わたしたちは毎日、のどがかわいたら水やお茶などをのみます。それだけでなく、おふろやトイレ、食事のしたくや後かたづけ、せんたくなど、たくさんの水を使います。
これほどたくさん使っているのに、水はなくならないのでしょうか。
水はもともと雨や雪のすがたで空からふってきたものです。
この水は、川や地下をとおって海に流れつき、太陽にあたためられて蒸発(じょうはつ)し、雲を作り、また雨や雪になってふってくる、ということをくり返しています。
わたしたちの使っている水も、このくり返しがきちんと行われるよう、くふうされています。
わたしたちが使っている水道の水は、川から取りこんだり地下からくみあげたりしたものを、ごみを取ったり消毒(しょうどく)したりしてからとどけられています。
わたしたちが使ってよごれた水は、それをきれいにするための施設(しせつ)である「下水道処理場(げすいどうしょりじょう)」で、ふたたびきれいにして川や海にもどしています。
「アクアピア安曇野」のしせつの一部
←豊科(とよしな)にある「アクアピア安曇野」。
わたしたちの家や工場などから出るよごれた水をきれいにして、川へもどしています。