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子育てをシェアして一緒に未来を抱く

記事ID:0136064 更新日:2025年12月18日更新 印刷用ページを表示する

親子が安心して過ごすカフェで思いと人をつなぐ

子育ての喜びや悩みをシェアできるカフェで人と人の出会いをつなぐ大塚さんに話を聞きました。

大塚彩音さん ランチ

大塚彩音さん 

1987年松川村生まれ。結婚後、マイホームの購入を機に安曇野へ移住。7歳と4歳の息子の子育て、カフェ経営に奮闘する傍ら、特別養護老人ホームに勤務し看護師としても活躍している。

思いを大切に選んだ道

カフェを始めたきっかけは次男の育児休業が明け、看護師として働いていた総合病院へ復帰する時のことです。それまではライフスタイルに合わせて、勤務形態や時間を変えながらキャリアを重ねてきましたが、子どもたちと過ごす時間と働く時間のバランスを考えると条件が合わず転職を決意しました。
次の働き方を考えていると、毎日の育児や仕事で気持ちにゆとりがなくなり、いつの間にか自分自身の思いを後回しにしていたことに気付きました。何かを選んだり諦めたりするのではなく、どれも大切にできる方法はないか。モヤモヤしていた自分の思いを素直に受け止めた結果、子どもを連れて働ける場所を自分で作るという私なりの答えにたどり着きました。
さまざまな選択肢からカフェを選んだ理由は、子育てを頑張る人がひと休みできる場所を地域に増やしたいと考えたからです。子育ては上手くいかないことの連続。外食をしても子どもを気にかけていると食べた料理や会話の内容が思い出せなくなることもあります。特に1人目の育児は分からないことばかり。祖父母も仕事があり毎日は頼ることができず、赤ちゃんと2人きりになって大人と話す機会は少なくなります。そんな大変さや孤独は減らして半分に、喜びは分かち合えるように、託児付きで温かい食事と会話が楽しめる場所を目指しました。経営の経験はありませんでしたが、県の起業支援を利用して2024年2月にMIRAHUG CAFEをオープンしました。​

店内で子どもをおんぶしながら接客する大塚さん 店内で子どもを寝かしつける大塚さん 

心の荷物を降ろす場所に

オープンから1年半余りが経ち、ありがたいことに満席になる日や繰り返し足を運んでくれるお客さんが増えてきました。カフェで知り合った皆さんがその後も交流を続けて再び来店してくれるなど、少しずつ子育てをする人同士が出会いつながるサイクルが生まれていると感じています。また、最初は不安そうな顔をしていたお客さんがゆったりと自分を取り戻す時間を過ごし、晴れやかに帰っていく姿を見ると、不安を取り除くお手伝いができた気がしてうれしくなります。
また、スタッフと子育てをシェアできていることも心強く感じています。共に働くスタッフは全員子育ての真っただ中。何気ない会話が悩みの解決や新しい発見に結び付くこともよくあります。それがリフレッシュにつながり子育てと仕事に取り組めています。
まだまだカフェ経営は一歩を踏み出したばかりですが、子育てをシェアできる場所があればきっと、救われる人がいる――。その思いを大切にしてこれからも工夫を重ねていきます。

<MEMO>

●MIRAHUG CAFE
​​大塚さんが開業したカフェ。「子育てをシェアしよう」をテーマに、託児と栄養バランスの取れたメニューを提供する。店内で多彩なイベントも開催し、子育てをする人をつなぐ場になっている。

安曇野へ移住サイトへリンク<外部リンク>

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