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市長あいさつ(令和7年6月定例会)

記事ID:0128668 更新日:2025年6月6日更新 印刷ページ表示

​​​皆様、おはようございます。
定例会開会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。
本日、令和7年安曇野市議会 6月定例会を招集させていただきましたところ、議員各位におかれましては、ご出席を賜り、お礼申し上げます。

さて、安曇野市の合併にご尽力を賜りました初代市長であります平林伊三郎さんが5月17日にお亡くなりになりました。
旧5町村を1つにしようと大変なご苦労をされ、今ある安曇野市の礎を築かれました。
今年10月に迎える安曇野市制施行20周年を共に見届けることができなかったことは、残念でなりません。
謹んでお悔やみ申し上げるとともに哀悼の意を表します。

また、4月14日には一般県道槍ヶ岳矢村線(通称中房線)の路肩崩落事故が発生し、現地で道路補修作業をしていた作業員お一人がお亡くなりになりました。
このたびの崩落事故により、尊い命が失われましたことに深く哀悼の意を表します。亡くなられた方のご冥福を心よりお祈り申し上げるとともに、ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。

さて、5月7日から「安曇野ナンバープレート」の交付が開始されました。令和4年から導入に向けた準備を開始し、安曇野市、池田町、松川村、生坂村の地域の皆様をはじめ、関係者の皆様のご理解、ご協力をいただき実現することができました。
このナンバープレートには、安曇野地域の自然や歴史、文化といった地域の魅力を広く発信し、より多くの皆様にその素晴らしさを知っていただきたいという思いが込められております。
地域の皆様に末永く親しまれ、愛されるシンボルになることを願い、関係者ともども、引き続き力を尽くしてまいります。
なお、安曇野の図柄入りナンバープレートの申し込み状況でございますが、長野県自動車標板協会に確認したところ、6月2日現在、登録車(普通車)は341件、軽自動車は421件となっております。同時期に交付されました十勝、南信州、江戸川、日光の中では、いちばん件数が多いとのことです。

6月1日に開催されました「安曇野市制施行20周年記念第11回信州安曇野ハーフマラソン」は、6,000人におよぶランナーと約800人のボランティアの皆様のご協力により、前日イベントの「安曇野スポーツフェスティバル」と併せて盛大に開催することができました。
今回は、20周年記念事業として、ハーフマラソンの部及びファミリーランの部の各1位から3位までの入賞者に、市の特産品である天蚕素材で作製した首掛け紐付きのメダルを贈呈しました。
​また、20周年にちなみ20の倍数の順位で完走したランナーには、特産物を贈呈しております。
​さらに、エントリーしたランナーならびに大会ボランティアに参加していただいたすべての皆様には、オリジナルの記念品を配布しました。
参加したすべての皆様が安曇野市に親しみを持ち、初夏の安曇野の魅力を全国に向けて発信することができた記念に残る大会となりました。
​大会に華を添え、大いに盛り上げていただいたスポーツ大使の有森裕子さん、篠原信一さんのほか、ゲストランナーやゲストサポーターの皆様には厚く御礼申し上げます。
また、コース沿道で声援をいただいた大勢の市民の皆様、ボランティアの皆様、大会運営を支えていただきました団体や企業の皆様にも心から感謝を申し上げます。

それでは、市政の状況について、安曇野市総合計画に掲げております各目標に沿って報告いたします。

 

まずは、「いきいきと健康に暮らせるまち」についてです。
長引く物価高騰の影響を受けている介護福祉施設等に対し、安曇野市独自施策による社会福祉施設等物価高騰対策支援金として、介護保険福祉施設及び福祉用具販売事業者等の82法人に総額約2,660万円と障がい者福祉施設等の52法人に総額約1,281万円を給付するための受付を4月28日から開始しております。
​交付要件に該当する事業者からは、安定的なサービス提供の一助になるとの声をいただいております。

次に、物価高騰対応重点支援地方創生臨時交付金を活用した市の事業である、ひとり親世帯等への児童1人当たり1万円の給付につきましては、5月28日までに554世帯へ819万円の給付が完了いたしました。
また、国の事業である住民税非課税世帯への3万円給付につきましても、5月28日までに7,629世帯へ2億2,887万円の給付が完了しております。
さらに、長野県の支援金2万円に安曇野市独自の施策として1万円を上乗せして、合計3万円を支給する「安曇野市価格高騰特別対策支援金」につきましては、対象と見込まれる住民税均等割のみ課税世帯約2,300世帯に5月下旬から通知をお送りして、今月(6月)中旬から順次支給を開始いたします。
なお、これらの給付金等につきましては「子育て世帯分」として児童 1人あたり2万円を追加して給付することとなっており、非課税世帯につきましては5月28日までに456世帯へ1,462万円の給付を完了し、 均等割のみ課税世帯については7月支給開始を予定しております。
また、令和6年度に国の「デフレ完全脱却のための総合経済対策」として実施した定額減税及び調整給付金給付事業において、所得が確定したことにより給付額が不足している方ならびに当初定額減税及び非課税 給付のいずれも対象となっていなかった方に対する不足額給付につきましては、本定例会に補正予算を計上しております。
議決をいただければ、8月中旬に対象と見込まれる約18,000人に通知をお送りし、9月上旬から順次支給してまいります。

新型コロナウイルス感染症の影響などにより、令和3年から中止していた両親学級、いわゆるパパママ教室を今月(6月)の28日(土曜日)から再開いたします。
妊娠期から産後の生活についてイメージを持ち、安心して出産・育児にのぞめるよう、妊婦とその家族等を対象に沐浴実習、助産師による 育児や生活の話、保健師による安曇野市の事業紹介等を行います。
この教室の開催により、産後うつや愛着障害の予防、子育てへの不安や負担の軽減を図ります。詳細につきましては、市ホームページへの掲載、母子手帳交付時のチラシの配布及びLINE等により周知をいたします。
また、安曇野市では出産後、授乳又は育児に不安がある母親に対して、安心して子育てしていただけるよう、医療機関または助産院において 実施する母乳相談等の費用の一部を助成しております。
産後の育児不安等の軽減を図る目的で実施している母乳相談等助成 事業では、より母子のニーズに沿った支援が行えるよう、これまで母乳相談等助成券の利用期限を産後1年未満としていましたが、今年の4月から産後1年7ヶ月未満に延長しております。
これにより、卒乳などの相談にもご利用いただけるようになりました。

「いきいきと健康に暮らせるまち」の実現を図る政策として、令和7年7月から市内在住で障がい者手帳交付対象外の非課税世帯の高齢者の方に、補聴器購入費用の一部を上限額3万円で補助いたします。
聴力機能の低下により、日常生活やコミュニケーションにおいて不便を感じている高齢者の方に、早期に補聴器をお使いいただくことで、生活の質を維持し、外出の機会や社会参画が増えることが期待されます。
安曇野市では、高齢者の心身の衰え、フレイルを引き起こさないための支援をすることで、住み慣れた地域で自分らしく生きがいを持ち、安心して暮らし続けることができる地域社会の実現を目指しております。

 

続きまして、「魅力ある産業を維持・創造するまち」についてです。

観光資源であり、歴史的、文化的価値が高い「本陣等々力家」の継承に向けた再生・活用を官民連携で進めるため、民間事業者から具体的な事業提案の募集を行い「扉ホールディングス」と事業化に向けた詳細  協議を行うための協定を締結いたしました。
古民家を改装し、飲食店や宿泊施設など古くなった建物の活用で実績のある「扉ホールディングス」や「山共建設」などで設立されたコンソーシアムと連携することによって、「本陣等々力家」に時代に応じた新たな価値や役割を付加し、後世に引き継げる施設となるよう事業化を進めてまいります。
ゴールデンウィーク中の観光客の来訪につきましては、前半の飛び石連休や後半の6日の降雨、県道槍ヶ岳矢村線(通称:中房線)の崩落事故による登山者の減少などが心配されましたが、市内全域で見ますと昨年と同程度の来訪者数となりました。
県道中房線につきましては、今後も引き続き県や関係機関に早期復旧且つ安全を確保した取り組みをお願いしてまいります。
また、林道一の沢線につきましては、今月(6月)中旬から現地の安全対策のためのボーリング調査を実施する予定でおります。
かじかの里公園につきましては、駐車場の増設やインクルーシブ遊具4台を含む遊具の更新など、ゴールデンウィークまでに改修工事が終了し、施設全体をリニューアルしました。
これにより、課題でありました施設周辺の路上駐車がなくなるなど、地元をはじめ市民の皆様やキャンプ場利用者の皆様が、より快適で使いやすい環境を提供することができました。

次に、公益財団法人日本自転車競技連盟が主催する第39回全日本自転車競技選手権大会のマウンテンバイク競技2種目の会場が、安曇野市マウンテンバイクコースで行われることが3月29日に決定いたしました。
来年(令和8年)7月に予定されているこの大会は、2028年にアメリカロサンゼルスで開催されるオリンピックのマウンテンバイク代表選考につながる国内最高峰のレースとなるため、出場枠を狙って多くのライダーが全国から集結します。
このような大会を誘致できたのも、コースの指定管理者であります一般社団法人MSJの小林可奈子代表理事をはじめ、多くの関係者の皆様のお力添えと安曇野市で開催したいという強い思いの賜物であります。
安曇野市としましては、このような大規模な大会を成功させることがマウンテンバイクコースの知名度向上や更なる誘客につながる絶好の 機会と捉えております。
今後は、実行委員会を立ち上げ参画することで、運営面並びに資金面においてバックアップを行い、日本自転車競技連盟や一般社団法人MSJ、そして地域の皆様からのご協力もいただきながら、大会を成功に導けるよう盛り上げてまいります。

安曇野市里山再生計画に基づく取り組み「さとぷろ。」を持続可能で、より発展的な取組とするために設立された「一般社団法人安曇野市里山再生支援機構(愛称:さとぷろ。機構)」の設立記念セレモニーが4月11日に開催されました。
当日は、里山再生に関わる多くの皆様にもご参加いただき、昨年度の自治体SDGsモデル事業補助金を活用して整備した「さとぷろ。会館」や各種資機材等もお披露目されました。
今後は、この「さとぷろ。会館」を拠点に、より多くの市民の皆様と共に「さとぷろ。」の取り組みを推進してまいります。

安曇野市では、機械化一貫体系で栽培ができる「玉ねぎ」を市の重点作物に位置付け、稲作に代わる土地利用型作物として振興しております。
例年、消費者に向けて地産地消をPRし、生産者との結びつきを強めるため、実行委員会を組織して、「玉ねぎ祭り」を開催しております。
今年は、6月14日(土曜日)と15日(日曜日)の両日、市内17会場で「玉ねぎ祭り」を開催いたします。皆様の参加をお待ちしております。

 

続きまして、「安全で安心に暮らせるまち」についてです。

防災関係では、3月13日に「災害時における施設等の使用に関する協定」をあづみ農業協同組合と、また3月24日には「災害時における応急対策業務に関する協定」を安曇野市建設コンサルタント協同組合と締結いたしました。
あづみ農業協同組合との協定は、災害発生時に自衛隊や警察、消防、他の自治体職員など、外部から受け入れる支援者の執務場所として会議室等を使用させていただける内容となっております。
また、安曇野市建設コンサルタント協同組合との協定は、市が実施する災害復旧に必要な測量調査や設計業務にご協力いただける内容となっております。
災害時における支援をより円滑に受ける体制が拡大し、力強い応援体制が得られるようになることは、安曇野市が目指す「安全・安心のまちづくり」につながるものであり、協定を締結していただいている団体、 企業等の皆様には、心より感謝申し上げます。

 

続きまして、「自然と暮らしやすさが調和するまち」についてです。

安曇野市では、安曇野ゼロカーボンシティ宣言の実現を目指し、市民と危機意識を共有しながら地球温暖化対策を加速します。
令和7年度は、市民の皆様の関心の高さを踏まえ、太陽光発電システムや蓄電池などの住宅向け補助金の予算額を増額しております。
また、新たに電気自動車の購入補助を創設し、太陽光発電とセットで導入を促すことで災害にも強いエネルギー自立型の暮らしを普及します。
他にも、市所有施設への太陽光発電の設置や照明のLED化、温浴施設へのバイオマスボイラーの導入、公用車の電動化推進など、市自らも率先して行動してまいります。
空き家対策としましては、7月から10月までの間、空き家の分布状況や実態を把握するため、市内全域を対象に実態調査を行います。
安曇野市では区等から寄せられた情報などから令和6年末で1,024戸を把握しておりますが、今回は水道利用状況なども参考に調査員が市内を回り現地確認等を行って、より正確な空き家数を把握する予定です。
調査結果は、空き家対策の基礎データとして活用し、今後の管理不全空き家や特定空き家等の対策や利活用可能な空き家の掘り起し強化などの取り組みに役立てます。

次に、安曇野市堀金烏川にある三股登山口は、蝶ヶ岳や常念岳へアクセスする登山口として多くの登山客の方に利用いただいています。
しかしながら、近年は自家用車での登山客が増え、登山口付近の駐車場が満車となる事態が発生しております。あふれた車両が林道へ駐車してしまい、タクシーの往来等に支障をきたしている状況です。
こうした状況を改善するため、安曇野市では、登山者用駐車場の空き状況をお知らせするWEBサイトを公開し、事前に登山者に対して駐車場情報をお知らせしております。
また、安曇野市地域公共交通協議会の事業として、本年度は穂高地域と三股登山口を連絡する新たな路線バス「三股線」の実証運行を予定しており、自家用車以外の移動手段の確保に向け取り組んでまいります。具体的には、7月19日(土曜日)から10月13日(月曜日)までの間、土日祝日及びお盆を中心に41日間の実証運行を行います。
運行期間中には、登山客やバス利用者へのアンケート調査を実施して利用者のニーズ把握に努めるとともに、次年度以降の運行にあたり意見を収集したいと考えております。

JR大糸線の南豊科駅を除く、安曇野市内の駅(梓橋駅から安曇追分駅まで)は、今年(令和7年)開業110年を迎えます。
このことから7月26日(土曜日)には、安曇野市地域公共交通協議会とJR東日本長野支社との共催により、豊科駅及びその周辺において「開業110周年記念イベント」の開催を予定しております。
このイベントは、地域と鉄道が連携することで、駅を中心とした新たなにぎわいの創出と鉄道利用の促進を目的としており、若年層や子育て世代が楽しく交流できる場を提供したいと考えております。
イベントの詳細につきましては、現在調整を進めており、地元高校生によるステージパフォーマンスやeスポーツ体験、鉄道に関連した体験ブース、キッチンカーなどの飲食ブースの出店を検討しております。
同日は夕方から「第46回あづみ野祭り」が開催されるため、両イベントの相乗効果により、さらなるにぎわいが創出されることを期待しております。

次に、現在開催中の「2025大阪・関西万博」において、安曇野市は9月23日(火曜日)から29日(月曜日)までの7日間、安曇野の水環境に関わる展示を行います。
展示ブースでは、「安曇野水物語」と題して映像による紹介を行うとともに、「大きな水瓶」と例えられる松本盆地の断面をジオラマで展示いたします。今回の補正予算には、これらに係る展示参加の費用を計上しております。

 

続きまして、「学び合い人と文化を育むまち」についてです。

5月18日には、豊科公民館において市民有志の実行委員会主催による「加藤登紀子・安曇野平和コンサート」が開催され、私も出席させていただきました。
安曇野市の合併20周年記念事業として、戦後80年を機に企画されたもので、当日は「for peace 80億の祈り」をテーマに、加藤登紀子さんが平和への祈りを込めて、来場したおよそ700人の前で20曲余りを熱唱していただきました。
加藤さんの平和への強い思いが来場者一人ひとりに深く伝わり、平和への願いを共有することができた素晴らしいコンサートとなりました。
コンサートの企画から実施まで、多大なご尽力をいただきました実行委員会の皆様、そして、ご協力いただいた関係の皆様には、心より感謝申し上げます。

「鐘の鳴る丘集会所」につきましては、昨年度(令和6年度)から大規模改修を行っておりましたが、今年3月に改修工事が終了したことから明後日8日(日曜日)に、リニューアルオープンを記念したオープニングセレモニーとセミナーを開催いたします。セミナーでは、美術系大学や信州大学の教授をお迎えし、今後の安曇野の文化振興について参加者とともに語り合います。
その後早速、東京藝術大学と連携した安曇野アーティストインレジデンスや京都芸術大学のアートプロジェクトの滞在制作の拠点として活用してまいります。

また、あづみ野ガラス工房が今年開設40年を迎えるため、多摩美術大学の協力を得ながら、安曇野市美術館にて8月末よりガラス工房40周年記念展を開催いたします。これらの美術系大学との連携の他にも、国営アルプスあづみの公園ご協力のもと、國學院大學が毎年行っております公園内の古墳の学術調査を8月7日(木曜日)から15日(金曜日)まで実施する予定です。
ロマンあふれる安曇野の古代解明に向けて、市としても協力してまいります。
また、同じく昨年度(令和6年度)から着手していた三郷公民館長寿命化工事も今年3月に竣工し、こちらは4月1日からリニューアルオープンしております。
工事中は、市民の皆様には大変ご不便をおかけしました。
今回の工事では、トイレ改修や外壁塗装などを行いましたので、今後も生涯学習の場や地域の交流の場として、大勢の市民の皆様に快適に利用していただきたいと考えています。

今年度で第34回となる信州安曇野薪能につきましては、8月23日(土曜日)に明科龍門渕公園で開催を予定しております。
今回は安曇野市制施行20周年記念として、青木道喜先生が安曇野の民話を題材に創作した「犀龍小太郎」を上演します。
現在、この公演の観覧チケットは、本日(6/6)から市内公民館や交流学習センター等、各プレイガイドにて販売を行います。多くの市民の皆様や観光でお越しになる皆様に楽しんでいただけるよう準備を進めてまいります。

 

続きまして、「みんなでともにつくるまち」についてです。

安曇野市では、海外姉妹都市との青少年派遣事業として3月11日から22日までの12日間、市内在住の16歳から17歳の8名を姉妹都市のクラムザッハがあるオーストリア共和国へ派遣しました。
派遣先のクラムザッハの皆様には温かく迎えていただき、派遣者8名は充実した交流を行って無事に帰国することができました。
派遣した青少年の皆さんからは、「この交流をもっと市民の皆さんに知ってもらいたい」、「クラムザッハの皆さんが安曇野に来る際は協力したい」と交流推進に向けた前向きな声もあがっており、若者世代の交流促進に向け一歩前進できたと思っております。
なお、訪問の様子は、5月22日発行の「広報あづみの」に掲載しておりますので、そちらをご覧いただければと思います。

以上、市政の状況についてご説明しました。

さて、本定例会に提出いたしました案件は、報告が15件、議案が10件で、この内、条例の関係が5件、予算関係が2件、その他が3件です。
最初に、令和6年度一般会計補正予算(専決第3号)です。
実績を踏まえた歳入・歳出の整理を中心に3月25日付けで20億8,000万円を減額する専決処分を実施いたしました。

次に、令和7年度一般会計補正予算(専決第1号)です。
林道一の沢線災害復旧工事の発注にあたり、工事個所の安全確認を再度実施したところ、被災当時よりも現場の崩落が進んでいることが確認されました。
このことから崩落を防ぐモルタル吹付けや落石防止柵の設置等の安全対策にかかわる工事費用として2,000万円を増額し、令和7年5月1日付けで専決処分いたしました。

最後に、令和7年度一般会計補正予算(第1号)です。
本年度執行開始後、間もないことから、市民の安全性・利便性を確保 するため緊急を要するもの、国・県等による政策的な事業に要するもの及び当初予算編成時に諸条件が整い次第予算化を検討するものとした経費について計上しております。
市制施行20周年記念事業として実施している市民提案事業補助金の増額の他、先ほど述べました大糸線市内駅開業110周年記念イベント、2025大阪・関西万博への展示、定額減税にかかわる給付金、児童遊園内の遊具の撤去及び更新、本陣等々力家を活用した古民家活用再生事業の用地取得費等、7億2,300万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ509億9,300万円とするものです。

以上、よろしくご審議いただきますようお願いいたします。

 

 

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