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市長定例記者会見 令和2年8月25日

記事ID:0064346 更新日:2020年8月25日更新 印刷ページ表示

・令和2年8月25日(火曜日) 午後1時から
・本庁舎 共用会議室307

項目

(1)令和元年度決算状況及び健全化判断比率について
(2)令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第4号)について
(3)教育旅行の受け入れについて
(4)安曇野市オレンジキャンペーンの実施について

資料

会見内容

 全国的な広がりを見せている新型コロナウイルス感染症ですが、7月に続き、8月も安曇野市において数名の感染者が報告されました。り患された皆様に心よりお見舞い申し上げます。市民の皆さまには、「手洗い、手指消毒の徹底」、「身体的距離の確保」など、引き続き、お一人お一人の感染予防策の徹底をお願いいたします。

 また、感染症の拡大を防ぐ観点から、10月11日の「豊科さわやか市民運動会」、10月18日の「三郷地域、堀金地域、明科地域の市民運動会」が中止となりました。さらに、11月7日と8日に穂高神社で予定されていた「新そばと食の感謝祭」の催しも実行委員会に於いて中止が決定されました。

 楽しみにされていた皆様には大変申し訳ございませんが、何卒、ご理解いただきたいと思います。

1.令和元年度決算状況及び健全化判断比率について

 初めに、令和元年度の市の決算状況について説明いたします。なお、決算額につきましては、万円未満を切り捨てて申し上げますので、ご承知おきください。

 一般会計の歳入決算額は429億7,813万円で、前年度比6.0パーセントの増、また、歳出決算額は421億6,641万円で、同じく前年度比6.0パーセントの増となりました。歳入から歳出を差し引いた形式収支額は、8億1,171万円、さらに翌年度繰越財源を除いた実質収支額は、7億6,007万円の黒字決算となりました。

 決算の内容につきましては、全国的な統計である「地方財政状況調査」の数値に基づき説明させていただきます。

 まず、歳入では、その29.1パーセントを占める市税の決算額は125億940万円で、前年度比1.9パーセントの増となりました。また、地方交付税は110億3,513万円で、前年度比で5.4パーセントの増となりました。

 市債につきましては、47億809万円を発行し、借換債を除いた前年度比は、26.8パーセントの増であります。
 内訳としては、26億3,950万円が旧合併特例事業債で、新ごみ処理施設の建設事業や保育所建設事業などに活用いたしました。
 また、臨時財政対策債は、発行可能額の12億4,119万円を発行いたしました。これによりまして、普通会計における令和元年度末の市債残高は、403億4,299万円となり、前年度比3億9,830万円の減となりました。

 次に、歳出決算でありますが、目的別では民生費の決算額が一番多く、全体の31.5パーセント、132億8,878万円を占めております。2番目が、土木費で12.9パーセント、54億4,280万円の決算額となりました。性質別でみますと、小学校冷房設備等整備事業や新総合体育館建設事業などによりまして、普通建設事業費が、前年度比15.4パーセント増加し、55億9,243万円となりました。

 続きまして令和元年度決算に基づく安曇野市健全化判断比率について、説明いたします。これにつきましては、「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」第3条第1項の規定によりまして、監査委員の意見を付して議会へ報告し、公表するものであります。
 市の各比率の状況ですが、全会計黒字決算となりましたので、「実質赤字比率」と「連結実質赤字比率」は算定されませんでした。また、実質公債費比率については9.5パーセントで、0.2ポイント上昇しましたが、将来負担比率は10.4パーセントで、2.4ポイント改善したという結果であります。

 以上、令和元年度決算状況及び財政健全化判断比率について、説明をさせていただきました。

 健全化判断比率につきましては、安曇野市の将来を見据えた指針として捉えまして、引き続き健全な財政運営に努めてまいりたいと考えております。

 なお、説明の詳しい内容につきましては、「令和元年度決算概要」並びに「令和元年度決算に基づく健全化判断比率について」をご覧いただきたいと思います。決算内容につきましては以上でございます。

2.令和2年度安曇野市一般会計補正予算(第4号)について

 今回の補正予算は、7億800万円を増額し、補正後の予算額を548億7,800万円とする補正を行うものでございます。 

 まず、歳入補正ですが、主な内容として、新型コロナウイルス感染症対策として国の第1次補正予算分として交付される「新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金」3億4,884万2千円を計上するほか、令和元年度決算に伴う繰越金や、地方特例交付金及び普通交付税の交付額の決定に伴う増額補正など、所要の補正を行います。

 次に歳出補正の主な内容としましては、新型コロナウイルス感染症への経済対策として、ふるさと寄附金への返礼品に「電子感謝券」を導入し、市内の飲食店等、各登録店舗が利用できる導入整備費の計上や、感染症への感染リスク軽減を目的として、妊婦に対しインフルエンザ予防接種費用の一部を助成するなど、感染症対策として必要な補正を行います。

 また、新型コロナウイルス感染症対策以外として、空き家解消に向けた取組みとなる空家対策補助金の増額や、企業助成事業における企業等の事業用地取得に対する補助金の計上など、所要の補正を行います。

 その他、債務負担行為は、指定管理による各公共施設への管理業務など、合わせて7件の追加補正をおこないます。

 説明は以上でありますが、詳細は、「令和2年度 一般会計補正予算(第4号)の概要」をご確認いただきたいと思います。

3.教育旅行の受け入れについて

 安曇野市農家民宿連絡協議会でおこなっている教育旅行の受け入れについて、ご報告させていただきます。

 今年度は、4月の時点で16校・約2,000名の予約がございました。しかし、新型コロナウイルスの影響により、残念ながら、宿泊を伴う受け入れ全てについて、中止が決定いたしました。受け入れ農家や学校の皆様からは、「楽しみにしていたのに、とても残念だ。」という落胆の声が多く聞かれました。

 そこで、今後も学校と良好な関係を保ち、コロナ収束後には、再び安曇野市の農家民宿をご利用いただけるように、3つの企画を実施したいと考えております。

 1つ目は、受け入れ農家の皆さんによるビデオレターの制作です。ビデオレターを通して、生徒の皆さんに、安曇野の魅力や農家民宿のあたたかさをお届けする予定です。近日中に、ダイジェスト版をホームページに公開しますので、ぜひご覧いただければと思います。 

 2つ目は、来訪予定だった学校への農産物プレゼントです。本来であれば、生徒さん自らで収穫をし、食べていただきたかったわけですが、代わりに、りんご等の農産物を送り、子どもたちを元気づけたいと思っております。

 3つ目は、武蔵野市の中学校と協力して、新しい体験活動を開発する企画です。こちらの中学校は20年以上、セカンドスクールという宿泊行事で安曇野市に来ていただいておりますが、今回、この学校とのオンライン講演会を計画しました。その中で、農家民宿以外の体験も含めて、学校がどのような体験活動を望んでいるのかお聞きした上で、より魅力的な体験が提供できるよう、受け入れ農家の皆さんで知恵を出し合っていきたいと考えております。

 いずれにしましても、一日も早いコロナの収束を願うわけですが、せっかく一つの事業として定着してきたこの農家民宿事業ですので、来年こそは大勢の皆さんに来ていただけることを期待しているところであります。

4.安曇野市オレンジキャンペーンの実施について

 安曇野市では、認知症になっても安心して地域に暮らせるまちづくりを推進するために、国際アルツハイマー病協会と世界保健機構が共同で定めた「世界アルツハイマー月間」である9月に、安曇野市オレンジキャンペーンを実施します。これは、市民の皆様に認知症を知っていただくきっかけや、正しい理解につながることを目的に行うものです。

 期間中は、9月7日から18日まで、市役所本庁舎1階東側でパネル展や9月8日から22日まで、市内5館の図書館において、特設コーナーを設けて認知症に関する推薦図書などの展示を行うほか、9月16日午後6時から、8時まで市役所本庁舎南側をライトアップいたします。

 今年度、長野県下で実施するオレンジキャンペーンでライトアップする市は、安曇野市だけです。

 これらの企画を実施することで、市民の皆様にとってオレンジキャンペーンを目にする機会が増え、認知症に対する意識が高まることを期待しています。

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