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市長定例記者会見 令和3年3月22日

記事ID:0075939 更新日:2021年3月22日更新 印刷ページ表示

・令和3年3月22日(月曜日) 午後1時から
・本庁舎 共用会議室306

項目

(1)令和3年4月1日付人事異動の概要
(2)安曇野市防災マップの改訂及び全戸配布について
(3)新総合体育館のネーミングライツ・パートナー募集と第2回工事現場見学会の開催について
(4)一般県道豊科大天井岳線須砂渡トンネル整備事業の新規事業化について

資料

会見内容

 先週17日、市議会3月定例会最終日に令和3年度第1弾となる新型コロナウイルス感染症対策につきまして、「令和3年度 一般会計補正予算(第1号)」を追加提案させていただき議決をいただきました。

 詳細につきましては、お配りしましたカラー刷りの資料をご覧ください。

 1.令和3年4月1日付人事異動の概要

 令和3年4月1日付の人事異動に伴う内示についてお知らせします。令和3年度当初の職員数は、前年度当初比較で4名少ない721名です。内訳は、正規職員が685名、フルタイムの再任用職員が35人、任期付職員が1名で、会計年度任用職員720名を含めた職員全体では1,441名となり、昨年度と比較すると7名の減員となります。なお、3月31日付退職職員は29名、派遣受入終了職員が2名、新年度の採用職員は24名です。

 今回の人事異動は、幹部職員の退職に伴う異動と年度当初の定期異動です。対象者は、部長級異動が2名、部長級昇格が5名、課長級異動が9名、課長級昇格が12名で、全体では216名の異動となります。

 女性の登用につきましては、新たに課長昇格が1名、課長補佐昇格が2名、係長昇格が9名で、管理監督職員合計218名のうち女性職員は54名となり、登用率は24.8%、昨年度より1.7%増加しております。今年3月15日に策定した「安曇野市特定事業主行動計画」の数値目標である令和7年度30%以上という目標に向け、女性の登用率の向上を図りました。

 総体的な異動の規模は、中規模程度となりますが、部課長等の幹部職員58名のうち異動は28名で、約半数が異動対象となります。地方自治法に基づく職員派遣につきましては、引続き松本広域連合及び長野県後期高齢者医療広域連合に派遣いたします。また、職員の研修派遣でございますが、新たに長野県企画振興部及び建設部に各1名を、また、長野経済研究所に1名を派遣いたします。昨年から引続いての研修となる全国市町村国際文化研究所1名と合わせて4名の職員が研修派遣となります。他自治体職員の受入につきましては、昨年に引き続き、長野県及び長野県教育委員会から地方自治法に基づく職員派遣をいただいているほかは、新たな受け入れ等はございません。

 令和3年度の組織改編でございますが、まず、農政課の「集落支援担当」と「マーケティング担当」を統合し、「農村振興担当」とします。これは、農業経営者の支援、市内農産物の販売促進等の連携及び強化を図り、事業推進を効率的に行える体制へ変更するものでございます。また、各支所地域担当が補助執行していた公民館事業等について、各地域に生涯学習係を新設し、教育委員会直轄とすることで、役割分担を明確にし、効果的な事業運営を図るものでございます。いずれにいたしましても、今申し上げました組織体制の一部見直しを行い、様々な行政課題に対応するために、適切な人員配置とスリム化を図らせていただきました。

2.安曇野市防災マップの改訂及び全戸配布について

 平成28年2月に発行しました安曇野市防災マップを5年ぶりに全面改訂し、3月24日以降、全戸に配布をさせていただきます。改訂の主な内容は、洪水で河川が氾濫した場合にどのように浸水するかについて、これまで概ね百年に1回程度発生するであろう、大雨を前提に浸水想定区域を指定していましたが、平成27年の水防法改正により、想定し得る最大規模の降雨(概ね千年に1回程度の降雨)による浸水想定区域図に見直し、掲載しました。

 また、安曇野市が平成30年度と令和元年度に国立大学法人 信州大学に委託しました「安曇野市の地盤と地震動に係る調査」の結果を揺れやすさマップとして掲載しました。この揺れやすさマップは、安曇野市の直下でマグニチュード7.3程度の大地震が起きた場合、地盤の違いで震度の差がどのくらいになるか計算し、色の濃淡で示したものです。あわせて、市内地下にある伏在断層の位置を推定したものを表示しました。

 このほかに、新たな項目として、浸水の深さによる被害の概要やマイタイムラインの作成、指定避難所開設までの流れと運営方針、感染症対策や車中泊等を追加掲載し、災害への事前対策と避難行動などに則した内容になりました。突然発生する災害に対し、被害をゼロにすることは難しいですが、日頃から、ご自分のお住まいの地域が、どのような災害のリスクを有しているのかを一人ひとりが、この安曇野市防災マップにより、認識していただき、防災知識を身に付け、情報を集めることに加え、実際に訓練や体験をすることで、適切な対応を取りやすくなります。市民の皆様におかれましては、この大災害時代に、災害を他人事ではなく、自分事として備えていただきますようお願い申し上げます。

3.新総合体育館のネーミングライツ・パートナー募集と第2回工事現場見学会の開催について

 ネーミングライツは、市が設置する施設などの名称に企業名や商品名などの愛称を付与することができる権利です。市は、ネーミングライツ・パートナーからその対価を得て、施設の維持管理やサービスの向上などに役立てます。

 安曇野市では初めてとなるネーミングライツ・パートナーの募集を、10月に完成予定の新総合体育館を対象に、3月24日(水曜日)から4月30日(金曜日)まで行います。企業など多くの皆さま方からご応募いただき、親しみやすい愛称となり、皆さまに広く認知され、利用していただける体育館となる事を期待しています。

 また、延期となっておりました「第1回現場見学会」を昨日開催いたしました。引き続き「第2回現場見学会」を4月18日(日曜日)に開催いたします。新型コロナウイルス感染症対策に配慮し、午前10時からと午後1時からの2回に分け、各回25名程度で実施いたします。

 なお、ネーミングライツ・パートナー募集と見学会の申込方法等の詳細につきましては、3月24日(水曜日)に発行されます「広報あづみの」または、市のホームページをご覧ください。皆さまからのご応募・ご参加をお待ちしております。

4.一般県道豊科大天井岳線須砂渡トンネル整備事業の新規事業化について

 一般県道豊科大天井岳線は、堀金地域の「岩原山神社」から「烏川渓谷緑地環境管理事務所」の区間が、未改良のままで狭隘であることから、通行車両や歩行者の安全が確保できない状況であり、車両のすれ違いに苦慮しています。このことから、平成26年3月に市や地元区をはじめとする関係団体で「一般県道豊科大天井岳線須砂渡トンネル建設促進協議会」を設立し、須砂渡トンネルの整備事業の早期事業化を県に要望してまいりました。

 このたび、長野県議会令和3年2月定例会の令和2年度補正予算が成立し、交付金事業として須砂渡トンネルの整備事業が新規事業化されました。新規事業化されたことにより、須砂渡トンネルの完成に向けた大きな一歩となることから、大変喜ばしく思うとともに、これまでご尽力をいただきました県議会議員、建設促進協議会、地元関係者、長野県をはじめとして関係されたすべての方々に対して、心から感謝を申し上げます。

 本路線は、国営アルプスあづみの公園や県営烏川渓谷緑地、宿泊施設ほりでーゆーや常念岳・蝶ヶ岳への三股登山口へと繋がり、山岳観光振興に取り組んでいる本市にとって、非常に重要な路線であります。市としましては、今後も県と連携を図りながら事業促進に努めてまいります。

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