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水で結ばれ、水と共に生きる安曇野
~水はみんなの宝物~
北アルプスの雄大な山々に抱かれ、そこから湧き出る清らかな水はこの地の暮らしを支えています。
田畑を潤す用水路、集落に流れる湧水、冷たい川のせせらぎ — 。
その一滴一滴が、人々の営みと心を静かに育んできました。
水があるからこそ生まれる風景、育まれる文化、交わされる言葉と出会い。
安曇野の豊かな水と共に息づく暮らしと人々のつながりを紹介します。

安曇野に暮らした先人たちは、堰を作り、水を引き、田畑を拓いてきました。湧水を利用したわさび田や、清流を活かしたニジマスの養殖も、知恵と工夫の結晶です。自然と共に歩んできたその営みは、今も風景と暮らしの中に息づいています。
澄んだ湧水と肥沃な土が、安曇野の食を豊かにしています。清らかな水で育つわさび、朝露を受けた野菜、冷涼な気候が醸す酒や味噌 —。四季折々の恵みを、丁寧に育て、つなぎ、味わう。安曇野には土地とともに生きる食の物語があります。
水にまつわる市民活動や地域イベントが、安曇野に暮らす人と人とを結びつけています。湧水を巡るまち歩き、堰の清掃活動、わさび田周辺の自然観察会や収穫体験―。水のある場所には、笑顔と交流が生まれます。暮らしのそばにある清流が人と人の輪を静かに広げています。


















