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クラムザッハ(オーストリア共和国チロル州)
クラムザッハとの交流経過
クラムザッハとの交流は、旧豊科町が昭和60年にあづみ野ガラス工房を開設した頃、クラムザッハにヨーロッパで唯一の国立ガラス専門学校があることを紹介され、このガラス専門学校を視察したことが縁で始まりました。
その後、相互の訪問団が行き来する中、平成元年6月に双方の友好会で友好協定を結び、平成5年10月25日には自治体同士で姉妹都市提携を締結しました。
平成19年11月4日、安曇野市として姉妹都市提携を結び直し、相互訪問など民間レベルでも幅広い交流が行なわれています。
クラムザッハの紹介
クラムザッハは、ウィーンから450キロメートル、ドイツ・ミュンヘンから130キロメートル、チロル州の州都インスブルックからは40キロメートルで、イン川の左岸に位置しています。
美しく雄大なアルプスの山々とカウベルの音が谷間に響きわたる豊かな草原が広がり、家々の窓に見ることのできる色とりどりの花々と相まって、まるで絵のようなロマンチックな風景に出会うことができます。
ラインタール湖の東岸には広大な自然の林野をそのまま敷地として、谷によって建築様式の異なるチロルの古民家を多数移築した農場博物館があり、ノスタルジックな雰囲気が広がっています。
冬はスキー・スケート・クロスカントリー、夏はカヌー・ロッククライミング・ハイキング等のアウトドアレジャーが盛んで、年間30万人の方が休日を楽しみに訪れています。
また、グラスや食器に丁寧に描かれるチロル地方独特の伝統ガラス工芸のまちとしても有名で、第二次世界大戦後、ドイツ系ガラス職人たちが来たことで更に発展しました。
その後、オーストリアで唯一のガラス専門学校が設立され、日本からも何人かの学生が学び、豊科出身の卒業生もいます。
リンク
- オーストリア政府観光局<外部リンク>
- クラムザッハホームページ(ドイツ語)<外部リンク>