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【食の歳時記・初夏】シャキシャキの食感が魅力。セロリ農家のおすすめレシピ

記事ID:0092813 更新日:2022年6月7日更新 印刷用ページを表示する

長野県が全国1位の生産量を誇るセロリ。諏訪地域が一大産地ですが、安曇野市でも、堀金・穂高地域を中心に、産地化されています。
堀金地域で、セロリ栽培している農村生活マイスターの一志みゆきさんに、セロリのおすすめの食べ方をお伺いしました。

一志みゆきさん

【お話を聞いた方:一志みゆきさん】
安曇野で農業を営む地元のお母さん。だんなさまと90代のご両親、息子さんご夫婦とともに3世代でセロリを栽培しつつ、農村生活マイスターとして地域で活躍。(取材は2022年5月)

早朝から収穫

 畑にお邪魔したのは、5月末。セロリは暑さに弱いため、鮮度や瑞々しさを保つために収穫作業は早朝から始まります。独特の爽やかな香りが漂い、みずみずしい緑のじゅうたんが広がる中、一志さんはご夫婦で収穫作業を行っていました。
 まずは、お店では見たことのないような立派なセロリにびっくり!
 セロリ畑

 1日に収穫するのは、600株で、約100ケース。重さは1トンにもなるそう。

 主にJAを通じて、東京や大阪に出荷されていますが、一部は地元の直売所に出荷するほか、学校給食にも提供されているそう。

 「地元で育った新鮮なものを食べてもらって、小さい頃からセロリに親しんでもらい、セロリファンを増やしたいわ」と一志さんはおっしゃいます。

安曇野の水をたくさん蓄え成長

​​ 安曇野では、年に2回セロリが収穫できます。春作と言われる5月から6月に収穫されるものは、播種が11月。

 秋作と言われる11月頃収穫されるものは、5月に播種するので、いずれも約半年間毎日手間暇かけて育てられています。

 また、セロリの生育には、毎日たくさんのお水が必要です。その量は、ハウス1棟のセロリを育てるためには、田んぼ1反歩分とも!!
北アルプスからの豊富な湧水や流水をいっぱい蓄えたセロリは、安曇野の恵みの産物です。

一志さん選別中

美味しいセロリの見分け方

 「きゅっとしまっているのがおすすめよ」と一志さん。
 スーパーや直売所で見かけるセロリは、1本ずつ小分けになっているものも多いですが、ぜひ、葉にツヤやハリがあり、茎が太くてしまっているものを選びましょう。

セロリ選別の手元

 生でスティックで食べるのが一般的なセロリですが、意外とアレンジがきき、葉っぱも食べられるセロリ。
 一志さんおすすめのごはんが進むレシピをご紹介します。

セロリの葉っぱの佃煮

材料

・セロリの葉 50gセロリのつくだに

(調味料)
 A酒 大さじ1
 Aしょうゆ 大さじ1
 A砂糖 大さじ1
・ゴマ 適量
・ゴマ油 適量

作り方

(1) セロリの葉をさっと茹でて細かく刻みます。

(2) (1)をゴマ油で炒めます。

(3) 調味料(A)を加えて汁気がなくなるまで炒め、仕上がりにゴマを加えて出来上がりです。

セロリのツナマヨ和え

材料

・セロリ 1本(150gから200g)セロリのツナマヨ
・ツナ缶   1缶(70g)

(調味料)
A マヨネーズ 大さじ1
A ポン酢 大さじ1
・塩 適量
・こしょう 適量

作り方

(1) セロリの茎は筋を取り薄い斜め切りにします。千切り大根やきゅうりの薄切りを混ぜてもいいです。

(2) (1)をボウルに入れて塩をふってしんなりさせます。 

(3) 別のボウルに油を切ったツナ缶とAをよく混ぜ合わせます。

(4) (2)の水分をよく絞って(3)に加え和えたら完成です。お好みでこしょうを加えてください。

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