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安曇野の大地は、日本列島の成り立ちと深く関わっています。安曇野はフォッサマグナの海だった時代から陸地となり山国となって、現在の安曇野の景観がうまれました。その長い歴史を化石や地形図をみながらたどります。岩石をさわって体験するコーナーもあります。
古代の海に生息していたアロデスムスとヒゲクジラ類(イラスト 村上紀子)
大地の上になりたつ、地球上のさまざまな植生を気温と雨量からみてみましょう。安曇野の植生の豊かさを支える、北アルプスの高山帯、亜高山帯の生態系も紹介しています。

一の沢登山道 胸突八丁(標高2000m)のお花畑
山地帯の水辺林や里山のさまざまな植物や動物、昆虫類を展示しています。人々の暮らしが近い里山では、継続的に人間が利用することによって、明るい雑木林や半自然草原などの生態系が育まれます。草原の蝶、オオルリシジミ(安曇野市天然記念物)についても紹介しています。

里山の生態系を紹介する展示
安曇野市の自然に大きな影響を与えている、松枯れとニホンジカの現状について紹介しています。いずれも人間社会の歴史が大きく関わっています。今、そして将来に向けて、自然とどう向き合っていくのか、大きな課題となっています。
北アルプスから流れくだる河川は水量があり、地形の勾配が大きいことから、これを利用して明治時代から水力発電の建設が進められてきました。烏川や中房川など、現在も稼働している水力発電の歴史をたどります。
中房川の宮城第一発電所で、1904年からから現在まで現役で稼働しているドイツ製の発電機
安曇野の人々は山とどう向き合って暮らしていたのでしょうか。山はさまざまな恵みをもたらしてくれる一方で、ふだんは足を踏み入れることが少ない場所でもありました。穂高牧にある満願寺へのホトケムカエの習俗や盆行事などから、安曇野の人々の山への思いを見ていきましょう。

盆花採り(イメージ)イラスト 村上紀子
