あづみの市は、平成17年(2005年)10月1日に、とよしな町・ほたか町・みさと村・ほりがね村・あかしな町が合ぺいして生まれました。
東西の長さは25.9キロ、南北は21.0キロで、面せきは331.78平方キロメートルです。人びとが生活しているのは、標高(ひょうこう)550メートル~650メートルほどの場所です。
あづみの市は、地図で見ると長野県のまんなかから少し左上、北西のあたりにあります。
電車だと、東京から3時間30分ほど、名古屋から2時間30分ほどの場所です。
北には、おおまち市・まつかわ村・いけだ町・いくさか村・ちくほく村があり、南には、まつもと市があります。西には、2000~3000メートルをこえる高さの山やまがならぶ、北アルプスがそびえています。
あづみの市は、市内をくまなく流れる水路のおかげで、長野県でいちばんの米どころとなりました。また、きれいな水を使ったワサビづくりが全国でも有名です。このほか、水はけがよく太陽の日もよくあたる西の山すそでは、リンゴづくりがさかんです。
農業(のうぎょう)のほかにも、精密機械(せいみつきかい)などを作る工業(こうぎょう)もさかんです。
観光(かんこう)にも力を入れていて、温泉や美術館(びじゅつかん)、北アルプス登山などを目当てに県内外から人びとがおとずれます。冬はハクチョウもやってきます。