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平成25年度 決算公表
平成25年度各会計の決算およびこの決算を元にした市の財政状況などをお知らせします。
普通会計にみる財政状況(一般会計・同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計)
普通会計の歳入決算額は406億7300万円で、前年比7・4パーセントの増となりました。歳出決算額は396億8100万円で、前年比7・0パーセント増加し、形式収支額は、9億9200万円でした。形式収支額から繰越財源を差し引いた実質収支額は、8億4700万円となりました。
歳入で多いのは市税が28・3パーセントを占め、115億2100万円で前年比1・2パーセントの増加でした。次に地方交付税で113億6700万円でした。
歳出では目的別で見ると福祉に関わる民生費の決算額が一番多く、全体の28・1パーセントを占め、111億4400万円でした。次に総務費で19・3パーセントを占め、76
億4100万円でした。
性質別で見ると、穂高会館の大規模改造、温浴施設「安曇野しゃくなげの湯」の整備などの投資的経費が全体の16・7パーセントを占め、63億7600万円でした。
普通会計とは
各地方自治体の財政状況の把握や地方自治体間の財政比較等のために用いられる会計で、一般会計と特別会計のうち同和地区住宅新築資金等貸付事業特別会計を合算し、会計間の重複等を控除した地方財政統計上、統一的に用いられる会計区分です。
公営企業会計の状況
民間の企業会計のように利用料金などの収益で運営する、2 つの公営企業会計があります。このうち市民生活に密接な水道事業会計は、水道水を供給するために必要な経費と財源である収益的収入および支出については、差し引き2 億92 万円、当期純利益が1億4,860 万円(税抜き)の黒字となりました。また、水道施設を建設・更新するための経費と財源である資本的収入および支出は、水道施設の監視設備を統合するための中央監視制御設備工事や三郷地域黒沢川の表流水から地下水への水源転換を行うための水道施設建設工事を行ったことにより差し引き13 億6,781 万円の不足となりました。この不足分は、これまでに収益的収入および支出で生じた利益を積み立てた建設改良積立金等で補てんしました。
平成25年度市が取り組んだ事業
1 健全財政維持のための財源確保と経費削減
2 安全・安心で住みよい環境整備と生きがい対策
3 産業の活性化と観光戦略
4 郷土の理解と協働による地域の絆きずな
市の貯金と借入金の状況
基金(貯金)と市債の残高
市の貯金である基金については、目的別に各基金を設け、事業推進のため積み立てています。全会計で174億9400万円の基金があります。また、市の借入金である市債の平成25年度末残高は、全会計の合計で875億7700万円となり、前年と比べると14億1600万円減少しています。
旧合併特例事業債の状況
旧合併特例事業債の市の限度額は、公共施設整備に458億円、基金造成に36億8000万円となっています。実際に借り入れた旧合併特例事業債は、平成25年度までの累計で188億100万円です。引き続き必要な事業を精査し平準化を図りながら、地方債の借入額もできる限り圧縮し、健全な財政運営を図っていきます。
財政指標から見る 市の財政状況
必要な事業を行いながら健全財政を維持
平成25年度の決算は、市として必要な行政サービスを提供しながら、新本庁舎や保育園、学校などの公共施設の整備や耐震化等の安全を確保する事業を行ったため、安曇野市となってから最大の額となりました。
市の財政指標のうち、普通会計の柔軟性を示す指標である経常収支比率は、前年度比1・6ポイント改善して84・7パーセントになりました。
また、自治体の財政状況の健全性を計る指標として次の(1) から(4) に示した「健全化判断比率」があります。
(1) 実質赤字比率
(2) 連結実質赤字比率
(3) 実質公債費比率
(4) 将来負担比率
このうち収支が赤字となったときに算出される「実質赤字比率」「連結実質赤字比率」については、市では、黒字決算を続けており、この指標を算定し始めてから赤字となったことはありません。
また、借入金の返済等の割合を示す「実質公債費比率」「将来負担比率」について財政の健全性が損なわれる危険性が生じると判断される「早期健全化基準」と比較した場合、市の数値は、大きく下回る比率を維持しています。また、健全化判断比率の推移
を見ても前年度と比較し数値が改善しています。
財政状況に各指標等から見ても、現時点で財政運営上の課題等は表れていません。
今後も必要な事業を実施しながら健全な財政運営を行っていきます。
今後も健全な財政運営に努めてまいります
平成25 年度決算における一般会計以外の会計も対象とした各種財政指標のうち、財政構造の弾力性を判断する経常収支比率は、前年度比1月6日 ポイント改善して84.7%となりました。
また、市の将来を見据えた財政の健全化判断比率のうち、実質公債費比率が11月7日%で0.3 ポイント減将来負担比率は25.1%で7月9日 ポイント減といずれも前年度より改善できました。
今後も徹底した行政改革の推進や組織体制の見直しにより無駄を省き、事業の精査、集中化を図りながら、市民の皆さんへ充実したサービスの提供をしていきます。
市長 宮澤宗弘
決算審査報告
平成25 年度決算および財政健全化判断比率等について、8 月に監査委員より決算審査報告を受けました。
引き続き財政の健全性の確保に努めます。概要は次のとおりです。
1 一般会計・特別会計・公営企業会計決算について
審査に付された各会計歳入歳出決算書およびその附属書類は、いずれも関係法令に準拠して作成されており、計数等は関係諸帳簿および証書類と照合した結果、適正であるものと認められました。また、各基金の運用状況を示す書類の計数は、関係諸帳簿と符合し正確で、運用状況についても適正であると認められました。
予算執行状況は、その目的に沿っておおむね適正に執行されているものと認められました。
2 健全化判断比率等について
審査に付された健全化判断比率および資金不足比率について、その算定の基礎となる事項を記載した書類は、いずれも適正に作成されているものと認められました。
人事行政の運営等の状況
市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例に基づき職員数や給与などの状況についてお知らせします。(詳細省略)
問本庁舎内職員課 電話71・2000 代表 ファクス71・5155
日時 11 月15 日(土曜日)・16 日(日曜日)午前10 時から午後4時
場所 穂高神社特設会場
問い合わせ 実行委員会事務局(市商工会内)電話87・9750 ファクス72・8491
穂高支所内観光交流促進課 電話82・3131 代表 ファクス82・6622
【相談窓口】 市青少年センター(教育委員会生涯学習課内)
電話62・4565代表ファクス62・3525
コオーディネーショントレーニング(Cot)シニア教室
ニュースポーツ教室
スマイルステップ教室
あづみ野再発見!安曇野ウオーキング
生涯学習課スポーツ推進担当電話62・5717ファクス62・3525
学校教育課教育指導室電話62・0133ファクス76・5721
堀金公民館内地域課地域担当 電話72・5796 ファクス72・5801
生涯学習課社会教育担当 電話62・4565 ファクス62・3525
生涯学習課社会教育担当 電話62・4565 ファクス62・3525
安曇野高橋節郎記念美術館 電話81・3030ファクス82・0551
田淵行男記念館 電話72・9964ファクス88・2010
貞享義民記念館 電話77・7550ファクス77・7551
豊科図書館 電話71・4022ファクス73・1801
第3回講座「てんこく教室」
読み聞かせボランティア研修会・お話会
中央図書館 電話84・0111ファクス84・0116
明科図書館 電話62・1122ファクス62・1124
安曇野市美術館博物館連携事業実行委員会事務局(文化課内) 電話62・3090 ファクス62・3525
環境課環境保全係(電話82・3131代表ファクス82・6622)
市公民館条例の改正
生涯学習課社会教育担当(電話62・4565ファクス62・3525)
福祉課障害福祉担当(電話81・0724ファクス81・0703)
収納課管理係(電話72・3111代表ファクス72・8340)
介護保険課介護予防係(電話81・0732ファクス81・0703)
地域づくり課まちづくり推進係(電話82・3131代表ファクス82・6622)
地域課地域担当(電話82・3131代表ファクス82・6622)
長寿社会課福祉政策担当(電話81・0716ファクス81・0703)
監理課(電話72・3111代表ファクス72・3569)建設課(電話72・3111代表ファクス72・8340)危機管理課(電話72・6769ファクス72・6739)県安曇野建設事務所(電話72・8308)県犀川砂防事務所(電話62・3257)豊科消防署(電話72・3145)穂高消防署(電話82・3262)梓川消防署(電話78・2090)明科消防署(電話62・2992)
豊科防署(電話72・3145)梓川消防署(電話78・2090)穂高消防署(電話82・3262)明科消防署(電話62・2992)
耕地林務課林務担当(電話77・3111代表ファクス77・6060)
廃棄物対策課(電話82・3131 代表 ファクス82・6622)
穂高支所内観光交流促進課 電話82・3131代表 ファクス82・6622
次号発行日 11月5日(水)
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