのタイアップ事業として海洋ごみの現状を学ぶ学習イベントなども実施しています。まちが綺麗になるだけでなく、ダイエットやストレス解消、新しい仲間が増えるなどの効果が!ポジティブな力で足元から世界を変える…そんな活動を目指しています。








