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市長定例記者会見 令和2年7月31日

記事ID:0063849 更新日:2020年7月31日更新 印刷ページ表示

・令和2年7月31日(金曜日) 午前10時から
・本庁舎 共用会議室307

項目

(1)令和2年度市民税・県民税の課税事務処理の誤りについて
(2)安曇野市ささえあいプレミアム商品券の発売について
(3)被爆75周年 子どもたちの平和のメッセージについて
(4)地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」安曇野市新設区間の第6回市民説明会開催について
(5)増田建設産業に係る一般廃棄物処理業の許可処分取消請求事件について

資料

 

課税事務処理の誤りについて [PDFファイル/38KB]

 

会見内容

 全国的な広がりを見せている新型コロナウイルス感染症ですが、7月に入り安曇野市においても、5名の感染者が報告されました。り患された皆様に心よりお見舞いを申し上げます。

 感染状況等につきましては、これまで県から発表されているとおりですが、市といたしましては、改めて市民の皆様へ、動画配信や、各区長への通知、防災無線、メール配信、ホームページなどを通じ、感染予防の注意喚起をさせていただきました。

 あわせて、庁舎内の感染予防の観点から、時差出勤制度の運用を29日から再開するとともに、職員行動マニュアルの遵守・徹底を再確認しております。

 また、市では、長野県が作成いたしました「新型コロナウイルス 感染症対策 長野県民手帳」を来週8月5日から全世帯に配布いたします。この手帳は、新型コロナウイルス感染症の正確な知識を身につけ、毎日の健康状態や行動等を記録することで、感染防止に役立てていただくためのものです。長野県では29日に、県全域の感染警戒レベルを「2」に引き上げております。市民の皆さまには、今回配布する手帳を参考に、「身体的距離の確保」、「人ごみ等でのマスクの着用」、「手洗い、手指消毒の徹底」など、信州版「新たな日常生活のすゝめ」に沿った行動の徹底をお願いします。

 さて、今年は、7月に入り各地で記録的な豪雨となり、西日本から東日本の広い範囲で大きな被害が出ました。犠牲になられた方のご冥福をお祈りするとともに、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

 安曇野市に於きましても、7月8日に大雨特別警報が発令され、犀川の陸郷水位観測所で一時、氾濫危険水位を超える事態となり、明科地域を中心に浸水などの被害が発生いたしました。

 近年、毎年のように各地で自然災害が頻発し、甚大な被害が発生している状況を踏まえ、本年2月に、池田町様と「災害時の協力体制に関する協定」を締結させていただきましたが、本日、松川村様とも協定を締結させていただく運びとなりました。本日、午後2時から、この会場で締結式を行いますので、是非、報道関係の皆様に取材いただきますようご案内させていただきます。

1.令和2年度市民税・県民税の課税事務処理の誤りについて

 令和2年7月15日、税務署から国税連携システムにより提供された確定申告データのうち、7月17日プレスリリースでは4月16日から22日までとしていましたが、再度内容を精査したところ4月16日から19日分までのデータ取込み処理について誤りがあり、市民税・県民税の課税処理が行われていないことが発覚しました。

 発生原因につきましては、国税連携システムから課税システムへのデータ移行処理漏れでありますが、市の重要な財源となる市民税に係る事案であり、市民の皆様の信頼を損ね、対象の皆様には大変ご迷惑をおかけしましたことを心からお詫び申し上げます。再発防止に向け、二重チェック体制の再構築及びシステムの一部改善等を図ってまいります。

 なお、処理漏れとなっている確定申告データに基づき、課税事務処理を行いましたところ、新たに課税となった方が34名、税額が変更となった方が114名の合計148名、総額18,458,300円を新たに課税させていただくこととなりました。該当の皆様方には、8月初旬に納税通知書と同時にお詫び状を送付させていただきますが、税額が決定・更正されたことにより、国民健康保険税・介護保険料・後期高齢者医療保険料等の税額等が修正される場合があります。対象となる皆様方には、改めて担当から納税通知書等でお知らせ致しますので、ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

2.安曇野市ささえあいプレミアム商品券の発売について

 新型コロナウイルス感染症の拡大により冷え込んだ市内経済の活性化策として、「安曇野市ささえあいプレミアム商品券」を発売いたします。

 7月22日までの申込受付期間中には、1万2千通を超えるお申し込みをいただき、発行総数の5万セットに対し、申込数が超過したことから、今回は抽選という形をとらせていただきました。

 お申込みいただいたすべての皆様への提供とはなりませんでしたが、多くの市民の皆様に注目をいただきご協力の意思をお示しいただきましたことに感謝申し上げます。

 販売期間は8月1日から8月31日までで、市役所本庁舎1階ロビー、三郷公民館会議室、安曇野市商工会穂高会館の3カ所で販売いたします。事務局から返信された引換券をご持参いただき、お近くの会場でお求めください。引換券分の商品券は確保されております。

 販売会場では、手指消毒や、体温測定、飛沫防止等の感染予防対策を講じておりますが、お買い求めいただく際は、マスクを着用いただき、3密状態の回避にご協力いただきたいと思います。

 このプレミアム商品券の使用期限は、11月15日までです。市内でご利用いただける取扱店舗は現在724店舗ございます。飲食店だけでなく、小売店や理美容店、住宅関連のお店も登録されておりますので、幅広くご活用いただき、市内経済の下支えにご協力いただきたいと思います。

 また、今回の業務の事務補助として、会計年度任用職員4名を採用し、求職中の方々への就労機会の提供もさせていただいております。 

3.被爆75周年 子どもたちの平和のメッセージについて

 平和都市宣言を制定した平成24年から、毎年8月6日に開催される広島平和記念式典へ代表中学生を派遣する「広島平和記念式典参加事業」を実施しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため式典の規模が縮小されることに伴い、本年度は参加を中止いたしました。

 また、例年、式典後に引き続き参加しておりました「ひろしま子ども平和の集い」も事業自体が中止となりましたが、その代替事業として「平和のメッセージ」の募集が主催者の「平和首長会議」より発表されました。

 広島市内外の子どもたちの平和のメッセージを集め、子どもたちが一堂に会することができなくても、心を一つに平和のメッセージを発信する手法として、8月6日に平和記念公園内に展示するものであります。 

 この呼びかけに市内中学校全7校からメッセージが寄せられ、事務局の公益財団法人広島平和文化センターへ、このたび送付いたしました。

 各校では、クラスごとや学年、生徒会など取り組み方法は異なりますが、平和な未来を築くために何を行うべきなのか、何ができるのか、考える良い機会となったと思います。

 被爆75周年を迎えるこの夏、被爆者の思いを受け継ぎ、平和な未来をつくるよう、平和都市宣言の下、引き続き平和への取り組みを進めていきたいと考えおります。

4.「松本糸魚川連絡道路」安曇野市新設区間の第6回市民説明会開催について

 新型コロナウイルスの関係で延期していました地域高規格道路「松本糸魚川連絡道路」安曇野市新設区間の第6回説明会を7月26日に開催しました。コロナウイルスの感染防止策を講じる中、161名の皆様にご参加いただいたことに感謝申し上げます。

 説明会では5つのルート帯を6分野12の評価項目で比較し、各ルート帯の特徴や優位性を確認しました。参加された市民の皆様からは、最適ルートの選定につながる貴重な ご意見をいただきました。

 県では、評価結果とこれまでの説明会でいただいているご意見を参考にして、8月30日に開催を予定している第7回市民説明会で、「最適ルート帯」を発表する予定と伺っています。市としましても、将来のまちづくりに寄与したルート帯が選定されるよう、最終段階に向け県と連携を図ってまいります。

5.増田建設産業に係る一般廃棄物処理業の許可処分取消請求事件について

 増田建設産業に対し、平成21年5月に許可した「一般廃棄物処理業許可処分」に対し、許可の取り消しを求め提訴された事件については、平成30年3月30日に長野地方裁判所による第1審判決を受け、住民らの訴える被害については認められないとして棄却されました。

 その判決を不服とした住民らが、平成30年4月11付けで東京高等裁判所に控訴、令和元年6月28日に一審判決と同様棄却とする控訴審判決がなされました。

 さらに、その判決を不服とし、令和元年7月11日付で最高裁判所に上告されていたところですが、令和2年7月28日付で上告を棄却する旨の決定調書の送付が最高裁判所よりあり、7月29日付けで受領したことをご報告いたします。

 棄却の理由としては、上告理由そのものが、事実誤認又は単なる法令違反を主張するものであり、民事訴訟法で規定する上告の事由に該当せず、受理すべきものとは認められないというものであり、今までの市の主張が認められたものと考えております。

 なお、現在係争中の、平成25年、29年2月、29年11月及び令和元年に提訴された4事件は、長野地方裁判所において併合審理中であり、現在の進行状況からすると、来年度には判決が下されるものと考えております。

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