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安曇野を訪れる皆さんを手づくりの花壇で歓迎する「アルプス花街道」の取り組みをご紹介します。
潤いのある地域づくりに向けて、市民と行政が一緒に汗を流し、協働によるまちづくりに取組んでいます。皆さん、ぜひ「花街道」にお出かけください。
また、県道については、長野県の「信州ふるさとの道ふれあい事業(アダプトシステム)」の協定締結団体として、私たちの地域の道路の景観・美化活動に取り組んでいます。
参加団体:85団体
参加人数:1,304人 (平成19年9月2日現在)
開花期間:6月下旬から10月上旬頃まで
植栽場所:
【豊科地域】
長野自動車道豊科インターチェンジ北、県道柏矢町田沢停車場線および安曇野わさび街道沿い約3キロメートルの区間
【堀金地域】
広域農道沿いほりがね物産センター付近上堀橋から下堀橋まで約1キロメートルの区間
【三郷地域】
広域農道沿い三郷住吉神社交差点を西へ三郷ベジタブル脇の約500メートルの区間
植栽延長:約4月5日キロメートル
6月2日(土曜日)、マリーゴールドの苗の一斉定植が行われました。地域や企業、団体等が一本一本ていねいに苗の植え付け作業を行いました。
【写真左上】
豊科地域の豊科インターチェンジ北、県道柏矢町田沢停車場線では、歩道脇のガードパイプの下に定植します。
【写真右上】
育成会や小学生のスポーツクラブの参加もあり、あっという間に植えてしまって「もっと植えたい」との声もありました。
【写真左下】
1株ずつ約40cm間隔で植えていきます。
6月2日の一斉定植から3週間が過ぎて小さかった苗も、すくすくと育ち花芽もでてきました。これから横に枝ぶりをよくする摘芽をします。
一斉定植から1ヶ月が過ぎ、あちこちで花が咲き始めました。摘花の作業を経て、7月下旬には全体的に揃った花街道をご覧いただくことが出来そうです。
せっかく咲いたきれいな花を摘み取ってしまいますが、株の丈を低めに抑えて花をより多くつけさせるための作業です。これから横にあたらしい花芽が伸びてきます。
一斉定植から約2ヶ月、花も咲きそろってきました。今年は定期的に雨も降り順調に育っています。市民のみなさんや夏の安曇野を訪れる全国のみなさんに見ごろの花街道をお見せできそうです。
安曇野に多くの方が訪れる時期を迎えて満開となっています。ここ数週間雨が降らず、一部の株は枯れるなどの被害があり心配されましたが、先日、ひさしぶりの雨が降りほっと胸を撫でおろしています。そんな中ちょっと珍客も…。車窓以外に足を止めてもらうと出会える花街道の楽しみです。
また、花街道は植栽だけでなく沿道の除草なども行っています。ちょっと目を離すと伸びてくる雑草に四苦八苦しながら参加各団体ごとに作業しています。
9月2日 豊科インター北、スワンガーデン安曇野内スワンホールにおいて、アルプス花街道の活動をPrと安曇野市のイメージアップを図ることを目的に、『2007アルプス花街道in安曇野 花のじゅうたん-「夢」・「想」・「花」-と題してイベントを開催しました。
好天に恵まれた日曜日でもあり約400人の皆さんに来場していただきました。
私たちの活動の「夢」・「想い」を込めて、市内の高校生の描いた原画を元に、マリーゴールドや地元の農家の方から提供していただいた花と使って花の絨毯画を描きました。
この他、活動を多くの方に知っていただくためにパネル展示や、花の絨毯画の製作体験コーナー、マリーゴールドの種を添えた風船を大空へ放つセレモニーなどの催しを通して来場していただいた多くの皆さんに私たちの活動を少しでも知っていただけたと思います。
今年も多くの皆さんに楽しんでいただいたアルプス花街道も10月末には多くの区画で花の時期が終わりとなりました。
10月から11月にかけて各参加団体で枯れたマリーゴールドを片付けました。その際、来年に備えて冬の間に土が流れないようマリーゴールドの根とマルチを残しておきます。
また来年、たくさんのマリーゴールドが咲かせるまでしばらくの間お休みです。実行委員会の活動も、会議等で一年の取組みの反省・改善点を出し合った後、年度末に総会を行い春からの活動に備えます。
アルプス花街道実行委員会事務局
安曇野市豊科総合支所 地域支援課まちづくり推進係
電話 0263-72-3111(内線720-1118)
ファックス 0263-72-8340