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市長定例記者会見 令和5年8月23日

記事ID:0106947 更新日:2023年8月24日更新 印刷ページ表示

・令和5年8月23日(火曜日) 午前11時から
・本庁舎 4階 会見場

項目

(1)令和5年度 一般会計補正予算(第5号)
(2)安曇野フルコース第4弾「イタリアン」
(3)安曇野市×あずさマルシェ  Lumine Agri Marche
(4)安曇野市 京都芸術大学連携アートプロジェクト
(5)安曇野市内の中学生が松本大学と連携した平和学習の発表会
(6)市内通学中高生を対象にした市内11駅のスタンプ図案の選定結果

資料

市長定例記者会見資料(令和5年8月23日) [PDFファイル/3.12MB]

会見内容

(1)令和5年度 一般会計補正予算(第5号)

令和5年度一般会計補正予算(第5号)についてご説明させていただきます。お手元にお配りの「令和5年度一般会計補正予算(第5号)の概要」をご覧ください。

今回の補正予算は、11億7,000万円を追加し、483億8,900万円とするものです。
令和5年度後期の予算に過不足が生じることが予測されるもの、事業化の見通しが立ったものについて計上いたしました。

主なものについてご説明します。

歳入になります。(概要は2ページから)
令和5年度交付額の決定による普通交付税(8,901万4千円)の増額、ふるさと納税の年度内寄附採納見込みによる「ふるさと寄附金」(2億円)の増額、令和4年度決算に伴う前年度からの繰越金(12億8,231万2千円)の増額、市債については、財源が確保できたことによる借(かり)替債(かえさい)の発行取止め(△5億2,840万円)、臨時財政対策債発行可能額の決定に伴う(△1億7,068万8千円)の減額が主なものです。

続いて、歳出になります。(概要は5ページから)

総務費では、
ふるさと寄附の年度内寄付採納見込みによる返礼品調達費及び事務費(2億8,864万4千円)の増額、繰越金の確定による財政調整基金への積立金(6億6,700万円)の増額、スマートフォンなどを介して収集した位置情報などの人流データを活用したデマンド交通運行改善調査委託費(820万円)の増額が主なものです。

民生費では、
三郷小学校被服室を児童クラブ室に改修する費用(1,099万7千円)の増額、子育て親子の交流の場を提供している事業者を支援する費用(150万円)の増額、認定こども園施設改修費(1,662万2千円)の増額が主なものです。

衛生費では、
国の予防接種健康被害救済給付金制度の認定に伴う医療費及び医療手当に必要な費用(213万5千円)の増額が主なものです。

農林水産業費では、
今月8日にニホンザル追払い隊の皆様63名を任命させていただきました。その活動費用として(405万3千円)の増額、また、農産物の海外販路開拓に向け、シンガポールでのテスト販売や東京Kitteにおけるカフェコラボで安曇野産農産物を使用した特別メニューの提供費用(70万4千円)の増額、明科潮(うしお)区石綿(せきめん)管(かん)撤去工事の増工及び水道用水管(すいかん)橋(きょう)撤去に伴う工事費(2,386万2千円)の増額が主なものです。

商工費では、
県外からのUijターン就業・創業移住者を支援するための費用(910万円)の増額、また、登山者の二次交通を検討するにあたり、まずは登山口駐車場の状況を映像により把握できるシステムの導入に必要な実証実験費用(728万3千円)の増額などが主なものです。

教育費では、
外国語授業を初めて受ける小学校5年生を対象に外国語学習の動機付けを図るため、まずは市内小学校4校において、海外とのオンライン交流学習の有効性を実証するための費用(62万1千円)の増額、南部給食センターの配送用コンテナ及び食器消毒保管機購入費用(529万円)の増額が主なものです。

説明は以上でありますが、その他については、お配りしてある「令和5年度 一般会計補正予算(第5号)の概要」をご覧ください。


(2)令和4年度決算状況及び健全化判断比率について

次に、令和4年度の市の決算状況について説明いたします。なお、決算額につきましては、万円未満を切り捨てて申し上げますので、ご承知おきください。

一般会計の歳入決算額は481億3,724万円で、前年度比3.7%の減、また、歳出決算額は466億3,976万円で、前年度比4.5%の減となりました。歳入から歳出を差し引いた形式収支額は、14億9,748万円、さらに翌年度繰越財源を除いた実質収支額は、13億3,231万円の決算となりました。
では、歳入歳出決算の内容について説明させていただきます。

まず歳入の内訳です。
市の収入の約1/4を占める市税の決算額は123億7,138万円で、固定資産税や法人住民税の増収により前年度比4.6%増となりました。
国県支出金の決算額は93億8,154万円で、前年度比で14.5%の減となりました。これは令和3年度に実施した国の補助事業「子育て世帯等臨時特別支援事業」が令和4年度は実施されなかったことによるものです。
市債の決算額は25億7,480万円で、臨時財政対策債発行額の減少により、前年度比で35.5%の減となりました。

次に、歳出の内訳です。
目的別でみると、物価高騰対策事業を中心とした大型事業を実施した民生費の決算額が一番多く、全体の31.4%の146億7,234万円となりました。ふるさと寄附事業や主要な基金積立が含まれる総務費が2番目の規模で全体の13.9%、64億7,792万円となっています。
性質別でみますと、給食センター公会計化や物価高騰対策事業などにより物件費が前年度比9.0%増の73億937万円の決算額となりました。
また、普通建設事業費は、令和3年度でAncアリーナ建設事業が完了したことなどから前年度比23.1%減の44億3,880万円となっています。

続きまして、令和4年度決算に基づく安曇野市健全化判断比率について、説明いたします。
健全化判断比率は、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」第3条第1項の規定により、監査委員の意見を付して議会へ報告し、公表するものです。
まず、実質赤字比率、連結実質赤字比率は、対象となります一般会計、特別会計、公営企業会計とも黒字決算となりましたので算定されませんでした。
また、公債費による財政負担の度合いを示す実質公債費比率は、昨年度と同じ8.1%でした。
一般会計等が将来負担すべき実質的な負債の標準財政規模に対する割合を示す将来負担比率は、充当可能財源が将来負担額を上回ったため、前年度に引き続き数値は算定されませんでした。

今後も、安曇野市の将来を見据えながら、健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。

なお、説明の詳しい内容につきましては、お配りさせていただきました「令和4年度決算概要」並びに「令和4年度決算に基づく健全化判断比率について」をご覧いただきたいと思います。

令和4年度決算状況及び財政健全化判断比率につきましては以上でございます。

(2)安曇野フルコース第4弾「イタリアン」

​オール安曇野産の農畜水産物を使用し、フルコースメニューを考案する「安曇野フルコース」は、「イタリアン」で開催します。

和食、フレンチ、中華に続き、第4弾です。
イタリアンの監修は安曇野調理師会の会員であり、「旬彩ダイニングばんび」のオーナーシェフ金井美和(よしかず)さんにお願いします。安曇野フルコース(イタリアン)のお披露目会は、8月28日(月曜日)に行います。

今回は、夏秋いちご、トマト、とうもろこし、ズッキーニ等の夏が旬となる農産物をメイン食材としたメニューを考案いただき、提供する予定です。
一部フルコースメニューは、お披露目会のあと「旬彩ダイニングばんび」にて提供される予定です。

今回のイタリアンで、春夏秋冬の4シーズンが完成となります。幅広い料理のジャンルやコースメニューが出来てしまうほど、四季折々旬で豊富な農畜水産物が手に入るこの安曇野の魅力を今後もPRしてまいります。

今後も安曇野フルコースを市内外へ発信することに力を入れ、安曇野の魅力発信に取り組んでまいります。

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(3)安曇野市×あずさマルシェ  Lumine Agri Marche

JR東日本グループが展開している荷物の輸送サービス「はこビュン」を活用し、鮮度のよい農産物を販売する「安曇野市×あずさマルシェ」を新宿駅で9月8日(金曜日)から10日(日曜日)までの3日間の日程で開催します。

昨年、好評いただきました「安曇野市×あずさマルシェ」ですが、今年はさらに、株式会社ルミネが取り組む農業プロジェクト「ルミネアグリプロジェクト」』とも連携して取り組みます。

アピールポイントとしては、大きく3点ございます。

1つ目は、朝どれスイートコーンをはじめ、特産のりんご、人気のブドウを特急あずさ号で新宿駅にお届けし、販売します。
スイートコーンは昨年度大人気で、早々に売り切れてしまったため、今年はお届けする量を増やしました。より多くの方に安曇野の新鮮な農産物を味わっていただけたらと思っております。

2つ目は、「ルミネアグリプロジェクト」との連携です。市内の生産者、事業者、Jaあづみなど11の事業者等が、野菜やフルーツ、特産のわさびやそばだけでなく、クラフトビールやワイン、日本酒、ジェラートやスイーツなどを直接販売します。
また、「夏秋いちご」の安曇野生まれの新品種の試食や、南安曇農業高校の学生のアイディアから生まれた信州りんごの果汁を使用した「台湾カステラ」など、首都圏では、ここでしか食べられないものも取り揃えました。
最後3つ目は、安曇野市のPRブースです。
今回のイベントをきっかけに特急あずさ等を使い、首都圏のみなさまに安曇野に足を運んでいただけるよう観光PR等を予定しております。また、9月から新たに安曇野市も参画するJR東日本の開設しているJreモールのふるさと納税についてもPRいたします。
日替わりで出店するブースもありますので、連日足を運んでいただき、安曇野の「美味しい」を堪能いただきたいと思います。
また、当日買い物をしていただいた方には、プレゼントの当たる抽選会等も予定しておりますので、こちらもお楽しみいただけたらと思っております。

このイベントを通じ、出店のみなさまには、首都圏の顧客の反応を今後の販売戦略に生かしていただく機会としていただけたらと考えております。

​​(4)安曇野市 京都芸術大学連携アートプロジェクト

9月17日(日曜日)から24日(日曜日)まで、穂高交流学習センターみらい、豊科近代美術館、安曇野高橋節郎記念美術館等の会場で、安曇野市を訪れた 京都芸術大学大学院生12名が制作した、安曇野の自然や文化に着想を得た作品の展覧会を開催します。

これは、同大学教授で東京藝術大学名誉教授でもある保科(ほしな)豊巳(とよみ)先生が担当する大学院のゼミ「保科ラボ」による、地域と連携したアートプロジェクトの発表です。

このうち大学院生5人は、8月5日から7日に豊科北中学校美術部員30人を対象にワークショップを行いました。
「中学生の内なる赤裸々なる言葉」をコンセプトに、芸術と異分野のハイブリッドによる表現を目指し、服、中学生の声、野菜、安曇野の土に住む微生物など、身近な素材を使って、中学生と協力して作品を制作しました。

他にも、大学院生が安曇野市内を取材して得た発想で、地域に関わる表現を実践しています。

一例として、市内に廃棄された自転車を分解・部品を再配置して展示を行い、それを再び自転車に再構築して、市内のサイクリングロードを疾走するというパフォーマンスが行われます。
また、明科地域の弥勒堂を調べたドキュメンタリービデオや、養蚕にアプローチした作品などを発表します。

パフォーマンスも含め、会期中は市内の様々な場所で作品の展示が行われますので、是非市内を周遊してご観覧ください

(5)安曇野市内の中学生が松本大学と連携した平和学習の発表会

安曇野市では、平成24年度から、中学生による広島平和記念式典参加事業を実施しております。
今年度は、平和学習としての事業内容の一層の充実、若い世代への波及効果を高めるため、令和3年度に包括的連携協定を締結した松本大学と連携のうえ実施してまいりました。

松本大学の平和学習サークルである「平和創造研究会」から3人の学生に参画していただき、広島平和記念式典に中学生とともに参加したほか、グループでの平和学習会を行ってきました。
大学生には、サークルでの経験を活かし、中学生への学習のアドバイスのほか、グループ発表を作成する上でのサポートをしていただきました。

このほど、7月から2か月に渡って行ってきた平和学習事業の成果がまとまりましたので、9月2日 午後3時から 市役所4階大会議室にて発表会を行います。

安曇野市の中学生が、大学生との交流を通じて、戦争の悲惨さや平和の尊さを学んだ成果について、是非取材をいただければと思います。

(6)市内通学中高生を対象にした市内11駅のスタンプ図案の選定結果

5月の定例記者会見でお知らせしました市内11駅のスタンプリニューアルにあたり、市内通学の中高生から図案を募集したところ、多くの応募をいただき、この度、各駅のスタンプ図案が決まりましたのでお知らせします。
今回、309点の図案を応募いただきました。共同で企画しました安曇野市と安曇野市観光協会、東日本旅客鉄道株式会社豊科駅とで審査を行い、駅ごとに入選作品を選んだ後、最優秀作品を選定しました。

頂いた図案からは、中高生の皆さんの感性でとらえた各駅や安曇野にちなんだ図案となっており、郷土の愛着も感じられる図案となっています。

今後、最優秀作品の図案をもとに、新たな駅スタンプを作成し、10月から市内11駅に設置する予定です。図案の詳細については、資料を添付しますのでご覧ください。

関連イベントといたしまして、9月22日(金曜日)から29日(金曜日)まで市役所1階東側ロビーで最優秀作品と入選作品の図案展示を行います。

また、秋の観光シーズンにあわせ、観光協会の安曇野サイクルロゲイニングMapとの連携企画やスタンプラリーなどスタンプを活用した企画なども行い、JR各線の利用促進や市内周遊観光にもつなげ、誘客を図ってまいります。

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