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太古の昔から、水は生命を育み、人々の生活を潤してきました。一方で、時として猛威を振るい、水害など甚大な被害を与えてきました。このコーナーでは、近年の主な災害を広報誌等から抜粋し、掲載します。
※通称は、気象庁による正式な名称ではありません。
通称 | 発生日時 | 市内の主な被害状況 | 関連画像 |
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平成18年7月 豪雨 |
平成18年 7月19日 |
梅雨前線の長雨により、市内全域で道路の冠水や林道の土砂崩落などの被害を受けた。 明科地域(小泉・荻原・木戸地区)で避難勧告(28世帯・88人)が出された。このほか床下浸水2世帯、中房線、国道403号で通行止めになるなどの被害を受けた。 | |
台風23号 | 平成16年 10月20日 |
台風23号による豪雨に見舞われ、市内各地で甚大な被害を受けた。明科地域では、総雨量161ミリを記録。床下浸水、土砂災害(国道403号土砂崩落、自主避難78名)が発生。このほか、穂高地域では、小岩嶽で50世帯に避難勧告が出された。 | |
平成11年6月 豪雨 |
平成11年 6月29日 |
梅雨前線の豪雨の影響により、豊科地域細萱地区では、万水川をまたぎ矢原堰の水路を支えてきた「めがね橋」が崩壊。ほかに穂高地域では烏川富田橋下流の堤防が崩落するなど大きな被害を受けた。 ※写真は、崩壊前のめがね橋 |
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台風7号 | 平成10年 9月22日 |
台風7号の風(風速37メートル)による影響で、市内各地で倒木や家屋の瓦が破損するなどの被害が発生。 三郷地域では収穫目前のりんごが落果し、農業作物に大きな被害を受けた。 ※写真は、豊科地域での神社の倒木の様子 |
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平成8年6月 豪雨 |
平成8年 6月8日 |
梅雨前線の豪雨の影響により、穂高地域万水川・穂高川合流地点の堤防が決壊。また、高瀬川安曇橋上流の堤防も決壊した。 | |
平成7年7月 豪雨 |
平成7年 7月8日 |
梅雨前線の豪雨の影響により、豊科地域熊倉地籍の犀川堤防の土手が崩落した。 | |
長梅雨+台風6号 | 昭和60年 7月9日 |
梅雨前線による長雨と台風6号の影響で、豊科地域光地籍では、土砂崩落が発生。明科地域でも潮沢地区で土砂崩れが続発した。 | |
台風10号 | 昭和58年 9月28日 |
台風10号の影響により県内各地で被害が発生。死者9人、家屋全壊53世帯、床下浸水6,975世帯に達した。安曇野市においても、豊科田沢地籍で国道19号の路肩が崩壊。明科地域で警戒水位を突破し、床上浸水13世帯、床下浸水72世帯、穂高地域でも床下浸水33世帯の被害を受けた。 | |
台風18号 | 昭和57年 9月11日 から13日 |
台風18号の影響により県内各地に被害が発生。死者2人、家屋全壊3世帯、床下浸水3,214世帯に達した。 ※ 写真は、明科地域潮沢地区で家屋に土砂が流入した様子。同地区では、土砂崩れ、地すべり被害が続発し、避難勧告が出された。 |
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昭和53年6月 豪雨 |
昭和53年 6月27日 |
豪雨により高瀬川が増水。県道陸郷穂高線の安曇橋が一部損壊、車両通行止めとなる。 | |
台風20号 | 昭和47年 9月27日 |
台風20号の影響により穂高地域で穂高川の堤防が決壊した。 | |
昭和45年6月 豪雨 |
昭和45年 6月15日 |
梅雨前線の豪雨の影響により、高瀬川、烏川(穂高自動車教習所付近)が増水、堤防が決壊した。 ※写真は、高瀬川右岸松川村二ツ家地籍の決壊の様子 |
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昭和44年8月 豪雨 |
昭和44年 8月11日 |
集中豪雨により、高瀬川が大洪水。大町市、松川村、穂高地域に被害が集中した。 ※写真は、穂高地域高瀬川の増水の様子 |
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梅雨前線 豪雨 |
昭和40年 7月12日 から13日 |
梅雨前線の豪雨の影響により、犀川、高瀬川が氾濫した。 ※写真は明科地域(下押野)の犀川堤防が決壊した様子。地元住民及び消防団員600人が水防作業にあたる。 |
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梅雨前線 豪雨 |
昭和36年 6月26日 から7月1日 |
梅雨前線豪雨により、犀川、高瀬川が氾濫した。 ※写真は明科地域の犀川堤防(光)が決壊し、自衛隊が出動した。 |
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台風7号 | 昭和34年 8月13日 から14日 |
県下に戦後最大の洪水をもたらす。県下の被害は死者71人、家屋の全壊1,391世帯、床下浸水10,959世帯に達した。 ※写真は明科地域の会田川増水の様子 |