本文
・令和7年3月21日(金曜日) 午前11時から
・本庁舎 4階 会見場
(1)令和7年4月1日付人事異動の概要
(2)令和7年度組織体制を一部変更
(3)安曇野ナンバー交付記念セレモニーを5/11に開催
皆さん、こんにちは。着座にて失礼をさせていただきます。
最近は、日中暖かくなり春めいてきたかと思うと、冬に戻ったように雪の日もございました。まだまだ寒暖の差が激しい日が続いておりますので、皆様におかれましても、体調管理に十分ご注意いただければと存じます。
さて、一昨日3月19日(水曜日)には、安曇野市議会3月定例会が閉会いたしました。新年度予算を含む、報告2件・議案46件すべてを可決いただきました。令和7年度も、市民の皆さまに充実した行政サービスをお届けできますよう、効果的な予算執行に努めます。
また本日、新年度に向けた人事異動を内示いたしました。概要は後ほどご説明いたしますが、新たな体制で、市民の皆さまの負託に応えられるよう、しっかりと市政運営に取り組んでまいります。
人事に関連して1点お知らせしますと、令和5年度から2年間長野県立大学大学院に研修派遣しておりました政策経営課の職員が、この度無事に修了いたしました。そしてこの修了にあたり、各学科1名の成績優秀者に贈られる長野県立大学学長賞を受賞したとのことです。安曇野市の職員がこのような賞を受賞したことを大変嬉しく思いますし、今回の研修派遣が安曇野市にとりましても大変有意義なものとなったと存じます。
それでは会見に入らせていただきます。
令和7年4月1日付の人事異動の内示についてお知らせします。
安曇野市の令和7年4月1日の職員予定数は、正規職員が昨年度より5名多い738名、会計年度任用職員は昨年度より、5名少ない724名で、令和6年度当初と同数(1,462名)となります。
なお、3月31日付退職職員は14名(+2)、新年度の採用職員は19名(-5)です。
次に、異動の主な内容につきまして申し上げます。
部長級の異動が1名(-3)、部長級昇格者が1名(-7)、課長級の異動が16名(+6)、課長級昇格者が6名(-3)で、部・課長級幹部職員60名の内、異動となる者は24名です。
会計年度任用職員を除き、健康支援課の設置など組織体制の変更によるものも含めて、全体で236名の異動であり、例年と比較すれば中規模程度と考えています。
次に、今回の人事異動における女性の管理職への登用でございます。
女性の部長級昇格者が1名、課長級昇格者が3名です。
部長職12名の内、女性部長は2名で昨年と同じ、登用率は16.7%です。
課長職45名の内、女性課長は昨年より1名増の10名となり、登用率は昨年より2.2ポイント増の22.2%となります。
また、部長、課長を合わせた管理職57名に占める女性職員は1名増えて12名であり、登用率は昨年より1.8ポイント増の21.1%となります。
女性管理職の割合につきましては、「女性から選ばれる長野県を目指すリーダーの会」におきまして、令和10年4月までに30%以上とすることを目標にしており、これに向けて今後も積極的に女性管理職の登用を図ってまいります。
そして、今回新たに監督職(係長)への昇格者が15名、内、女性は7名です。
また、女性が活躍しやすい職場環境づくりのために、育児休業の取得を推進しているところでありまして、今年度の女性職員の育児休業取得率は100%です。(15名/15名中)
更に令和6年度、1か月以上の育児休業を取得した男性職員の取得率は85.7%(12名/14名中)でした。
ちなみに男性職員の育児休業取得率は、令和2年度が0%、令和3年度が20.0%、令和4年度が41.2%、令和5年度は63.6%であり、男性の育児休業の取得も着実に伸びております。男女問わず、やりがいを持ち、働きやすい職場づくりに更に努めてまいります。
(総務部長)
次に、若手職員の管理監督職への登用について申し上げます。
課長職については、51歳の職員1名(女性)を登用、係長は、30代から1名(38歳)を登用したほか、40歳(4名)、41歳(2名)の職員をそれぞれ登用しました。
また、他の自治体等から安曇野市に派遣をいただく職員でございますが、学校の先生方をご指導いただきます教育指導室長、指導主事に、引き続き県教育委員会から派遣をいただきます。
次に、職員派遣の状況についてご説明いたします。
まず、令和6年能登半島地震への対応としまして、本年度に引き続き、石川県輪島市へ市道などの災害復旧にあたる20代(25歳)の技師1名、また、健康管理業務にあたる同じく20代(25歳)の保健師1名、計2名を派遣いたします。
派遣期間は、半年単位で交代することとし、令和8年3月まで継続して支援を行う予定です。
今後も県と連携を図り被災地の支援に取り組んでまいります。
そして、松本広域連合、及び長野県後期高齢者医療広域連合に派遣継続するほか、職員の研修派遣としましては、本年度に引き続き、国土交通省千曲川河川事務所に1名、長野県建設部(道路建設課)に1名を、4月に交代する形で派遣いたします。また、信州首都圏総合活動拠点(銀座NAGANO)、長野県企画振興部(市町村課)、滋賀県大津市にあります全国市町村国際文化研修所の3ヶ所にそれぞれ本年度から継続で1名ずつ、合計5名の若手職員を派遣いたします。
更に、令和7年度の新たな取り組みとして、長野県地方税滞納整理機構に職員1名を派遣し、2年間の予定で滞納整理事務のほか、徴収事務についての研修及び相談業務にあたる予定です。
以上が、令和7年4月1日付けの人事異動の概要でございます。
組織体制の強化及び業務の効率化等の観点から、組織の一部を変更します。
まず、穂高健康支援センター内で業務を行っています「健康推進課健康支援担当」を課に位置付け、保健医療部内に「健康支援課」を新設します。
穂高健康支援センター内に課長を置くことで、市民の皆さまの健康づくり等センターが行うべき業務をより迅速に実施し、適切な相談や支援、指導に繋がる体制を整えます。これにより、保健医療部は、健康推進課・健康支援課・国保年金課の3課体制となります。
次に、第82回国民スポーツ大会・第27回全国障害者スポーツ大会の運営体制を強化するため、スポーツ推進課に「国スポ・全障スポ推進室」を新たに設置します。令和10年度の開催に向け、今後、関係団体の皆さま方と協力しながら大会の周知や競技会場の整備等を行ってまいります。
以降2件は、係名の変更を行うものです。
環境課の「環境保全係」を「環境保全担当」とし、来年度から着手する穂高墓地公園合葬墓2号基の設計等に対応します。
最後に、高齢者介護課の「介護予防担当」を「包括支援担当」に改めます。これは、同課が所管する中央地域包括支援センターを外部委託し、中部地域包括支援センターに改めることに伴い、組織体制を見直すものです。中央地域包括支援センターが担ってきた基幹機能を介護予防担当へ整理・統合し、介護予防だけでなく、高齢者へ包括的な支援を行う体制を整えます。
なお、中部地域包括支援センターは社会医療法人財団慈泉会へ委託します。開所にあたり、4月1日(火曜日)8時15分から庁舎一階西側にて開所式を行います。
この度、国土交通省北陸信越運輸局から、5月7日(水曜日)から安曇野ナンバーが交付されることの発表がありました。
これを受けて、安曇野ナンバー推進協議会(安曇野市、生坂村、池田町、松川村)主催で、5月11日(日曜日)に「安曇野ナンバー交付記念セレモニー」を開催いたします。
セレモニーは、国営アルプスあづみの公園の堀金・穂高地区にあります、「野の休憩所」で午後1時30分から行います。
なお、この日は同じ会場内で早春賦音楽祭も開催されます。当日は、国営アルプスあづみの公園への入場料が無料となっておりますので、多くの方のご来場を心からお待ちしております。
安曇野ナンバー導入により、地域振興はもとより多くの方がこの安曇野に興味を持っていただけることを期待しております。
今後も安曇野ナンバーの普及促進に向けて、導入市町村共々連携を図っていきたいと存じます。
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