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たばこが健康に及ぼす影響を知ろう!
世界禁煙デー・禁煙週間について
5月31日はWHO(世界保健機関)が定めた『世界禁煙デー』です。
それに伴い、日本では5月31日から6月6日までを『禁煙週間』としています。
この機会に、禁煙について考えてみませんか?
チャレンジすることで、自分自身だけでなく周りの大切な人たちの健康を守ることにもつながります。
たばこの影響について
たばこの煙には、約70種類の発がん性物質が存在しています。たばこの煙を吸い込むことで、有害物質が肺から体に取り込まれ、血液とともに全身に運ばれます。
その結果、がんやCOPD(慢性閉塞性肺疾患)を引き起こすなど、健康に悪影響を及ぼします。
また、喫煙者でなくても、受動喫煙(たばこから発生した煙にさらされること)によって、がんや肺機能低下のリスクが高くなると言われています。
慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、慢性気管支炎や肺気腫などの病気の総称です。COPDの8〜9割は、たばこの煙に含まれている有害物質を吸い込むことで引き起こされると言われています。
主な症状は、ちょっとした動作で息切れがしたり、咳や痰が多くなり呼吸が苦しくなることです。このような症状がある方は、できるだけ早めに医療機関を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
禁煙に興味がある方へ
禁煙について考えてみるもののなかなか続かず、辛い思いをしている方もいるかもしれません。禁煙が難しいのは、たばこに含まれるニコチンに依存した状態になっているためであって、あなた自身の意志が弱いわけではありません。
禁煙方法には、ニコチンパッチやニコチンガム等の市販薬を使用したり、医師のサポートのもと禁煙治療を受けるなど、様々な方法があります。喫煙者本人だけでなく、家族のサポートも大切になります。
禁煙に興味がある方、禁煙してみようかなと思った方は、禁煙について [PDFファイル/484KB]をご覧ください。
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