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令和6年度広島平和記念式典参加事業 成果発表会・意見交換会を開催しました
安曇野市は、安曇野市平和都市宣言に係る事業として、過去に起きた戦争の悲惨さを実際に見る機会を通じ、平和について学び、考え、行動するなど、平和意識の高揚を図ることを目的に、市の将来を担う中学生による広島平和記念式典参加事業を実施しています。
本年度も、平和学習としての事業内容の一層の充実や、若い世代への波及効果を高めるため、松本大学の平和学習サークル「平和創造研究会」の皆様と連携し本事業を実施しました。
参加した中学生は、本事業参加にあたり学習テーマを設定し、大学生のサポートを受けながら、学習会を行い、平和の尊さや戦争の悲惨さについて学び、自分達に何ができるのかを考え、平和学習の成果をまとめました。
9月14日の平和学習成果発表会・意見交換会では各グループが2ヶ月間の成果を発表し、意見交換をしました。最後に、当時被爆した子どもたちが書いた詩を朗読し、平和への思いを発信しました。
平和学習事業成果発表会・意見交換会の概要は以下のとおりです。
平和学習成果発表会・意見交換会の概要
開催日時
令和6年9月14日(土曜日)午後3時から午後4時
会場
安曇野市役所本庁舎 4階 大会議室
発表者
広島平和記念式典に参加した市内中学生 14人
松本大学 平和学習サークル「平和創造研究会」所属学生 3人
発表内容
中学生と大学生が3グループに分かれ、グループ毎に学習の成果を発表しました。
各グループの発表テーマは以下のとおりです。
1班 「アメリカから見た原爆投下」
2班 「アメリカ側から見た原爆投下」
3班 「世界から見た原爆投下とその後の取り組み」
発表会の様子
1班
2班
3班
各班の発表では、8月5日(月曜日)6日(火曜日)に訪れた広島での見学で、印象に残った事柄が写真を交えて紹介されました。
中学生から述べられた「これから伝えていきたいこと」「平和のために自分にできること」について一部を紹介します。
「友達や家族に広島で起きた事実を話して二度とあの8月6日のようなことが起きないように願いたい。」(1班の発表より)
「学校で行った平和学習とはまた違う、実際に参加して学べたことも多くあり、貴重な経験となった。」(2班の発表より)
「その時に広島で起きたこと、被爆した方々の実体験の話を自分の心に留めておくだけではなく、多くの人々に伝えていくことがとても大切だと思った。」(3班の発表より)
意見交換会の様子
これまでの学習会、広島での様子
第1回学習会(7月4日(木曜日))
広島平和記念式典(8月5日(月曜日)6日(火曜日))
第2回学習会(8月17日(土曜日))
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