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・令和4年5月23日(月曜日) 午後4時から
・本庁舎 共用会議室306
(1)市民との市政懇談会「ゆたかの飛耳長目」の実施について
(2)令和3年度一般会計補正予算(専決第2号)及び令和4年度一般会計(専決第1号)について
(3)令和4年度一般会計補正予算(第1号)について
(4)中小企業庁 角野長官による講演会について
(5)環境省「ウォータープロジェクト」参加企業コラボレーション企画「フロッシュ®」キャンペーン開催!
(6)令和4年「安曇野玉ねぎ祭り」の開催について
(7)土門拳記念館コレクション展「土門拳-肉眼を超えたレンズ―」の開催について
(8)「災害時等における宿泊施設の提供に関する協定」の締結について
市長定例記者会見資料(令和4年5月23日) [PDFファイル/4.28MB]
報道機関の皆様には、大変お忙しい中、定例記者会見にお集まりいただき、誠にありがとうございます。
さて、春の一大イベントとして開催されました「日展安曇野展」と「穂高神社式年遷宮祭と穂高人形ものがたり」ですが、「日展安曇野展」は、約13,000人、「穂高神社式年遷宮祭等」へは約120,000人と、期間中、多くの皆様にお越しいただき、盛況に終了することができました。
安曇野の文化、芸術を楽しんでいただけたのではないかと思います。
今後のイベントとしましては、6月5日(日)に3年ぶりの開催となる第8回信州安曇野ハーフマラソンまで、あと2週間余りとなりました。
ハーフマラソンの部6,034人、ファミリーランの部は344組750人のランナーの皆様をボランティア・沿道応援の皆様と共に、お迎えいたします。新型コロナウイルスの感染予防対策を十分に講じ、コロナ禍であっても安曇野らしい「おもてなし」ができるようさらに準備を進めてまいります。
また、こちらも3年ぶりとなる第38回安曇野明科あやめまつりが、6月18日(土)から19日(日)まで明科あやめ公園で開催されます。当日は、ミニコンサートや特産品の販売なども行われます。雄大な北アルプスを背景に咲くあやめ、ハナショウブをお楽しみください。詳しくは、広報5月号をご覧ください。
どちらのイベントも新緑の安曇野を存分に楽しんでいただければと思います。
この他のイベントの開催については、新型コロナウイルスの影響等考慮しつつ、随時発表させていただきますので、よろしくお願いいたします。
この度、私自身が直接、市民の皆さんの声を聴き、意見を交わす対話の場として、市政懇談会「ゆたかの飛耳長目」を実施いたします。就任からこれまで、諸団体との懇談や個人の皆様方からの書簡やメールなどを通じて、市政へのご意見を伺ってまいりました。また併せて、日頃、市民の皆さんに接する市の職員との懇談会を実施することで、提言を聞き取ってまいりました。
令和4年度につきましては、市内で活動する団体、友人・近所の皆さんなどのグループを対象とした対話の場「ゆたかの飛耳長目」を随時開催し、直接、皆さんのご提案やご意見をお聞きしたいと思います。
飛耳長目とは、よく見聞きする耳と目、遠くのものも、近くのものも、よく耳にし、観察することです。
情報力と言いますが、情報には「受信」と「発信」の双方があり、「発信」の方に目が行きがちですが、実は「受信」がとても大事だと考えています。「住んでよかった」と心から実感できる安曇野市を創るため、市民の皆さんから、様々なご提案をいただければありがたいです。
現在、市HPに申込書を掲載してございます。希望される皆さんは、申込書をご提出ください。よろしくお願いいたします。
お手元の資料、令和3年度一般会計補正予算(専決第2号)の概要をご覧ください。令和3年度の実績等を踏まえた歳入・歳出の整理を中心に、3月25日付けで実施しました。
続きまして、令和4年度一般会計補正予算(専決第1号)の概要の歳出の主な増額・減額項目をご覧ください。
まずは、物価高騰等に直面する低所得等の子育て世帯に対し実施する給付金であります。
児童一人あたり一律5万円を支給する国の「子育て世帯生活支援特別給付金」(1億412万円)と、安曇野市独自の児童一人あたり一律5万円を支給額に上乗せする「安曇野市子育て世帯生活支援特別給付金」(9,577万7千円)を合わせて1億9,989万7千円としています。
給付の対象となる主な方は、児童扶養手当を受給している低所得のひとり親世帯約1,000人及び、令和4年度の住民税の均等割りが非課税となる低所得の子育て世帯約900人を見込んでおります。
なお、現時点で支給要件が整っている、児童扶養手当を受給しているひとり親世帯の皆様に対し、6月の支給に向け準備を進めております。
それ以外の方についても、令和4年度の住民税の課税が確定する要件が整い次第、順次支給に向け、準備を進めてまいります。
次に三郷西部認定こども園建設事業の工程見直しに伴う年度間予算の再配分を目的とした専決補正予算を5月10日付けで実施いたしましたので、ご報告させていただきます。
今回の補正予算は、1億1,500万円を追加し、補正後の予算額を426億7,200万円とするもので、特に、新型コロナウイルス感染対策として実施すべき事業、その他対応を要する事業について予算化いたしました。
まず、新型コロナウイルス関連ですが、「新型コロナウイルス感染症生活困窮者自立支援金支給事業」では、本事業の支援期間が8月末まで延長されたことにより(1,096万5千円)の増額、また12~17歳が3回目接種の対象となったことにより「ワクチン予防接種事業」が(999万8千円)の増額です。
アフターコロナ対策としては、GW明けの観光需要の落ち込みを緩和するため、宿泊施設応援券の追加発行等を行う「安曇野ブランド情報発信事業」に(3,352万円)を計上しています。
また、「移住定住推進事業」として、先日安曇野市移住大使として任命させていただいた柔道家の篠原信一氏にご協力いただきながら、移住セミナー等のPR活動を一層推進するための費用(185万円)を計上しました。
更に農産物PR事業としては、「安曇野市の食材を使った和食コース事業」として「農業総務費」に(57万3千円)を、また「あずさマルシェ」を行う費用として「消費拡大対策事業」に(157万円)を計上しました。
あずさマルシェは、採れたての野菜などを特急あずさで運搬し、そのまま新宿駅で販売・PRするというものです。私自身も赴きまして店先に立ち、安曇野の農産物をアピールしてくる予定です。
その他については、
・平和都市宣言10周年記念事業にかかる予算
・ご当地ナンバーの導入に向けた予算
・空家の利活用を図るために新たな補助メニューを追
加するための予算
・信州歴史的まちなみフォーラム開催に向けた予算
・観光振興ビジョン策定に際しての、スイスで実施さ
れるアドベンチャー トラベル ワールド サミット
への職員等の視察研修予算
・建築資材高騰等により10分団消防詰所の建築費用を見直した予算
・堀金のマウンテンバイクコースに備え付ける、レンタル用バイクの購入予算
などを、計上しております。
6月7日(火)に経済産業省 中小企業庁 角野然生(なりお)長官をお招きし、市内企業向けの講演会を穂高会館講堂で開催します。
中小企業庁では、中小企業の育成や経営向上の実現を担っており、角野長官は関東経済産業局長を経て、令和3年7月から中小企業庁長官に着任され、中小企業支援に尽力されています。角野長官には「中小企業成長の可能性について」と題して、変化の激しい時代において中小企業が持続的に成長するための取組や考え方などについてお話いただきます。
講演の中では、事業継続計画やデジタルトランスフォーメーション、SDGsなどに関するお話もいただく予定ですので、市内企業の皆さまにとって今後の事業展開に役立つお話をお聞きいただけるものと考えています。
当日の講演時間は午後2時40分から約1時間の予定です。
事前の申し込みは不要ですので、講演をお聞きになりたい方は講演会当日に、直接、会場へお越しください。
国の取組や最新の情報等を入手していただく大変貴重な機会ですので、是非多くの市民の皆さまにご参加いただきたいと考えております。
環境省の「ウォータープロジェクト」参加企業である旭化成ホームプロダクツ株式会社様と、名水百選に選ばれている安曇野市、神奈川県秦野市の2市が連携し、昨年度に引き続き、自然環境に配慮した商品キャンペーンが実施されます。
今回、旭化成ホームプロダクツ株式会社様から提供いただいた食器用洗剤は、環境先進国ドイツ生まれの「フロッシュ」です。自然環境に配慮した商品特性として、使用後、自然界の微生物によって水と二酸化炭素に分解され、ほぼ100%が自然に還ります。この特性を、名水百選に選定されている2市がそれぞれキャンプ場において、日本の豊かな水資源の大切さと商品の魅力発信を図ります。
フロッシュを取り扱っている全国10,000店舗では、「安曇野の名水ミネラルウォーター」と「オリジナルデザインクオカード」が抽選で当たる応募キャンペーンが実施されます。全国の皆様に、水の郷「安曇野」と北アルプスの恵みである安曇野の水を知ってもらう機会として大いに期待しています。
安曇野市内においては、6月1日(水)から8月31日(水)までの間、「かじかの里公園(穂高北穂高2543-10)」キャンプ場利用者先着200組に、食器用洗剤「フロッシュ®」のサンプル(100ml)をプレゼントします。予定数に達し次第終了いたします。
令和4年「安曇野玉ねぎ祭り」の開催について、お知らせします。
本年は、6月18日(土)と19日(日)の2日間、安曇野市内の豊科・堀金・三郷・穂高の4地域における16会場で開催します。
令和2・3年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「直売会」として開催していましたので、「お祭り」としての開催は3年ぶりとなります。
玉ねぎの販売方法は、ネット袋詰めの直売と、お客様ご自身で収穫していただく収穫体験販売の2通りです。
価格は、いずれも税込み20kg2,000円、10kg1,000円です。この2日間の特別価格となっています。
なお、会場によっては、18日(土)のみ開催、また、直売のみ20kgか10kgの片方のみ取り扱いの会場があります。
各会場とも準備した玉ねぎが無くなり次第終了となります。
会場の詳細については、お手元の案内チラシをご覧いただくか、安曇野市ホームページにも掲載していますのでご確認ください。
一大産地の北海道で不作になっていることや、新型コロナの影響で輸入が滞っていることから、市場の玉ねぎ価格が高騰していますが、農業者さんの努力により、昨年とお値段据え置きのサービス価格となっています。
当日は、ご家族、ご近所お誘い合わせのうえ、お楽しみいただきたいと思います。
5月29日(日)から7月10日(日)まで、豊科近代美術館で土門拳記念館コレクション展「土門拳-肉眼を超えたレンズ―」を開催します。
本展覧会は、土門の作品を約140点展示する大規模な回顧展で、一般財団法人地域創造の助成を受け、全国4都市の美術館が実行委員会を組み開催します。安曇野市にて5月29日に総合開会式を行い、巡回展がスタートします。
土門拳は、強烈な個性とこだわりから、激動の昭和を独自の視線で切り取った写真家です。戦前から戦後の、社会・人・風俗などを撮影した作品は、その時代を象徴し、日本の写真文化にも多大な影響を与えました。
安曇野会場では、彫刻家 荻原守衛の作品を撮影したシリーズ20点も特別展示します。碌山の作品をどのように捉えているか、実際に比べてみると、土門拳の視線を深く感じることができるのではないでしょうか。
会期中には、特別講演会や撮影のワークショップなどの催しも行いますので、ぜひお出かけください。
この展覧会は、安曇野市で開催した後、福岡県直方市の直方谷尾美術館、島根県安来市の安来加納美術館、愛媛県八幡浜市の八幡浜市美術館に巡回します。
なお、田淵行男記念館においては、土門拳と同時代に自然写真分野で活躍した田淵行男の山岳写真傑作選を5月31日(火)より開催します。併せてご覧ください。
この度、市内にある宿泊施設(ホテル・旅館)の6者の協力を得て、大雨・台風などの際に、避難場所として各宿泊施設の客室を提供していただく内容の協定を締結することになりましたので、ご報告いたします。
今回の協定は、災害発生の恐れまたは、災害が発生した場合に、居住地要件と対象者要件を満たす避難行動要支援者の皆様が、市内の宿泊施設(ホテル・旅館)に避難いただくことが可能になります。避難行動要支援者を対象にしていますので、その支援者1名も対象となります。また、市がその宿泊費の一部を一人につき5,000円を負担するということでございます。
私の公約である安心・安全なまちづくりの中で、「災害時の避難場所の確保」を掲げています。今回の協定は、その第一弾であり、協定の趣旨に賛同いただきました宿泊施設の皆様には、改めて感謝申し上げたいと思います。今後もこうした取り組みを市内のほかの宿泊施設にご説明しながら、賛同いただける施設を拡大するとともに、災害への備えに万全を期してまいりたいと思います。
協定書締結式は、令和4年6月3日(金)に市役所3階会議室301にて行いますので、ぜひ取材をお願いいたします。
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