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・令和6年5月31日(金曜日) 午後2時から
・本庁舎 4階 会見場
(1)一般会計補正予算の概要について
(2)小説『安曇野』復刊に向けたクラウドファンディングの実施
(3)東京藝術大学アーティスト・イン・レジデンス2024
(4)明北小学校 令和7年4月から小規模特認校に
(5)6月のイベントのお知らせ
市長定例記者会見資料_補正予算の概要(令和6年4月24日) [PDFファイル/1.19MB]
市長定例記者会見資料(令和6年4月24日) [PDFファイル/4.63MB]
皆さん、こんにちは。着座にて失礼をさせていただきます。
さて、明後日の6月2日(日曜日)には、第10回記念大会信州安曇野ハーフマラソンが行われ、明日6月1日(土曜日)には前日イベントとして、スポーツフェスティバル(以下、スポフェス)を開催いたします。
スポフェスでは、NHKおかあさんといっしょでおなじみの体操のお兄さんを14年間務められた「よしお兄さん(小林 よしひさ さん)」にお越しいただき、親子で体操を予定しています。また、安曇野市のスポーツ大使である 有森裕子さんとランニングアドバイザーでインフルエンサーの三津家貴也さんによるトークショー、篠原信一さん参加のお楽しみ抽選会など、小さなお子様から大人までお楽しみいただけるイベントとなっております。たくさんのご来場をお待ちしております。
また、大会当日は、有森裕子さん・篠原信一さん・三津家みつか 貴也たかやさんに加え、 長野県出身のお笑い芸人の“もう中学生”さんや松本山雅FCの鐵てつ戸と 裕史ひろふみさんをお迎えし、大会を盛り上げていただきます。
ボランティアスタッフをはじめ、大勢の市民の皆様とともに、より良い大会にしてまいりたいと存じます。市民の皆様には、交通規制など、ご迷惑をおかけすることもあろうかとは思いますが、ご理解ご協力をよろしくお願いします。
このたび安曇野市は、内閣府からSDGsの達成に向けて優れた取組を提案する都市として、「SDGs未来都市」に選定され、「SDGs未来都市」の中でも特に優れた先導的な取組を行う「自治体SDGsモデル事業」にも選定されました。5月23日には、その選定証授与式があり、出席してまいりました。
この「SDGs未来都市」と「自治体SDGsモデル事業」のダブル選定されたのは長野県内で安曇野市が初となります。
選定されたモデル事業では、「メタバース」、「アウトドア拠点」、「自然保育」、「ニホンザル追い払い隊」など安曇野市ならではの取組を盛り込ませていただいたところです。さらに、「経済」、「社会」、「環境」の3側面の好循環を生む「統合的取組」として、里山再生活動「さとぷろ。」の取組を中心に提案させていただいております。
「さとぷろ。」の活動は、市民、事業者、行政が連携し、里山再生活動を通じて地域の魅力向上や課題解決に取り組むものであり、全国的に見ても他に類のない取組です。安曇野市のSDGsを象徴する取組として評価をいただいたことは大変嬉しく思います。
行政の取組だけでなく、安曇野市に関わる皆さまの取組がSDGsへの寄与の面で評価された結果と受け止めております。改めて、皆さまの日頃の取組に大変感謝を申し上げます。
今回の選定をゴールではなく、スタートであると考え、今後も安曇野市一丸となってSDGs推進に向けた取組を一層進めてまいります。
続きまして、8月24日(土曜日)に行います「第33回信州安曇野薪能」のチケット販売が6月1日(土曜日)から始まります。
昨年は、地元の皆さんや有志の方々のお力添えをいただき、8年ぶりに、 明科龍門渕公園で薪能を開催することが出来ました。今年も、明科龍門渕公園で開催いたします。
今回は、「― 安曇野に舞い降りる名月の能 ―」をテーマに構成されており、青木祥二郎さんのご子息である青木道喜さん、人間国宝の宝生欣哉さん、茂山千五郎さん、片山九郎右衛門さんに披露いただく予定です。
一般前売り3,000円、一般当日3,500円、大学生等1,000円、高校生以下500円です。ご家族・ご友人お誘いあわせの上、ぜひ、ご観覧ください。
冒頭最後となりますが、安曇野市は令和6年、東京都江戸川区と友好都市盟約が50周年の節目を迎えました。記念事業として、9月に両自治体の若者が参加する「穂高荘・燕岳登山ツアー」を初開催します。
登山ツアーでは、安曇野市と江戸川区が将来にわたって交流を継続・発展していくため、次世代を担う若者を対象者としました。安曇野市が誇る北アルプス・燕岳への登山を通じて、互いに交流を深めていただき、新しい出逢いにつなげていきたいと考えています。
登山にはガイドが同行し、事前に登山の心構えなどを学ぶオンライン説明会も開催します。ぜひ、登山愛好者はもちろん、本格的に山登りを始めたいと考えている方もご応募ください。
穂高荘・燕岳登山ツアーとは別に、8月24日(土曜日)に江戸川区で開催されます第49回江戸川区花火大会を鑑賞する親子ツアーの参加者も募集しております。詳細は、別添のチラシをご確認ください。
それでは、次第に沿いまして会見を進めさせていただきます。
ア 令和5年度一般会計補正予算(専決第2号)について
令和5年度の最終補正として歳入歳出の整理を中心に、令和5年度一般会計補正予算(専決第2号)を令和6年3月25日付けで専決処分いたしました。
補正予算の額は8億3,200万円を減額し、495億8,700万円とするものです。
イ 令和6年度一般会計補正予算(専決第1号)について
令和6年度一般会計補正予算(専決第1号)として、国の定額減税一体措置に係る追加の補正予算を5月20日付で専決処分いたしました。
補正予算の額は600万円を増額し、489億3,600万円とするものです。
今回の定額減税制度が複雑であることから、市民の皆様からのお問い合わせが多数寄せられることが想定されます。
納税通知書を発送する6月上旬に合わせ、特設窓口の設置経費について計上したものです。
ウ 令和6年度 一般会計補正予算(第1号)について
令和6年度一般会計補正予算(第1号)の概要についてご説明いたします。
お手元にお配りの「令和6年度一般会計補正予算(第1号)の概要」をご覧ください。
今回の補正予算は、13億5,300万円を増額し、502億8,900万円とするものです。
本年度執行後間もないことから、緊急を要するもの、国・県等による政策的な事業に要する経費について計上しました。
主なものについてご説明します。
歳入になります。(予算の概要は2ページからです。)
分担金及び負担金は、
・多子世帯及び低所得世帯の保育料を軽減することから「保育児童保育料」(△4,138万円)の減額です。
国庫支出金は、
・予防接種法に基づく救済給付の認定による「予防接種健康被害給付費負担金」(4,511万8千円)の増額
・定額減税調整給付及び低所得世帯への給付金給付事業に係る国庫補助金として「物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金」(12億4,950万円)の増額が主なものです。
県支出金は、
・先程の分担金及び負担金の減額についてご説明した保育料保護者負担金の減額を補完する財源として「保育料軽減事業補助金」(2,068万9千円)の増額が主なものです。
なお、県と市が1/2ずつ負担いたします。
歳出になります。(予算の概要は4ページからです。)
総務費では、
・能登半島地震被災自治体への派遣職員に係る旅費として「災害派遣事業」(723万2千円)の増額
・観光情報アプリから「あづみん」の予約を可能とするシステム構築費用等として「公共交通事業」(1,094万4千円)の増額
・法人住民税の確定申告による中間納付還付金として「税務総務費」(5,000万円)の増額が主なものです。
民生費では、
・定額減税一体措置として実施される「低所得者支援及び定額減税補足給付金給付事業」(12億2,869万8千円)の増額です。
低所得者支援として、新たに住民税が非課税となる世帯、新たに住民税均等割のみ課税となる世帯を対象に、1世帯あたり10万円を給付するもので、住民税非課税世帯は1,500世帯、住民税均等割のみ課税世帯は1,000世帯を見込んでおります。
また、定額減税補足給付は、定額減税(所得税3万円、住民税1万円)しきれないと見込まれる額を給付するもので、対象者は2万2,000人を見込んでおります。
・次に、これも定額減税一体措置として実施される低所得の子育て世帯への子ども加算給付金に係る費用として「物価高騰家計支援給付金給付事業」(2,080万2千円)の増額です。
新たに住民税非課税または住民税均等割のみ課税となる子育て世帯を対象に、18歳以下の児童一人あたり5万円を給付するもので、対象児童は400人を見込んでおります。
衛生費では、
・予防接種法に基づく新型コロナウイルス感染症に係る救済給付の認定により「予防接種事業」(4,444万円8千円)の増額が主なものです。
農林水産業費では、
・きのこ培地資材価格高騰の影響緩和のための補助金として「畑作園芸振興事業」(690万円)の増額が主なものです。
商工費では、
・北穂高産業団地への企業誘致に係る意向調査及び地下水調査実施のための費用として「工業振興事業」(349万5千円)の増額
・台湾からの訪日教育旅行を誘致するための商談会に伴う費用として「安曇野ブランド情報発信事業」(262万6千円)の増額
・常念小屋キャンプ場に新たに整備する一般登山者も利用できる野営公衆トイレ建設補助金等として「施設管理整備事業」(554万2千円)の増額が主なものです。
土木費では、
・明科地域の中條跨線道路橋工事が、JR東日本との施行協定により工期が複数年となる見込みのため、債務負担行為の設定により「社会資本整備総合交付金事業(修繕)」(△1,800万円)の減額です。
消防費では、
・能登半島地震被災自治体への派遣職員に係る消耗品、公用車燃料費として「災害対策費」(99万円)の増額です。
教育費では、
・市営穂高プール廃止に伴う代替策として、民間プールを市民に試験的に開放する費用として「スポーツ推進事業費」(227万2千円)の増額
・東部アウトドア拠点整備に係る基本設計業務が、県協議等で複数年となる見込みのため、債務負担行為の設定により「東部アウトドア拠点整備事業」(△3,289万円)の減額が主なものです。
説明は以上でありますが、その他については、お配りしてある「令和6年度一般会計補正予算(第1号)の概要」をご覧ください。
安曇野市は、現在絶版となっている臼井吉見さんの長編大河小説『安曇野』の復刊に向け、皆さまから寄付を募るクラウドファンディングを始めました。
クラウドファンディングは、昨日5月30日(木曜日)から8月27日(火曜日)までの計90日間実施します。目標金額は100万円ですが、目標を達成しても終了日まで継続する予定です。
一定額以上の寄付していただいた方への特典として、復刊した本の巻末に氏名・企業名・団体名を掲載いたします。また、令和7年2月に安曇野市内で開催を予定しています「お披露目会・販売会」の先行受付もいたします。
復刊は文庫版800セットを予定しており、400セットを安曇野市内・市外の学校、図書館などに寄贈し、400セットを一般に販売する計画です。なお、寄付状況等により増刷する可能性がございます。
現在、小説『安曇野』は絶版となっているため、読むためには図書館で借りるか中古を買うしか方法がありません。この機会に、一人でも多くの方に小説『安曇野』を手に取っていただき、小説で描かれた先人たちの生きざまを知っていただきたいと考えています。
安曇野を愛する皆様とともに、地域の宝である小説『安曇野』を復刊させたいと存じますので、皆さまからのご支援をよろしくお願いします。
東京藝術大学と安曇野市が連携し、アーティストが市内に滞在し、市民との交流や作品制作を行うアーティスト・イン・レジデンスを、今年も開催します。
今年は名誉市民・高橋節郎先生の生誕110年の記念の年でありますので、漆を扱った作品を制作している若手アーティスト3名をお迎えします。
漆(しつ)芸(げい)作家の小林このみさん、若月(わかつき)美(み)南(なみ)さん、漆を取り入れて陶芸作品を発表している布下(ぬのした)翔(しょう)碁(ご)さんです。
いずれも東京藝術大学大学院を修了し、現在は、同大学や他の学校で指導者としても活躍しておられます。
普段は首都圏で創作活動をされていますが、今回のアーティスト・イン・レジデンスで安曇野市の自然や人・文化に触れて、新しい作品世界や表現方法を生み出したい、と大変意欲的に事業に臨んでおられます。
来月から本格的に安曇野市内各地の取材や、ワークショップを開催されます。
アーティストとの触れ合いによって、市民の皆様にも良い刺激や変化がもたらされることを期待しています。
10月には、穂高交流学習センターで、今回制作された作品を発表する展覧会を予定しています。
展示やワークショップのご案内は、広報あづみのや安曇野市ホームページで随時お知らせしてまいります。
昨年12月の教育委員会定例会の決定により、令和7年4月から明北小学校が小規模特認校と指定されました。
このことにより、安曇野市内全域(他の通学区域)からの児童の受け入れが可能となります。対象者は、『市内に住所を有している令和7年度小学1年生から6年生』または『令和7年4月1日までに市内に転入する見込みがある、令和7年度小学1年生から6年生』です。
小規模特認校は、教育課程は他の学校と同じですが、小人数を生かした きめ細やかな指導や特色ある教育環境下で学べるという特徴があります。
就学の条件や募集人員、手続き方法などは、令和6年6月13日(木曜日)から、安曇野市教育委員会のホームページで公開します。また、お手元に リーフレットを配布しましたので、参考にご覧ください。
6月に行われるイベントのお知らせです。詳細は、お配りしたチラシ等をご覧いただきたいと思いますが、簡単にご紹介させていただきます。
6月15日(土曜日)・16日(日曜日)には、「第40回安曇野明科あやめまつり」を開催いたします。特設ステージでの発表、「ラフティング体験」や「にじますのつかみどり」、「あやめ深緑ウォーキング」のほか、飲食ブースをご用意いたします。北アルプスを背景に咲き誇る花菖蒲を鑑賞しながら、お楽しみいただければと存じますので、是非お出かけください。
また、同日ではございますが、令和6年度「安曇野玉ねぎ祭り」を開催いたします。本年は、6月15日(土曜日)と16日(日曜日)の2日間、安曇野市内の豊科・堀金・三郷・穂高の4地域における17会場(昨年より1団体増加)で開催します。
15日(土曜日)のみ開催の会場があります。また、2日間開催の会場においても15日に準備した玉ねぎが無くなりましたら、16日は開催いたしませんのでご了承ください。
玉ねぎの販売方法は、ネット袋詰めの直売と、お客様ご自身で収穫していただく収穫体験販売の2通りです。会場の詳細については、お手元の案内チラシをご覧いただくか、安曇野市ホームページにも掲載していますのでご確認ください。当日は、ご家族、ご近所お誘い合わせのうえ、ご参加いただければと存じます。
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