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荒廃わさび田再生検証事業

記事ID:0048727 更新日:2021年5月12日更新 印刷ページ表示

荒廃わさび田再生検証事業(地方創生推進交付金事業)

事業趣旨

安曇野は豊富な湧き水と広大なわさび田により古くからわさび栽培が盛んな土地です。

近年、湧き水量の低下や後継者不足によりわさびの生産量が減少しており、荒廃わさび田の再生、新たな栽培方法と施設整備等の検証を目的にし、平成29年度から令和2年度までの4年間で荒廃わさび田再生検証事業が行われました。

事業内容(検証内容)

(1)荒廃わさび田の再生

(2)低コストハウスによる検証栽培

事業実施主体

信州山葵農業協同組合(青年部中心)

事業経過

平成29年度事業(1年目)

穂高の荒廃わさび田約700平方メートルを再生し、再生したわさび田には早生品種である「鬼緑」をはじめとした数種類のわさびの苗の植え付けが行われました。(写真左より再生作業前、再生作業中、再生作業後)

再生作業前再生作業中再生作業後

平成30年度事業(2年目)

条件の悪いわさび田でもハウスを整備することにより継続的な耕作が見込まれることから、再生したわさび田に農業用パイプハウス2棟を設置しました。(写真左から農業用パイプハウス、片屋根パイプハウス)

農業用パイプハウス片屋根パイプハウス

片屋根パイプハウスは令和2年3月に積雪で倒壊し、倒壊の検証の結果、低コストハウスとしての運用は難しいとの判断になったため、今後のハウス設置や検証は農業用パイプハウスで行うことになりました。

平成31年度事業(令和元年度事業)(3年目)

穂高の荒廃わさび田約700平方メートルを再生しました。また、1年目に再生したわさび田からわさびを収穫しました。(写真左から再生作業後、わさび)

再生作業後わさび

令和2年度事業(4年目)

3月に発生したパイプハウス倒壊を踏まえつつ、3年目に再生したわさび田に農業用パイプハウス2連棟を設置しました。

農業用パイプハウス

年度別経費(経費内訳)

平成29年度事業

費用名 金額(円) 備考
経費内訳
保険費 54,140 11名分
燃料費 19,671 重機用軽油、水中ポンプ用ガソリン
廃棄物処理費 61,020  
重機リース費 240,332 バックホウ等
労務費(事業実施主体+アルバイト) 1,401,527 11名分
資材費 142,959 単管、マルチ、野地板等
委託費 59,044 ハウス設計委託業務
手数料 6,912 振込手数料
合計 1,985,605  

平成30年度事業

  農業用パイプハウス 片屋根パイプハウス
パイプハウスの1平方メートル当たりの費用
各ハウスの費用(税込み) 1,691,177円 2,498,467円
各ハウスの大きさ 7.2メートル×20メートル 9メートル×25メートル
1平方メートル当たりの費用(施工費・運搬費込み) 11,744円 11,104円
1平方メートル当たりの費用(施工費・運搬費抜きの部材費のみ) 5,909円 4,514円

平成31年度(令和元年度)事業

経費内訳
費用名 金額(円) 備考
保険費 11,400 12名分
燃料費 23,876 重機用軽油、水中ポンプ用ガソリン
廃棄物処理費 86,900  
重機リース料 91,850 バックホウ等
労務費(事業実施主体+アルバイト) 1,915,400 12名分
資材費 239,435 単管、マルチ、野地板等
手数料 4,700 振込手数料
合計 2,373,561  

令和2年度事業

パイプハウスの1平方メートル当たりの費用
  農業用パイプハウス
ハウスの費用(税込み) 2,439,952円
ハウスの大きさ 5.4メートル×20メートル
1平方メートル当たりの費用(施工費・運搬費込み) 22,592円
1平方メートル当たりの費用(施工費・運搬費抜きの部材費のみ) 13,853円

 

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