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・令和7年4月24日(木曜日) 午前11時から
・本庁舎 4階 会見場
(1)移住検討中の皆様向けに「あづみの自然保育」体験入園の受付開始
(2)第7回田淵行男賞写真作品公募の受賞作品決定
(3)第42回早春賦まつりの開催
皆さん、こんにちは。着座にて失礼をさせていただきます。
安曇野では、芽吹きが進み、農作業や田植えの準備等、何かと忙しくなる季節となりました。快晴の日には、北アルプスの残雪が輝き、安曇野にとって四季を通じ、最もよい季節となりました。報道関係の皆様には、本年度第1回目の定例記者会見に、大変お忙しい中、ご出席いただき深く感謝申し上げます。改めまして今年度も、よろしくお願いいたします。
先週18日夜に長野県北部を震源とするマグニチュード5.1、深さ13kmと推定される地震が発生し、市内では震度4を観測し、その後も余震が続いておりました。安曇野市内ではこの地震に伴う人的被害はございませんでしたが、近隣の市町村と同様に民家の屋根瓦等の被害報告を数件受けております。被害に遭われた皆様にお見舞い申し上げます。市民の皆様には引き続き地震に対する備えの確認と準備をお願いいたします。
さて、お気づきの方もいらっしゃるかとは思いますが、市役所の各部署の窓口カウンターに、SDGsのアイコンを表示した木製のパネルを設置いたしました。このパネルは、安曇野市産ヒノキ材を使用しております。安曇野市は、「2024年度 SDGs未来都市」に選定され、全庁を挙げて取り組みを進めております。市役所にお越しいただいた市民の皆様にも、SDGsに関心を持っていただくきっかけとなれば幸いです。
また、令和4年7月から安曇野市、池田町、松川村、生坂村で連携し取り組んでまいりました、安曇野ナンバーがいよいよ、5月7日から交付が開始されます。これを受け、5月11日(日曜日)には安曇野ナンバー交付記念セレモニーを国営アルプスあづみの公園 堀金・穂高地区において開催いたします。この日は、「第21回あづみの公園早春賦音楽祭」との同時開催となっており、公園の入場料も無料となりますので、多くの皆様のご来場をお待ちしております。
また、5月3日(土曜日)から5日(日・祝)には、公募市民19人を含む計23人で友好交流都市の福岡市東区を訪問します。訪問中、第64回福岡市民の祭り「博多どんたく港まつり」と東区演舞台に、安曇野市どんたく隊として参加し、安曇野をPRしてまいります。
それでは、会見項目に入らせていただきます。
安曇野市に移住を検討している、3歳以上の未就学児がいるご家庭へ6月から「あづみの自然保育体験入園 あづみっこ体験」を始めます。昨年度策定した「安曇野市SDGs未来都市計画」の「自治体SDGsモデル事業」を具現化した新たな取り組みとなります。
受け入れは、明科北認定こども園で行います。園の行事日を除いた平日の開園日に、半日または1日保育でお子さんをお預かりし、他の園児と一緒にあづみの自然保育を体験していただきます。利用日数は、ひと月2日から最大5日まで、一日3名まで受け入れとします。また、体験初日は、保護者の方も園で過ごしていただく予定です。体験入学の申し込みは、5月1日(木曜日)から移住定住推進課で受付け、6月6日(金曜日)以降にお子さんを受け入れます。申し込み方法等詳細は、お手元の資料をご覧ください。
移住を検討されている皆様に、自然保育を身近に感じていただくとともに、多くの市民の皆様と交流していただく中で、安曇野で暮らすイメージをより具体的に持っていただき、将来の移住へとつなげてまいります。
昨年12月から今年2月まで募集していた第7回田淵行男賞写真作品公募に、全国から62人の方が75点の組み写真を応募してくださいました。その中から、3月12日(水曜日)に開催した選考会で、各賞の受賞作品が決定しました。
大賞である田淵行男賞には、福島県南会津郡在住の中野陽介さんの「雪と共に生きる 雪国・福島県只見町の自然と人の暮らし」が選ばれました。中野さんは只見町役場に勤務する公務員で、その地の雪に関する自然や文化を撮影し続けていらっしゃいます。選考委員長を務めた写真評論家の飯沢耕太郎さんは、この作品について、「田淵行男賞の歴史の中で、モノクローム写真の受賞、また自然環境と人間の営みの両者を融合させた視点は、初めてのもの。長期にわたる取材と撮影により、一点一点の写真が重みと説得力を備えている。」と評しています。
また、今回初の試みである「ジュニア賞」の選考については、8人22作品の応募の中から、応募時・明科中学2年生の矢花沙織さんの「鳥に食べられる昆虫達」が、大賞である安曇野市長賞を受賞しました。アブラゼミを咥えるヒヨドリの周囲を警戒する鋭い眼など、決定的瞬間を逃すまいとする、矢花さんの撮影に対する高い意識がよく伝わる作品です。
他にも、一般の部においては、フォトコン賞、岳人賞、山と溪谷賞、BIRDER賞の、特別賞4点、ジュニアの部においては、特別賞2点が、それぞれ選出されました。お配りした資料のとおりです。受賞作品は、8月5日(火曜日)から11日(月曜日)まで穂高交流学習センターで展示し、会期中の8月10日(日曜日)に表彰式を執り行いますので、是非ご来場ください。
安曇野に春を告げる催しとして親しまれている、第42回早春賦まつりを4月29日(火・祝)午前10時から穂高川右岸早春賦歌碑前で開催します。
当日は、文化協会コーラスグループの合唱や、安曇野市「ふるさと観光大使」としても活躍されている上松 美香さんも加わり、ミニハープ・アルパの演奏、最後には会場全体で安曇野市歌と早春賦の大合唱を行います。また、会場では物販等の出店もあります。詳細については別紙チラシをご覧ください。
なお、会場周辺に駐車場がないうえ、交通規制もございますので、お車でお越しになる方につきましては、穂高会館駐車場をご利用いただき、無料シャトルバスにてご来場ください。近隣住民の皆様や道路を使用する皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
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