本文
・令和6年8月27日(火曜日) 午後1時30分から
・本庁舎 4階 会見場
(1)9月定例会 補正第3号予算の概要
(2)安曇野市×あずさマルシェin LUMINE AGRI MARCHE
(3)関西圏での安曇野市農産物PRイベント開催
(4)松本大学連携事業中学生の平和学習発表会・意見交換会の開催
(5)安曇野市×京都芸術大学連携アートプロジェクト成果発表 展覧会
市長定例記者会見資料(令和6年8月27日) [PDFファイル/2.24MB]
皆さん、こんにちは。着座にて失礼をさせていただきます。
8月も下旬ということで、だいぶ朝晩の涼しさは増してきましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いています。熱中症など、お身体に十分気をつけていただき、お過ごしください。
「安曇野花火」、「信州安曇野薪能」は、残念ながら降雨に見舞われましたが、無事に開催できました。各地域でのお祭りをはじめ、どのイベントにも多くの人であふれ、地域が大変に賑わったことを大変嬉しく思います。
さて、5月30日に開始しました小説『安曇野』復刊に向けたクラウドファンディングにつきまして、本日27日をもって終了となります。本日時点で合計2,785,447円のご寄付をいただきました。内訳は個人からのクラウドファンディングで2,275,447円、企業・団体等からの指定寄付として510,000円となります。最終的な寄付額が確定した段階でプレスリリースを行います。改めまして、ご寄付をいただきました皆様に厚く御礼を申し上げます。
なお、目標額を上回るご寄付をいただきましたことから、増刷するための経費を市議会9月定例会補正予算案に計上いたします。増刷は300セットとし、合計の復刊数は1,100セットの見込みとなります。
また、安曇野市が進める東部アウトドア拠点整備の一環として、市は6月に「犀川・前川かわまちづくり計画」を策定し、国土交通省の「かわまちづくり支援制度」に申請しました。
先日(8月8日)この申請が認められたことから、9月4日(水曜日)に登録証の伝達式を、ここ市役所で行います。
「かわまちづくり支援制度」は、水辺の環境を活かしたまちづくりを目指す国の制度です。
今回の登録により、国県の皆様とも連携を図りながら、水辺とまちが融合し賑わいを生む空間づくりを目指してまいります。
また、9月3日(火曜日)からは安曇野市議会9月定例会が始まりますので、引き続き、よろしくお願いいたします。
令和6年度一般会計補正予算(第3号)の概要についてご説明いたします。
お手元にお配りの「令和6年度一般会計補正予算(第3号)の概要」をご覧ください。
今回の補正予算は、18億4,200万円を増額し、522億200万円とするものです。
令和6年度後期の予算に過不足が生じることが予測されるもの、事業化の見通しが立ったものなどについて計上しています。
主なものについてご説明します。
歳入になります。(予算の概要は2ページからです。)
地方交付税は、
・普通交付税の交付額の確定により、(1億5,096万8千円)の増額です。
国庫支出金は、
・児童手当制度の改正より給付額が増加したことに伴い「児童手当国庫負担金」(2億5,335万3千円)の増額
・三郷小学校大規模工事(前年度分)に係るものとして「学校施設環境改善交付金」(5,983万4千円)の増額が主なものです。
県支出金は、
・先ほど国庫負担金でご説明しました児童手当に係る「児童手当県費負担金」(3,619万3千円)の増額
・UIJターン就業・創業移住支援事業補助金の申請者増に伴
う「UIJターン就業移住事業」(2,195万円)の増額が主な
ものです。
寄附金は、
・上半期の寄附の状況から「ふるさと寄附金」(2億50万円)
の増額が主なものです。
繰入金は、
・財源調整による「財政調整基金繰入金」(2億3,088万4千
円)の増額
・一部借換債の発行を取りやめたことにより「減債基金繰入
金」(1億9,300万円)の増額が主なものです。
繰越金は、
・前年度決算に伴う額の確定により(10億2,582万4千円)の増額です。
諸収入は、
・新型コロナウイルス定期接種ワクチンの助成単価確定に伴
い「新型コロナウイルス定期接種ワクチン助成金」(1億
5,936万円)の増額が主なものです。
市債は、
・一部借換債の発行を取りやめたことに伴う「借換債(総務債)」(△6億4,350万円)の減額
・堀金福祉センターエアコン工事実施に伴う「福祉センター
事業(特例債)」(1億5,480万円)の増額
・過疎債の減額調整による「明科交流学習施設事業(過疎債)」(△4,410万円)の減額が主なものです。
歳出になります。(予算の概要は6ページからです。)
総務費では、
・上半期のふるさと寄附の状況から歳入を増額したことに伴い、返礼品等の費用として「寄附採納事務」(2億8,640万円)の増額
・繰越金確定に伴う財政調整基金への積立として「基金積立金」(5億3,800万円)の増額
・申請者が増加傾向のUIJターン就業・創業移住支援事業の補助金として「移住定住推進事業」(3,500万円)の増額が主なものです。
民生費では、
・堀金福祉センターのエアコン更新工事の実施に伴い「老人福祉施設管理事業」(1億7,003万1千円)の増額
・令和6年度児童手当制度の改正に伴い扶助費として「児童
福祉総務費」(3億2,626万円)の増額
・豊科認定こども園エアコン更新工事・照明LED化工事等に伴う設計委託料として「公立認定こども園整備費」(426万8千円)の増額
・私立保育園への財政支援として国の公定価格引き上げに伴う「保育企画費」(5,186万2千円)の増額が主なものです。
衛生費では、
・穂高健康支援センター改修事業にエアコン更新工事・トイレ洋式化工事を追加することに伴い「穂高健康支援センター改修事業」(229万2千円)の増額
・新型コロナワクチン接種費用が決定したことに伴い「予防接種事業」(1億9,254万円)の増額
・太陽光発電システム、蓄電池システム、V2Hシステム設置補助の申請者が増加したことに伴い「ゼロカーボン推進事業」(1,537万5千円)の増額が主なものです。
農林水産業費では、
・三郷堆肥センター解体事業において、年度内完了を見込んでいた水分調整施設の解体について、国の財産処分の承認手続きが遅れていることから、令和7年度まで債務負担行為を設定したことに伴い「三郷堆肥センター運営事業」(△4,186万4千円)の減額
・路肩崩落が確認された林道長峰線、倒木でガードレール等の破損が確認された一の沢線や烏川線の復旧工事に伴い「林道重点整備・維持管理事業」(1,997万5千円)の増額が主なものです。
商工費では、
・かじかの里公園改修工事において、既存の地下電気幹線が利用できなくなったことから施工方法を検討するため、令和7年度まで債務負担行為を設定したことに伴い「施設管理整備事業」(△1,956万1千円)の減額が主なものです。
土木費では、
・市道豊科1級26号線、豊科2級3号線の改良工事において用地交渉の進捗により事業の前倒しが可能となったことに伴い「市道新設改良事業」(4,426万1千円)の増額
・三郷地区勝手沢の河川改修事業において、改修に用いるコンクリート製品の納品が遅れることにより令和7年度まで債務負担行為を設定したことに伴い「河川改修事業」(△1,540万円)の減額が主なものです。
消防費では、
・防災用品購入補助金・防災ラジオ購入補助金における申請者の増加に伴い「災害対策費」(270万円)の増額が主なものです。
教育費では、
・学校図書に対する指定寄附をいただいたことに伴い「小学校教育振興費」(37万3千円)及び「中学校教育振興費」(27万7千円)の増額
・黒沢洞合公園整備事業における公園接道道路の幅員確保及びトイレ新設工事の追加に伴い「青少年健全育成費」(4,670万8千円)の増額が主なものです。
予備費では、
・突発的に発生する災害等に対応するものとしての(2,000万円)の増額です。
説明は以上でありますが、その他については、お配りしてある「令和6年度一般会計補正予算(第3号)の概要」をご覧ください。
今年で3年目となります、JR東日本グループが展開している荷物の輸送サービス「はこビュン」を活用した「安曇野市×あずさマルシェ ㏌ LUMINE AGRI MARCHE」を9月20日、21日に新宿駅で開催します。また、今年も株式会社ルミネの農業プロジェクト「ルミネアグリプロジェクト」にご協力をいただきます。
マルシェでは、毎年ご好評の「朝どれスイートコーン」をはじめとする農産物、おやきやクラフトビールなど、生産者が直接販売いたします。また、南安曇農業高校の生徒の皆様が作りましたトマトジュースなどの加工品や、先日発表いたしました安曇野生まれの新品種夏秋いちご「あまあづみ」の販売をいたします。
そのほかにも、お米等の景品があたるゲームや、抽選会、JREモールのふるさと納税PRなど、お楽しみいただけるイベントも開催予定です。
また、本イベントでは、特急あずさを利用し、安曇野に来たいと思っていただけるよう、「農業」をテーマに安曇野をPRしてまいります。
その1つとして、JR東日本社員のみなさんが、農作業マッチングアプリ「デイワーク」を利用し、安曇野市で農作業体験をされたことを紹介します。現在JR東日本では、社員の副業推奨をされていることから、5月から8月にかけて、りんごの摘果や桃の葉つみ、ホップの収穫等お手伝いいただきました。その様子をお伝えし、安曇野での農作業支援や体験に興味を持ってもらえたらと考えております。
また、マルシェ会場に安曇野の田園風景をディスプレイで再現します。デザインは安曇野市と東京と2拠点生活をされている空間 デザイナーの藤原雅江さんにお願いいたしました。詳細は、当日のお楽しみになりますが、実りの秋の安曇野を感じてもらえる素敵な空間となることと思います。
さらに、マルシェイベント開催のPRを兼ねまして、9月17日から26日の10日間、JR新宿駅に直結する商業施設「ニュウマン 新宿」の4つの飲食店で、安曇野産の新米とわさびを使用したコラボメニューをご提供いただきます。
この機会に、わさびはもちろん、安曇野産のお米の美味しさを首都圏の皆様に知っていただきたいと思います。
関西圏で長野県産の食材を使ったメニュー提供している「上高地あずさ珈琲」と連携し、9月7日(土曜日)と8日(日曜日)の2日間、兵庫県西宮市にある商業施設「ららぽーと甲子園」で「安曇野SUNSUNマルシェ in ららぽーと甲子園」を開催します。
このマルシェでは、「あずさマルシェ」で大変好評いただいているスイートコーンを販売いたします。観光PRのブースも設けますので、ぜひこの機会に、多くの方にお立ち寄りいただき、安曇野市を知っていただくとともに、美味しいスイートコーンを味わっていただきたいと思います。
また、「安曇野SUNSUNマルシェ」でお買い求めいただいた方と、9月6日(金曜日)から10月20日(日曜日)の期間に「上高地あずさ珈琲」をご利用の方に、ワインやりんご加工品、旬の野菜BOXなどの安曇野市特産品が当たる抽選会を実施します。
こちらも、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
また、「上高地あずさ珈琲」では、安曇野産のワサビと安曇野産新品種の夏秋いちごの「あまあづみ」を使用した期間限定メニューを兵庫県の伊川谷店と奈良県の大和高田店で販売いただけることとなりました。
安曇野市では、平成24年度から中学生派遣による広島平和記念式典参加事業を実施しており、今年で11回目となりました。
平和学習としての事業内容の一層の充実、若い世代への波及効果を高めるため、昨年度から包括的連携協定を締結した松本大学との連携事業として実施しております。
今年も松本大学の平和学習サークル「平和創造研究会」からは、3人の学生に広島平和記念式典にも一緒に参加していただきました。また、大学生の皆様には、中学生への平和学習のアドバイスのほか、成果発表会の準備においてもサポートしていただきましたことに、改めて感謝を申し上げます。
このほど、7月から2ケ月にわたり行ってきた平和学習事業の成果がまとまりましたので、9月14日(土曜日) 午後3時~ 市役所4階大会議室にて成果発表会及び意見交換会を行います。
意見交換会については、昨年11月に開催した中学生議会において、生徒から提案があったこともあり、今年度、新たに開催するものです。
安曇野市の中学生が、大学生との交流を通じて、戦争の悲惨さや平和の尊さを学んだ成果について発表いたしますので、多くの皆様のご参加をお待ちしております。
また、来年は戦後80年、安曇野市制施行20周年を迎えます。
平和の尊さについて、市民の皆様とともに学び、考え、後世に引き継いでいけるよう、平和学習を更に深める事業として取り組んでまいります。
京都芸術大学の大学院生10名が安曇野市を訪れ、人や自然、文化との触れ合いをとおして制作した作品の展覧会を開催します。
これは、同大学教授で東京藝術大学名誉教授でもある保科豊巳先生が担当する大学院のゼミ「保科ラボ」による、地域と連携したアートプロジェクトの取り組みを発表するものです。
プロジェクトに参加している大学院生のうち3人は、南安曇農業高校の美術部員など10人とともに、作品の共同制作に取り組んでいます。
一例として、安曇野市の古い農具を、高校生の自由な発想で、飾り付けたり、道具どうしを組み合わせたりして、立体造形作品に生まれ変わらせる創作を行いました。
他にも、大学院生が安曇野市内を取材して得た発想で、地域に関わる表現を実践しています。
展覧会は、9月23日(月曜日・祝日)から10月1日(火曜日)まで、 安曇野高橋節郎記念美術館をメイン会場に、田淵行男記念館、飯沼飛行士記念館、貞享義民記念館でも開催します。
会期中、安曇野市内の様々な場所で作品の展示を行いますので、是非、周遊してご観覧ください。
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