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安曇野を訪れるみなさんを気持ちよくお迎えしたいと始まった「アルプス花街道」。そのあゆみをご紹介します。
長野自動車道安曇野インター(旧豊科インター)は、1998年長野冬季オリンピックが開催される白馬村への玄関口となり、オリンピック開催前から国内各地はもとより世界各国の関係者が利用することになりました。
そこで、訪れる皆さんを歓迎すると共に、オリンピックの成功を祈念するため、安曇野インターから白馬方面に至る旧穂高町境までの県道柏矢町田沢停車場線沿線の田畑(幅5メートル)を地権者の方からお借りし春から秋にかけて季節の花(マリーゴールドなど)を植栽しました。
また、冬の期間はオリンピック開催時にあわせて、氷と光のページェントとして、沿道をアイスキャンドルで装飾し、プラザ安曇野と安曇野スイス村駐車場には氷の彫刻を展示して訪れる人々を歓迎しました。
( 参加 47団体 1,934人)
長野冬季オリンピックは無事に終了しましたが、安曇野に訪れる皆さんを歓迎する気持ちに変わりはありません。マリーゴールド、日々草、コスモスが定植され、春から秋にかけてきれいな花が咲き乱れました。
(参加 平成10年度 52団体、平成11年度 46団体)
春から秋にかけては、マリーゴールド、百日草、コスモスが定植され、きれいな花が咲き乱れました。
花の時期が終わったあとには、旧豊科町の特産品「玉ねぎ」の苗が定植され、翌年に収穫されました。
(参加 47団体)
百日草、コスモスの替わりにひまわりを定植し、真夏には大きなひまわりと定番のマリーゴールドの花が訪れる皆さんを歓迎しました。
(参加 平成13年度 43団体、平成14年度 40団体)
平成15年にはマリーゴールド・百日草を定植しましたが、秋にはお借りしていた田畑を地権者の方にお返しすることになりました。
これに代わって平成16年2月18日、アルプス花街道実行委員会と長野県、旧豊科町が「信州ふるさとの道ふれあい事業」アダプトシステム(県道の里親制度)の協定書に調印し、平成16年からは県道柏矢町田沢停車場線歩道部分(約50cm幅)を定植場所とすることになりました。
これにより歩道脇へマリーゴールドを一列に定植する現在の形となりきれいな花を咲かせることができました。
(平成15年度 39団体、平成16年度 41団体、平成17年度 44団体)
平成17年10月に安曇野市が誕生したのを機に、平成18年度からは新たに堀金地域・三郷地域にもアルプス花街道の輪が広がり始めました。こうした中、実行委員会組織の見直しを行い、市民、企業、行政などが一体となって、ともに汗を流し、考える、「市民と行政による協働によるまちづくり」をより一層、積極的に取組みはじめました。
また、活動10周年を迎えたこの年は10周年記念イベントを開催しました。
新たなスタートとなった活動11年目の平成19年は、長年の取り組みと内容が評価され、6月には景観美化功労団体として長野県知事表彰を受賞し、住民と企業・行政が一体となって取り組む市を代表する活動の一つとなりました。
(参加 平成18年度 67団体 1,097人、平成19年度 85団体 1,304人)
平成20年度は、新たに穂高地域でも取り組みが始まり、アルプス花街道の輪が市内全域へと、より一層広がり始めました。
こうした中、昨年の県知事表彰に引き続き、8月には「小さな親切」運動松本支部より実行章を、10月には松本市の花いっぱい運動をきっかけに組織された「全日本花いっぱい連盟」より全国の87の個人・団体と共に功労表彰を受賞しました。
(参加 平成20年度 85団体 1,542人)
平成21年度には明科地域にも花街道の輪が広がり、市内5地域すべてでマリーゴールドの花が咲きました。平成23年度には新たな区画も加わり、市内10箇所に広がり、参加者および参加団体も増加しました。
年度 | 参加団体数 | 参加者数 |
---|---|---|
平成21年度 | 85団体 | 1,369人 |
平成22年度 | 82団体 | 1,456人 |
平成23年度 | 98団体 | 1,769人 |
平成24年度 | 91団体 | 1,629人 |
平成25年度 | 84団体 | 1,561人 |
平成26年度 | 84団体 | 1,552人 |
平成27年度 | 85団体 | 1,595人 |
平成28年度 | 81団体 | 1,550人 |
平成29年度 | 76団体 | 1,495人 |
アルプス花街道実行委員会事務局窓口
安曇野市市民生活部地域づくり課まちづくり推進係
電話:0263-71-2494
ファックス:0263-72-3176