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・平成30年7月25日(水曜日) 午後2時から
・本庁舎 共用会議室306
(1)「長野県合同災害支援チーム」への参加について
(2)三郷小学校のコンクリートブロック塀の撤去等について
(3)安曇野産クラフトビールの中間報告会と『安曇野ビール祭り2018』の開催について
(4)安曇野シェアサイクルについて
(5)2027年長野国体競技会開催希望について
(6)その他(夏のイベントについて)
皆さん、こんにちは。
マスコミの関係者の皆さま方には、日ごろ市政発展のためにご尽力を賜っておりますことに、改めて感謝を申し上げます。
猛暑日が続きます。ぜひ、健康には留意のうえ、ご活躍をいただきたいと思います。
着座にて失礼させていただきます。
過日、発生しました「平成30年7月豪雨」では、複数の地域で、浸水被害、土砂災害などが発生し、多くの皆様が住まいを追われ、不自由な生活を強いられています。200人を超える尊い命が奪われ、いまだに、行方の分からない方もいらっしゃいます。犠牲となられた皆さまのご冥福を心からお祈り申し上げますとともに、被害に遭われた皆さまにお見舞い申し上げます。被災地の一日も早い復旧、復興を心から願うものであります。
復興支援につきましては、総務省の調整のもと長野県は、広島県からの要請を受け、「長野県合同災害支援チーム(チーム長野)」として人的支援を、広島県尾道市に対して行うことになりました。
これを受け、本市においても、「松本ブロック」3市の一員として、男性職員1人の派遣を決定いたしました。派遣の期間は、8月17日から23日の7日間となります。また、要請された職員の職種が「土木又は農業土木職員」ということで、道路などの復旧や、ため池改修などに携わることになると伺っております。
派遣する職員は、土地勘のない場所であり、酷暑の中での勤務となりますが、市)を代表して、被災地の復興を応援してきてほしいと願っております。
先の6月の定例記者会見でご報告申し上げたとおり、三郷小学校敷地内に高さ1.7mのコンクリートブロック塀23mについて、長野県建築士事務所協会による安全確認調査を行いました。
調査の結果、建築基準法施行令に合致していなかったので、児童等の安全確保を図るため、三郷小学校のコンクリートブロック塀を7月末までに撤去することといたしましたので、ご報告申し上げます。
また、小・中学校の調査により、指定通学路に設置されたコンクリートブロック塀は280カ所を超えております。指定通学路に限らず、市内の道路には多くのコンクリートブロック塀が設置されています。このため、7月19日付で市内全戸回覧文書により、コンクリートブロック塀の所有者に対し、危険な状態でないか、しっかり点検をしていただくよう周知をさせていただきました。
引き続き、市といたしましては、子どもたちや通行者の安全確保に向け、できるだけの措置を講じてまいりたいと考えております。
市では、農商工連携のモデル事業として『安曇野産ホップを使用したクラフトビール醸造事業』の支援を平成28年度より進めており、本年度で3年目になります。生産者は、安曇野産ホップを生産する会(会長:有限会社斉藤農園社長 斎藤彰久様)で、ビールの製造事業者は株式会社エイワ様であります。
安曇野では約50年ぶりにホップの生産を復活させ、昨年の春、ビール用二条大麦を、初めて収穫できました。特にホップの生産技術は、先進地である岩手県遠野市のご協力とご支援をいただき、交流も深めながら取り組んでまいりました。
ホップの生産は、比較的涼しい場所での生育が適していると言われており、一方で、二条大麦は温かい場所での栽培が一般的とされているため、今回は、耐寒性のある二条大麦を使用し栽培しました。安曇野でビール素材となるホップと大麦が同時に収穫でき、今のところ成功を収めているというところでございます。
これまでは、試験栽培を主軸に置き事業を進めてきましたが、安曇野産の素材が順調に生産されてきたことから、次の段階として、安曇野産ホップを使用したクラフトビールの醸造を進め、このたび8月11日土曜日に限定商品としてお披露目する運びとなりました。当日は、堀金の「斉藤農園あぐりす」様を会場として、午前10時から関係者向けの安曇野産クラフトビールの中間報告会を開催し、その後、午前11時から一般の方々を対象として『安曇野ビール祭り2018』を開催します。
安曇野の水とホップと麦芽を使った正真正銘の地ビールが、限定ではありますが商品化に至ったことは、今後、地域の特徴と素材を活かしたビール醸造に向けてますます期待が膨らむところです。今回の限定商品をベースに、今年の冬には新作の販売を行うとお聞きしていますが、味わいの違う安曇野らしい地ビールの商品が増えていくことも大いに期待をしています。
8月5日(日曜日)から「安曇野シェアサイクル」の運用を開始します。市内5か所に設置されたステーションで自転車を借りることができ、どのステーションでも返却ができます。自転車は20台、試験的に用意をさせていただきました。運用開始に当たり出発セレモニーを、5日(日曜日)午後3時よりJR穂高駅前広場にて開催を計画しております。
ご利用方法ですが、まずスマートフォンのアプリかウェブサイトから予約をしていただくと、登録したメールアドレスに暗証番号が送られ、自転車のハンドルに付いているディスプレイにその暗証番号を入れると、解錠されて利用できる仕組みとなっています。ご返却もディスプレイで簡単に操作いただけます。お支払いは、初回に登録いただくクレジットカードで決済されます。
観光客のみなさんには、車や周遊バスでは行きづらい点在する安曇野の観光スポットを訪れていただき、北アルプスの景観や田園風景の中を、気軽にサイクリングでお楽しみいただけます。市民のみなさんもぜひご利用ください。
2027年に長野県で予定されている国民体育大会の開催にあたり、県の準備委員会事務局が、各市町村へ競技会開催の希望調査を実施しております。
県の「競技会場選定基準」には「市町村の開催希望と競技団体の意向が原則として合致していること」と明記されていることから、市として、各競技団体に対して希望を調査しました結果、市体育協会加盟団体の安曇野バレーボール協会、安曇野市バドミントン協会、そして、カヌー競技の関係で安曇野リバープレイヤーズクラブ、以上の3団体から、開催希望がありました。
今後、国体を誘致するにあたっては、競技団体の協力が不可欠であること、そして、競技団体の協力体制を考慮しまして、市としましては、バレーボール、バドミントン、カヌーの順番で希望順位を付けたうえで、この3競技を希望することを7月6日に県の準備委員会へ報告いたしました。
準備委員会では、今後、各市町村からの希望調査をもとに7、8月中にヒアリングを実施し、競技会場を決定していくわけですが、本市の希望が叶うことを願うとともに、これを契機として市の一層のスポーツ振興を図っていければと考えております。
今年も、夏の風物詩となりました【安曇野花火】をはじめ、安曇野の夏を彩る様々なイベントが、関係者の皆様のご尽力により開催されます。
まず、7月28日(土曜日)は、第39回あづみ野祭りが豊科駅前通り周辺で開催されます。
8月4日(土曜日)、5日(日曜日)は「第35回信州安曇野わさび祭り」を開催します。両日とも会場は、穂高神社周辺と穂高駅前通りに戻して行います。多いに夏の夜を盛り上げていただきたいと思います。
8月11日(土曜日)には、第33回ふるさと夏祭りが三郷公民館と三郷文化公園で開催されます。
8月14日(火曜日)は、『第12回安曇野花火』が開催されます。県内外からも大勢の見物客が訪れ、夏の安曇野を代表するイベントとして定着してきました。約12,000発の迫力ある花火が夏の夜空を彩ります。
8月25日(土曜日)は、第28回信州安曇野能楽鑑賞会を、豊科公民館ホールにおいて開催いたします。
本年も、青木道喜先生をはじめ、人間国宝の野村 萬先生ら、当代一流の出演者をお迎えして上演します。天女の舞を心ゆくまでお楽しみいただければと思います。
本日ご用意いたしました内容は、以上です。