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市長定例記者会見 令和4年4月20日

記事ID:0091196 更新日:2022年4月20日更新 印刷ページ表示

・令和4年4月20日(水曜日) 午前11時から
・本庁舎 共用会議室307

項目

(1)マウンテンバイクコースオープニングイベントについて
(2)穂高神社遷宮祭タイアップイベント「あづみ野てらす」の開催について
(3)森林(もり)の里親促進事業「ゴールドパック常念湧水の森林(もり)」の契約締結について
(4)「安曇野のオオルリシジミ」の市天然記念物指定について
(5)書籍『豊科の宝』の頒布について

資料

市長定例記者会見資料(令和4年4月20日) [PDFファイル/8.1MB]

会見内容

皆さん、こんにちは。
安曇野では、芽吹きが進み、農作業や田植えの準備等、何かと忙しくなる
季節となりました。快晴の日には、北アルプスの残雪が輝き、安曇野にとって
四季を通じ、最もよい季節となりました。
新型コロナウイルスが依然収束しない状況ではありますが、ゴールデンウイークにかけ、日展安曇野展、穂高神社式年遷宮など、多くの行事が予定されております。
また、6月5日に開催します「第8回信州安曇野ハーフマラソン」につきましては、3月21日に締め切り、ハーフマラソンの部は6,034名、ファミリーランの部は344組750名のエントリーを頂きました。
安曇野市内・外からお越しいただく皆様に、市としましても、感染拡大防止策を徹底し、安全・安心のイベント運営をして参ります。

もうひとつ明るい話題がございます。
お手元にチラシを配布しておりますが、この『ざんねんないきもの事典』は、累計455万部を突破した、子どもたちに大人気のベストセラーシリーズで、2018年よりTVアニメが放送、そして2022年夏、初めての映画化が決定しました。
本映画は、この7月8日(金)に全国ロードショーとなりますが、物語の舞台は、オーストラリア・南極・日本の3か所で、日本編の「はちあわせの森」は、ここ安曇野市に生息する「ノウサギ」にスポットが当てられています。映画は、アニメにはなりますが、安曇野の景色だと分かる情景もございます。また、出演される声優さんも大変著名な方であります。
すでに4月18日のプレスリリースでご案内させていただいたとおり、明日21日には穂高北小学校で子どもたちの拍手音収録会を行います。この拍手音は、映画のワンシーンで使用されるということですので、私も映画の放映を大変楽しみにしているところです。

本日、報道関係の皆様には、定例記者会見に、大変お忙しい中ご出席いただき、深く感謝申し上げます。改めて本年度も、よろしくお願いいたします

1.マウンテンバイクコースオープニングイベントについて

本日4月20日(水)に安曇野市マウンテンバイクコースがオープンいたしました。

このマウンテンバイクコースの計画が浮上したのは、およそ2年前にさかのぼりますが、市では、マウンテンバイクコースにかかわるノウハウが無かったことから、アトランタ五輪マウンテンバイク日本代表の小林可奈子さんに監修を依頼し、啼鳥山荘周辺に3コースを整備しました。

このコースは、自然を生かし環境にも負荷が少なく、自然を感じながら楽しめるコースにしたいとの思いから、MTBクラブ安曇野のメンバーの皆さまと、賛同する多くのボランティアの皆さまのご協力により、コースが作り上げられました。

本日オープンできることは、地権者である下堀扇町内山生産森林組合のご理解と整備にかかわっていただいた多数のボランティアの皆さまのご協力によるものであります。
関係の皆さまには心より感謝申し上げます。

市では自転車を活用したまちづくりを推進しており、観光だけでなく、市民の健康や教育にも寄与するアウトドアスポーツ施設の拠点になるものと考えています。

4月23日(土)には、オープン記念イベントを開催いたします。
イベントの開催時間は午前11時から午後4時までを予定しています。
オープニングイベントでは、マウンテンバイク教室のほか、
小学生のミニレースやレジェンド選手のアテンドツアーなどを行います。

すでに、事前申し込みが必要なマウンテンバイク教室など、一部のイベントは受付が終了しておりますが、その他にも当日参加可能な
小学生のミニレースや森林ヨガなどのワークショップ、キッチンカーによるファストフードの販売などがあります。
マウンテンバイクに乗れない方でも楽しめるイベントになっていますので、是非ご来場ください。

2.穂高神社遷宮祭タイアップイベント「あづみ野てらす」の開催について

本年は7年に一度の「穂高神社式年遷宮」と「穂高人形ものがたり」の開催年にあたり、多くの皆様が安曇野市を訪れます。これに合わせ
「安曇野市観光復興イベント実行委員会」では、4月29日から5月15日までタイアップイベント「あづみ野てらす」を穂高神社北神苑(きたしんえん)特設会場で開催いたします。
期間中は、コンサートやパフォーマンスなどのイベントが行われ、地元の特産品やグルメ、クラフトなどの出店もあります。
多くの観光客の皆様にご来訪いただき、春の安曇野を楽しんでいただけたらと思います。​

3.森林(もり)の里親促進事業「ゴールドパック常念湧水の森林(もり)」の契約締結について

この度、ゴールドパック株式会社様と森林(もり)の里親契約を締結いたしました。
今回の契約につきましては、ゴールドパック株式会社様から、安曇野市の里山で森林整備を行い、環境保全に取り組みたいと、長野県を通じお話をいただき、安曇野市穂高地域の市有林をご案内したところ、縁あってご支援をいただけることとなりました。
この4月1日に「ゴールドパック常念湧水の森林(もり)」として、森林(もり)の
里親契約を締結いたしました。

契約地は、穂高牧 常念登山口、県営烏川渓谷緑地 森林エリア
「森の家」付近の市有林で、旧穂高町時代に人工スキー場として利用していた場所であります。
森林の面積は、約16ha、契約期間は、令和9年3月31日までの5年間となっており、内容につきましては、毎年50万円の支援金と、ゴールドパック株式会社の社員の皆さまによる森林保全活動となっております。
今回の森林(もり)の里親契約をきっかけに、ゴールドパック株式会社の皆様と地域の交流が更に発展し、多くの皆様に森林(もり)にかかわっていただくことが、安曇野市の持続可能な森林づくりにつながると考えております。

この契約締結を記念して、5月4日(水)、現地市有林において、契約締結の記念式典を開催いたします。

本来であれば、多くの市民の皆様にも参加いただきたいところではございますが、コロナ禍ということもございますので、記念式典には、
関係者のみの開催とさせていただきます。

記念式典の内容としましては、「ゴールドパック常念湧水の森林(もり)」アダプトサイン(案内板)の除幕式、シンボルツリーの記念植樹、森林保全活動として下草刈りなどを計画しております。
報道関係の皆様方におかれましては、当日の取材もよろしくお願いします。

 

4.「安曇野のオオルリシジミ」の市天然記念物指定について

令和4年3月30日付で「安曇野のオオルリシジミ」を市の天然記念物に指定しました。市の天然記念物として動物を指定するのは初めてです。

オオルリシジミは、現在日本では長野県と九州の阿蘇地方にしか生息していない希少なチョウです。環境省などが指定する絶滅危惧種であり、長野県の指定希少野生動植物でもあります。
安曇野市内のオオルリシジミは、農村の暮らしとともに生きてきましたが、生活様式の近代化などにより激減し、一時は絶滅したと考えられていました。再発見後は「安曇野オオルリシジミ保護対策会議」を中心に保護活動が行われ、現在は自然発生が続いています。
今回の指定では、「安曇野のオオルリシジミ」の価値と保護の方針を明確にするため、文化財の取扱マニュアルともいうべき保存活用計画を策定しました。今後も市民の皆さまと共に保護に取り組んでまいります。

また、関連イベントとして、自然観察会とシンポジウムを企画しています。
自然観察会は、5月21日(土)、国営アルプスあづみの公園堀金穂高地区で開催します。保護区内で乱舞するオオルリシジミを観察できる絶好の機会ですので、ぜひご参加ください。
シンポジウムは6月の開催を予定しています。5月18日発行の広報あづみの5月号にて詳細をお知らせします。

5.書籍『豊科の宝』の頒布について

このほど、安曇野市豊科郷土博物館に事務局をおく「安曇野市の歴史文化遺産の再発見事業実行委員会」では、豊科地域の歴史や自然、民俗等を紹介した書籍『豊科の宝』を刊行しました。
この書籍の刊行は、文化庁の文化芸術振興費補助金を活用しており、令和元年度に刊行した『明科の宝』、令和2年度の『穂高の宝』に次いで3冊目となります。市民の皆様に、自分たちが暮らすこの安曇野の文化や魅力を再認識していただきたいという趣旨で刊行しているシリーズです。今後残りの三郷地域、堀金地域についても順次作成する予定です。
この書籍は、本日4月20日(水)から市内の次の施設にて無料で配布いたします。豊科郷土博物館、穂高郷土資料館、貞享義民記念館、飯沼飛行士記念館、田淵行男記念館、文書館、豊科公民館、及び市内4か所の交流学習センター等です。なお、配付部数に限りがありますのでお早めにお求めください。また書籍の内容につきましては、安曇野市のホームページでもご覧いただけます。
よろしくお願いいたします。

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